隣の課の原田が幹事の手助けをしてくれる…と、名乗り出てくれた。
苦手な幹事…、とにかく、助かる…。
しかも原田とは、好きなゲームも一緒で、話しもあうから、気兼ねしなくていいし。
「早速、今日の帰りに店を探そう。人数が多いから、大変かも」
「ありがとうございます」
数軒まわって、ほどよい店を見つけた。
「ついでに、ちょっと飲んでく?」
「そうですね。」
ついで…という割には、長居をしてしまった。
また、ゲームの話題であっという間だ。
「また、飲もうね」
「あ…はい…」
「あ、そうか、彼氏いるんだよね。まずいよね」
「あ、大丈夫です。あまりそういうことを気にしないので」
「そうなんだ」