この仕事に一区切りをつけたので、総括をしておこうかなと…
一番感じたのは、スタッフの育成の問題
児童福祉や障害者福祉の視点がない人(一般の人とも言える)を一人前の療育の支援員にしようと思うと、物凄く大変だということ
元々特に保育や福祉がしたいわけではなく、『私、俺にも出来そう』と思う程度の気持ちで入ってくるスタッフは、なかなか保育や療育経験者の話を尊重して聞く耳を素直に持てない 社会経験が豊富であればあるほど… 自分の子育て経験や民間企業での経験を持ち出して、それが全てのような考え方になってしまうので、子どもと関わるスキルがなかなか上がらない
自分の子どもと他人様の子どもの支援は別ってこともあるし、特に療育は一般的な保育でもないし、子育て経験が通用しない部分も大きい
重度の障害のある子どもの支援に対しては、支援方法を細かく説明しても、『そんなの意味が無い、やってもわからないだろう、支援するには大変すぎる』という考え方 また、軽度の例えば自閉症スペクトラムの子どもに対しては、『わがままだ、しつけがなっていない、厳しくしないからだ』もしくは『愛情不足、愛着不足』という考え方 特にいろんな意味で手のかかる子どもに対しては、休んでくれた方がよい、辞めてくれた方がよいという考え方であったり、、
子どものために、手間隙をかけるのが、煩わしい!って考え方の人達が中心になってしまうとどうしようもないってこと
このような心根の持ち主が中心になると、まともな療育はできないってこと!
これらのなんやかんやも、元はとすれば、やっぱりすべて責任者の私の力不足ってことなんだけど
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