銀城歌劇団楽屋日記

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寿記3・29~4・1-四月馬鹿と義理人情-

2011年04月02日 21時38分53秒 | 今井寿ブログ
ども。昨日の寿記では先生の本気ともつかぬホラ話に騙されたファンがWeb上で続出したみたいですね。私は他の人のブログで知った後、寿記の方をチェックしたのでさほど大きなショックは受けませんでしたが(チェックした際のページが寿々に登場した髑髏ちゃんの弁解の所からだったし)

確かに・・・・全てカタカナで表記されたあの文面を読むと休止中に5人に何か問題が起こって、今井先生はやりきれない怒りと悲しさを表現したくてブログにあの様に書いた風に取れるよね(カタカナの冷たい字面って、ひらがなより恐怖を感じるし)

まぁ、火の無い所に煙は立たないと言いますかここ数年5人バラバラのソロ活動が増えたり寿記にB-Tメンバー以外の出入りが増えたみたいな事があったら(あと、某巨大掲示板の噂版で不仲スレが立っていたら)アノ記事を読んで半泣きになっていたと思いますけど、彼らに限って言えばそんな心配は無いと信じていますけどね

さてさて、相変わらず更新が続いている寿記ですが東日本大震災以降の、世の中の動きを意識した内容の記事に関しては励まされたり勇気付けられるファンもいる一方で

「震災の件がしつこい」

「お腹いっぱい」

「ご自身が広告塔になって頑張る必要はないと思う」

と非難するメールも多数寄せられているみたいですね

・・・・実は私も震災直後にあっちゃん(櫻井敦司)が某募金にすぐコメントを寄こしたり今井先生が支援や節電を積極的に呼びかけた事に対してちょっと違和感を持っていた部分もあるし、彼らがいきなり「いい人」になってしまった事に対して文句を言うファンの気持ちも解るのですよね

個人的にBUCK-TICKが音楽業界で高く評価されているのって、一度も解散・メンバーチェンジせずにバンドが25年近く続いている事もさることながら一番のキモは、

不特定多数の人が決して共感するとは思えない個人の内面を徹底的に突き詰めた歌詞や、それこそ●Cの道徳的な内容のおしつけがましい励ましやありがちな心情の吐露を歌った昨今のJポップとは正反対の、マイナスの感情や暗黒の世界を賛美する独自の世界観が熱狂的な支持を得て毎回CDがオリコンにチャートインしている事だと思うのです。

そして、そんなB-Tの楽曲を支持するのは大抵アンチJポップの音楽ファンであり、だからこそ彼らとしては世間に媚びず、ウケを狙わず、干渉せずに活動してきたバンドがいきなり「魔王」や「宇宙人」の仮面を棄て、浪花節的な行動に走ってしまった事に違和感を感じたのだと思うのですよね

一応、BUCK-TICKの曲にも世の中を憂い、平和をストレートに訴える楽曲はいくつかあるが(「極東より愛を込めて」、「REVOLVER」、「楽園」など)これらは一回「楽曲」と言うフィルターを通して一つのフィクションとして成立しているからメッセージは素直に伝わるがおしつけがましくは無いと言いますか、やっぱりB-Tの孤高な所を支持してきた人達的には安易に情に突っ走らない、もっと別な方法で震災の支援をして欲しかったのが真意だったんじゃないかなぁ・・・・(例えば友人のミュージシャンとかのブログやツイッターで

「そう言えばB-Tの今井さんが義援金にポケットマネーで○万円寄付したんだって。スゲーな」

みたいにさりげなく語られてファンに伝わるとか)

だけど、今の私は「人間的」な彼らの行動も支持したいと思う
コメント
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