遊asobu☆による保育士向上委員会

子育て中の方や、これからの保育士の方々のためになる、発達や保育ブログ、他バドミントン練習日記など。

いじめ解消の難しさはどこにある?!

2024年10月06日 | 保育士の向上

こんにちは☺ 

いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、ありがとうございます!



今回は、不登校の小中学生は30万人に迫る 全国の小中高校と特別支援学校で2022年度に認知されたいじめ件数が前年度から1割増の68万1948件に上り、過去最多となったことが3日、文部科学省の問題行動・不登校調査でわかった。

というニュースから、いじめを解消する方法について、私なりに考えてみたいと思います。



いじめって集団になるからたちが悪くなるって思うんだけど、





誰かひとりがこの子をいじめよう!となった際に、、





『そんなの面白くないし、やらない!』とか、




そんなことよりも、こっちのほうが面白いじゃん!って、





同調しない方が多数になれば成立しないって思うんだけど、





そうならないっていう、、





外国では、個人個人の人格がはっきり自立してて、





反対意見が出て、いじめが成立しにくい国もあるらしいんだけども、





そうならないのはなぜなのか?





おそらくだけど、保育や教育で、人と同じように行動できるようになるとか、





集団で、一緒に何かができるようになるってことが最終目標になっていて、





それが社会人として、必要なスキルなんだよ!って強く教えられるからじゃないかって。





それに子育てでも、





あまり目立たないようにとか、





はみ出さず、人に迷惑をかけないで、





みんなと同じように行動できるようになるってことが、





ある意味でのゴール!に設定されているからなのかもって、、





それが意識的であっても無意識であってもね。





ある意味では、コロナ禍なんかで見られる、集団行動や高い自制心にもなっていて、

 

 

それも一部正解なんだろうけども、





行き過ぎると異質なものを認めない!ってことにもなって、、





出る杭は打たれる的な。





同調圧力が強く、





人と違う意見を言うと、叩かれるという、






それがまた、いじめられる対象になるって悪循環があって、





これは負のスパイラル状態じゃないかって、、





同じ方向に向けるということが当然なことで、





それができないとはじかれるというようなことは、





過去にも大変な事件がありましたが、




障害のある人などが、当たり前のように社会の中で生活していくことが難しくなったりで、

 

〈参考:障害のある人が居ない社会は本当にいい社会なのか?!〉

 

 

【保育のねらい(特別支援)】障がいのある人が居ない社会は本当にいい社会なのか?

障害のある人が居ない社会の方が本当にいい社会なのかを考えてみました。

子どものみかた

 

 




それもそういう保育や教育、子育てから来てるんじゃないかって思ったり、





でもそんな教育が、組織としての強みになってこの国を発展させてきたところがあるんだろうけど、





それは逆に言うと、個人は犠牲にされてきたってことで、





なので、いまだに過労病やいじめ自殺があるんだろうしで、、





これはもう、用意ドン!で





一斉に人と違っていい!からの違っていて当然!とならないと、





なくならないってことで。





そう考えると、





現状の保育や教育環境の元では、とても難しいなってあらためて思ったり、、、





また、いじめる側の背景を考えてみると、





過去の育ちから、自分自身に満たされていないところがあるんだろうって思うし、





それをいじめの対象を見つけることで、





自分の存在価値を自分でも周囲にも認めてもらおうとしているところがあるように思えるし、





いわば、自己評価の低さからくるんだろうなって、、





もし、もっと自分を受け入れてくれたり、共感してくれたりしながら育っていたら、





自分のみで自分の存在は、自分の中で完結していて、





誰かを使って自分の存在をアピールする必要なんてないんだろうって、





そう思ったら、保育や教育でもっともっと大切にしないといけないことは、





個々の自己評価を上げて、





他人を尊重する!ってことになるのかなって思って、





それがいじめ解消のために、遠回りのようで実は一番近道なのかなって。



「24時間子供SOSダイヤル」について:文部科学省

 





〈参考:基本的信頼 困ったら助けて!と言えるようになるまでに必要なこととは?!〉

 

 

【保育のねらい(基本的信頼)】『手伝って!』と言えるようになる前に必要なこととは?

人を頼ることが出来るための条件について考えてみました。

子どものみかた

 

 




最後まで、いじめ解消の難しさはどこにある?!をお読みいただき、誠にありがとうございました!

もしご意見、ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しい限りです!!