MC68000 Maniacs!
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ご存知のように SE/30は非常に拡張性に優れたマシンであるため,中古市場ながら現在でも非常に人気が高く,様々な拡張アイテムも多数流通しています。SE/30ユーザーならば,CPUアクセラレータやビデオカード投装着はもちろん,大容量メモリ,大容量HDDの投入を考えるのは,もはや当然の事だと思っても過言ではないでしょう。

しかし,CPUアクセラレータとビデオカードのダブル装着(030PDSの分岐が必要)や,ギガバイトクラスのHDD投入などを実施した場合,SE/30標準搭載電源の容量不足と言う問題が浮上してきます。

SE/30標準搭載電源の容量は約75W。

電源容量が不足してくると,不意のハングアップや爆弾攻撃に加え,突如として再起動する症状も見られる場合があり,折角強化した環境を満足に楽しめない状況に陥ってしまう事が懸念される訳です。

そこで,SE/30の電源容量強化を実施する事にしました。

今回は「ARTMIX.COM」にて数量限定にて販売している「SE/30用強化電源2004年モデル」を使用します。この製品は,標準電源と同形状の筐体に200Wの電源装置が搭載されており,アナログボードへの接続コネクタ以外にも,HDD等のへの接続コネクタが電源装置から直接供給されているのが特徴です。

この強化電源装置を標準電源装置とそっくり入れ換えてしまうだけなので作業的には難しくありませんが,アナログボードの取り外しに伴い,ブラウン管に直接接続されている,チューブコネクタやアノードコネクタなど,高電圧個所のコネクタ脱着が発生するため,感電などの事故が発生しないよう「十分な放電」を怠らないようにして下さい。(この作業はあくまでも「自己責任」の範囲で実施して下さい。この作業によって発生した事故については,筆者側は一切関知致しません。)

SE/30の分解方法は「SE/30の完全分解方法!」にて詳しく解説されています。

自分的にはSE/30強化の上で絶対必須のアイテムだと思っています。
強化したSE/30を標準電源で使用している方には絶対お薦めです。(≧∇≦)

ちなみに,SONY製電源の場合,電源装置内部に電圧調整ボリュームが配置されており,これをドライバー等で調整する事で若干の電圧上昇を得る事ができるようですが,電源をばらさなくてはいけませんし,なんとなく「不具合」を引き起こしそうな気がしませんか?あくまでも調整程度のパワーしか稼げないので,手段的には手軽ですがお薦めはしません。


【関連リンク】

 ・ARTMIX.COM ・・・ 強化電源の情報など
 ・SE/30の完全分解方法! ・・・ SE/30の完全分解方法の紹介


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