新潟市の県立図書館のエントランスホールでは、現在、セピア色の古い写真が大きく引き伸ばされて、展示されている。
写真の解説を見ると撮影者は、中俣正義氏だ。中俣氏の写真を見ると、いつも昭和の懐かしい風景を思い出し、ノスタルジーを感じる。
中俣氏が撮影した戦後の新潟市や魚沼地方の写真は、いろいろなところで展示されていて、どういう人なのか気になっていた。
今回、中俣氏について、かなり詳しく解説されていて、長年の疑問が解けた。
六日町出身、戦後復員し、県の観光課に所属。彼は、公務員だったのか。ちょっと意外。
1947年から1985年まで、新潟の生活の文化を記録し続けたとのこと。
公務員なのに、写真で多くのすばらしい作品を残し、没後も、新たに注目される。なかなか立派な人だと思う。
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