ちょっと昔の記事なのですが、検索でよくアクセスして頂く内容があり、久々に自分でも目を通してみました。
検索ではワイヤー関係のものが多く、ハンガーと紫陽花はちょこちょこお越し頂いており、素人の思い付きばかりで恐縮しつつも、丁度今は紫陽花の素敵な季節
ご自分で紫陽花を作ってみよう!という方がいらっしゃるということに内心ほっこりしました。
そこではたと気が付きました。
果たして以前書いたあの記事達は、実際に作って頂く際にお役に立てているのだろうか…?と…
(寧ろ実際に試作して下さった方はいらっしゃるのだろうか?と…)
私も久しく製作していなかった為、これは思い立ったら吉日とばかりに、検証すべく、自分で書いた記事を基に改めて紫陽花を作ってみることにしました
因みに以前書いた記事は2016年()のこちら
(内部リンクが以前使用していたヤプログ(既にサービス終了)のままである為、クリックしても飛べません…メンテすべきか悩みますね…)
それでは気を取り直しまして、いざ検証。
先ずは前回(既に5年前ですが…)と同様に手帳の方眼紙ページ(5mm方眼) に紫陽花の単純な絵を描きます。
余談ですが手帳も当時と変わらず高橋書店さんです
とりあえず大きさ違いを3つ書いてみました。
前回は、この中でも一番大きい3cm * 3cmを製作していましたが、今回は中くらいの2cm * 2cmを製作したいと思います。
使用した材料は、前回の100Yenショップのアルミ1mmからランクアップし、Artistic Wireのティンカッパー#28(0.64mm)使用。
こちらはアメリカのメーカーさんのワイヤーで、ティンカッパーは芯に銅を使用し、錫メッキ(だからTin(錫) Copper(銅))。
手元にはありませんが同メーカーのノンターニッシュゴールドとシルバーは、少し高額ではあるものの芯に真鍮、メッキに本物のゴールド、シルバーを使用しているとのことなので人気があるようです。
ゴールド、シルバー共にエナメルで表面がコーティングされていますがシルバーに関してはコーティングが剥がれてしまうと黒ずみますので、取り扱いには注意が必要です。
さてさて、少し話が脱線致しましたが、
引き続き過去の自分の言葉に従って、ぐいぐい曲げていきます。
2枚目の萼(ガク)まで曲げたところです。
下絵に合わせて…で、ちょっとしまったと感じたことは、前回のアルミと違い今回のArtistic Wireは細いもののかなり硬めだということ。
下絵の曲げるポイントより、少し手前を平ヤットコで掴んで曲げないと、大幅に逸脱します...
やはり初めて挑戦される方は、少し柔らかいワイヤーをお勧めします。
…その後、一回り大きくなってしまいそうなワイヤーと格闘し、どうにかこうにか完成しましたのがこちら。
久々に製作しましたが、どうにか形になったので良かったです。
ワイヤーの長さ自体は今回の2cm*2cmだと30cmは長すぎるので、25cm程度で大丈夫かと思います。
作ったものを並べてちょっと満足…
私が作成したものは、そこそこ強度があるワイヤーの紫陽花なので、もう少し大きい物でも作成可能です。
ただ、ディップアートやマニキュアフラワーといったその後の加工をする場合には、あまり大きいと膜を張るのが大変になってきてしまいそうなので、細いワイヤーで小さめのものを作成することをお勧めします。
(しかも紫陽花は数が必要なので、この作り方だと手毬咲きを製作する場合には時間が掛かります)
でも、ちょっと額の部分にレジンで色を入れてみたいな…という気持ちも出てきましたので、マスキングテープを使用して挑戦してみようと思います。
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