MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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10年程前,パソコンと楽器をつなぎ自動演奏で音楽を奏でる行為を「デスクトップミュージック(DTM)」と呼んで流行った時期がありました。現在でこそ,Macintoshや WindowsPC向けの高性能なシーケンスソフトや,MIDI音源装置などが充実しており,かなり高品位な音楽環境を構築する事ができますが,その当時は DTMの黎明期であり,各種アイテムの選択肢はそれ程豊富なわけではありませんでした。

DTM用の音源として黎明期を引っ張った代表格は「Roland MT-32」でしょう。MIDI信号を複数チャネル同時に受信し同時に制御・発音させる「マルチティンバ音源」であり,当時としてはまだ「特殊」なステータスでもあった事から,DTM関係の各方面にて随分と取り上げられていた記憶があります。

自分は,X68000 PROに MIDIインタフェイスボード(CZ-6BM1)を装着し,Roland MT-32を組み合わせた DTM環境に,SHARP純正ソフトウェアの「MUSIC PRO 68K MIDI」や,「MUSICSTUDIO PRO 68K」を組み合わせて使用していました。X68000の場合,様々なゲームソフトが MIDI演奏に対応していた関係もあり,DTM環境構築には結構な恩恵がありました。

また,今はなき「マイコンBASICマガジン」誌上に掲載された,Macintosh SEに Cakawalkを導入した環境のかっこよさに感化されてしまい,手持ちの Macintosh ClassicIIに,MIDIインタフェイス(A9M0103)を装着した DTM環境も同時に構築。MIDIシーケンスソフトの「Ballade」を放り込んで使用していた事もあります。

現在は,キーボードやミキサー等の楽器類の中にコンパクトマックを設置するのが,かなりレトロチックな雰囲気でカッコイイと個人的に陶酔中(笑)。Roland Juno-106や,YAMAHA DX-7等のヴィンテージ楽器をコントロール配下に置いては喜んだりしています。レトロスタイル重視でクオリティは無視ですね(笑)。正直,鍵盤を弾く事はあっても自動演奏させることは無いのですが。(≧∇≦)

X68000,Macintoshともに,MIDIインタフェイスの規格が古いので最新の楽器類をコントロールするのは難しそうですが,Roland MT-32も生きているので,どうせなら当時の DTM環境を復活させるのも良いかなと考えています。

※2004/10/25 Roland MT-32環境を復活させました。

(2004/10/26修正)


【関連リンク】

 ・マイコンBASICマガジン ・・・ マイコンBASICマガジンの情報など


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