こんにちは☺ 保育士の地位と自分も委員となって保育の向上がしたい!保育士向上委員会ブログです。
学校では山梨で実験的に25人学級が試されています。
クラスの人数と教育向上の関係を調査しているようです。
少しずつですが、学校教育も改革されているようです。
予算はまだまだ少ないでしょうが。
翻って保育所ですが、
子どもと保育士の数と保育の質の関係を調査しようという動きすらないようです。。
76年前から変わらない基準って、禁忌事項なのかな?!
保育所の保育者の多くが疑問に思っています。
はたしてこの体制で子どもに必要な支援が出来ているのか?!って。
それでも日々出来る限りのことをしています。
それこそ自分の身を削って。
子どもに必要なことをしよう!と自分の身を削って支援していますが、
自分の身を削らなくちゃ!と思えるほど、今の児童福祉施設最低基準の体制では、子どもの支援が不足なのです。
学校では小学校2年生で25人学級を試している段階なのに、
保育所では、3歳児20人、4歳以上30人の子どもに保育士1人という基準です。
アレ?!数字が逆じゃないって思いますよね。
おそらくですが、
先ほども申しましたが、
最低基準をいじることは禁忌事項になっていると思われます。
来年度から(2024年)ようやく、もし30人を25人クラスにされる場合は、加算をします!となりました。
それだけ?!
結局、4歳以上は30人クラスで変わらず保育をしてもいいのは変わりません。
それでなくても保育士不足といわれ、年二回の保育士試験に改革され(改悪?!)、新人保育士でそれを補っているのに、基準を改めてしまうと、さらに保育所が基準を満たすのが難しくなりますが、待遇や仕事量など、根本問題を解決しないといけないのでしょうね、、
その裏には、保護者がいくらでも働ける環境にしておきたいという目的がある?!
また、財務省の意向から、保育コストは安いままに抑えておきたいこともあったり。
子どものためというよりも。
保育士が足りず、基準を満たさないからといって、保育所を閉められたら困りますもんね。
こども家庭庁だけの問題ではなくなりますしね!
子どもの親や労働者が、子どものために休める環境なら特に問題ないと思われますが、、
でも、子どもを抱えている若いご家族は生活が苦しい方も多く、給料保障のない状態で仕事が出来ないのは、あまり望まないでしょう。
先日、幼児教育義務化のお話をしましたが、
もしかしたら、義務化されることで保育士もその中に組み込まれ、保育士の待遇が良くなる可能性はあると思います。
保育士が幼稚園教諭の待遇に引っ張られる形で。
義務化によって、例えば3歳から5歳まで延長保育が廃止され、働き方改革によって降園時間には保護者は退勤をして、子どものお迎えに行ける!みたいな社会になったら、子どもの利益はとても大きくなるかもしれませんね。
幼児教育の内容は、机上の教育に偏らないように、慎重に考えてほしいですが。
また、保育体制も幼稚園に引っ張られる形で、少しは改善されるかもしれません。
保育所は外圧による改革しか道はないのか。
何とも寂しい限りです。
ご意見などございましたらコメントで頂けたら、とても嬉しいです。
〈国際的にも異常な基準の保育士配置基準を今すぐ改正しないといけない理由〉
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