本当に海に向かっているの…?
私も、子供心にとても不安になってきたころ。。。
突然。。。
「この少し先の大きな木のある神社を左に曲がると町があるよ!」
…と私。
「おぅ、そうか、ありがとう…って、なんでお前が知ってるんだ?あてずっぽうな事言うな!」
…と、見事な乗り突っ込み!
「参ったなぁ…」
さっきから、ため息ばかりの従兄弟。
「あっ!あれ?」
「どうした?」
唐突な声に、半分居眠りしていた父も起きた。
「……本当だ…神社がある💦」
従兄弟は、半信半疑…と言うか、迷ったついでのヤケクソ&遊び半分で、左折してみたら、私の予言(?)通りの神社を発見した。
しかし、その後に見えてくるハズの町なんて無い…。
「あとは…町か…?……大きな木のある神社を左に曲がると町がある……んだよな…。」
しばらく車を走らせたが、町は見えてこない。
「ほら~、町なんて無いだろ~!」
私のあてずっぽうの預言が外れてた事に従兄弟は得意げだ。
私も、しっかりと窓の外を見つめているが、確かに…民家なんて見当たらない。
「あれ?あれ?!」
引き返そうとして減速したところに、小さい店や民家を見つける。
さらに民家が増え、いよいよ町が現れた。
「町だ…」
と従兄弟。
つづく。。。
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