がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

東北関東大震災 (ひ)

2011-03-14 00:09:04 | 311
「東北関東大震災」といったり、「東日本大震災」や「東日本巨大地震」「東北関東大地震」・・・
メディアは独自主張はおいといて、早いとこ名称統一すべきところ何考えているんでしょう?!

身内の安否確認とか、すがる思いで情報発信を待っている方々が大勢いる。
ネットで検索してもそれぞれでヒットする記事が違うんだから、検索するほうも大変だ。

3日目にもなると現地入りした取材班がリポートを始める・・・それはそれで否定しないが、
今この現状で、身内とはぐれている被災者に言葉を求めるのが現地リポートだろうか?
被災地近くにいた地元出身芸能人の、
「ひたすら流す災害時映像のリピートより、被災地の人々を映してあげて」
という主旨の発言を耳にしたように思う。
電話もままならぬ状況の中で、探し人を映像の中に見つけられれば・・・との思いのようだ。
しかしスタジオにいる司会者はそんな言葉には当然、いっさい反応しない。
数字(視聴率)に繋がる放送が第1だから、
スペクタクルな映像が良いに決まっていると思い込んでいるかのよう。
被災者が大勢いようが、全国の視聴者のほうが多いのだから、
傍観者に向けた「見せ物映像」のほうが数字がとれるという理屈らしい。

不愉快になってチャンネルを替えた。


計画停電も実施されることだし、ここいらでいろいろなこと、
一度深呼吸して考え直してみてはいかがであろうか・・・

見せ物報道しか能のないメディアのありかた、
権力の維持・奪取しか頭にない政治家のありかた・・・
今まで彼等が「絶対」と信仰していたもの(もしくはそうとタタキ込まれてきた業界神話)なんか、
自然の脅威のまえに一瞬で吹き飛んでしまったはずだ!


地球温暖化対策への頭の切り替えだってできるかもしれないじゃない。こんなときこそ!
日本の文化は常に「おかみ」をリードしてきたんだ。
なんだけど、今はメディアと政治家が先頭切って日本をどんどんダメにしているからな・・・


写真左は「この建物は、震度7でも大丈夫な設計になっています。」と
金曜の午後に館内放送していた霞ヶ関のとある官庁ビルの階段室。
ササラに接している壁の板材(せっこうボード)は結構くずれていた。まぁこの程度はしゃぁない。

写真右は都内のとあるビルの増築部をジョイントしている梁。ちょっと怖いですね。

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