がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

こんなときなのに・・・ (ひ)

2011-03-17 12:34:37 | なんだかなぁ
被災地に本拠を構えるパ・リーグのプロ野球の球団がある。
当然一週間後に開幕なんて迎えられない。
それでも仮拠点を神戸にして、頑張る準備を進めているようだ。

だ、だが、誰がみてもプロ野球どころではないこの状況の中で、セ・リーグは・・・
ある球団を私物と勘違いしていて、プロ野球組織自体を意のままにしたがっているあの人が、
強引に開幕させちゃうようです。
それも戦後の復興時期とダブらせて正当化しようとして・・・(なんという時代錯誤! 現実に盲目!)
自分の(?)球団(選手は所詮コマだから、選手家族の被災とかといったプライベートは無視)の、
金儲け優先と、優勝のチャンスを少しでも多くしておきたいためのようだ。
こんな国家・国民的非常事態なんだから、開幕するにしたって試合総数とか、日程、
ペナントレースの条件自体イレギュラーに対応したっていいんじゃないでしょうかね?

今更のシステム・スケジュール変更は確かに大変だろう。でも「試合数が減れば収益が落ちる」、
「クライマックス・シリーズがなくなれば日本シリーズへの出場チャンスが減る」
(最近の某球団はかつての強さがないから、まず3位以内になればというシステム導入)
という自己都合、自分の(?)球団は被災していないといからと強行を主張するのはいかがなものか?
本来部外者、発言の立場にいないのに、
「絶対に25日に開幕させる! パ・リーグがいやだというなら勝手にしろ!」と言ったとか・・・

情けない、憤りを感じるのは、取り巻きやプロ野球組織が一人のわがままを容認してしまう実態。
普通いわゆる業界の「ドン」といわれる人物でも、このような身勝手発言は、
メディアに叩かれたりするものだ。
ところがこの「ドン」はなぜかメディアを牛耳っているので叩かれることがない!
日本のメディアが不健康な要因に彼の存在がある、と思っている。


今後の電力不足は、4月いっぱいの「計画停電」はおろか、夏場の需要に耐えられないでしょう。
やるなら全てディゲームでやってくれ! 「計画停電」が継続実施なら(現地上波での)TV中継も不要。
ましてやナイトゲームのTV中継なんかもってのほかだ!!

                    

某球団の方針は「勝ちさえすればいい、勝つためには手段を選ばない」だ。
今までファンの方々も、彼の方針に声を大にして異を唱えない傾向はあったと思う。
でも今回の事態では冷静な対応を望むところです。
それは彼のわがままを後押ししてきたのは、取り巻きの「イエスマン連中」と、
「彼の(?)球団ファン」くらいで、「プロ野球ファン」が賛同してきたわけでないでしょうから。
「彼の(?)球団ファン」が、彼よりはるかに冷静な判断力を持ち合わせていることを立証すれば、
メディアも(読売系以外)もう少し健全な報道をするように成長できるかもしれないじゃん。
スポーツファンが日本のメディアと政治(彼は政治にも口を出すから)を健全化させるかもしれない!
おおっ、スケールの大きな話になってしまった。

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