さらにある朝、再びゴミが戻って来た。
「え?💦また?!」
きちんと分別していたはずなのに、納得いかなかった。
安子は、そのまま隣りの宮本を訪ねた。
「はい?」
「ゴミ、また戻って来てましたが…、また何か問題でもありましたか?」
穏健派の安子も少し強気の声色だった。
「さぁ…」
「さぁ…って、宮本さんじゃないんですか?」
「違いますよ。」
それだけ言うと、宮本さんは扉を閉めた。
…え?それだけ?
前回と一緒だし!宮本さん以外に無いじゃない!
腹が立って仕方無かった。
やむを得ず、次のゴミの日までベランダに保管した。