グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

大切な子供を危険な韓国へ送り込む汚い大人達

2012-09-25 00:00:42 | 教育

なんと、この時期に、態々馬鹿韓国へ子供達を送り出そうとする汚い大人達がいるのである。新潟県立新潟中央高等学校と言う高校なのだが、通訳も、お目付け役もなく、子供達(男子5名:女子:338名)だけで、一般家庭に上がって、食事をしろとの事。日本の「田舎に泊まろう」をやろうとしているのかもしれないが、日本の家だって、カメラ無しだったら、どうなるのか?まして、反日国家で、竹島を占領し、レイプが国技の言葉も通じない韓国。


何が起こるか判らない家に、上がらせて、相手が男だらけだったら、どうするのか?何かあったら、どのように責任を取るのか!いや、そんな責任より、そうならないようにするのが大人の役割だ!


どうしても行くのなら、そんな危険な行為を止めて、安全に円滑に、生徒に土下座や強制をせず、一般の旅行と同じようにするか、旅行先を変更するのが、当たり前の事だ。もしもが、無いようにするのが、大人の役割なのだ。


ご両親と生徒さんは、共闘して、なんとしても、抗議するべきである。そして、教育委員会と国会議員なども巻き込んで、断固危険行為を阻止して下さい。


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9/24 何の罰ゲームだ!馬鹿韓国の一般家庭に生徒だけで行かせる暴挙(J-CASTニュースより)



竹島の領有権問題などで強い反日感情が韓国にまん延している今、韓国旅行をキャンセルするという日本人が増えている。そんな中、韓国への修学旅行を決行する高校がある。生徒や保護者からは、少なからず心配の声が上がっているようだ。


   2012年9月11日、2ちゃんねるに、新潟県立新潟中央高等学校の生徒と見られる人物が「韓国修学旅行に行きたくない」と書き込んだ。


   生徒や保護者から提供された情報によると、旅行期間は10月16日から19日の3泊4日。旅行の内容は、「6、7人の班行動でソウル市内の一般家庭で食事をご馳走になる」「通訳も大人の付き添いもなく一般家庭に高校生だけでお邪魔する」というものらしい。


   新潟中央高校は元女子高で、修学旅行に行く2年生は男子5人に対し女子338人だ。そうした事情もあり、旅行の内容を見た2ちゃんねらーは「性犯罪の多い韓国に、女子の多い学校が修学旅行に行くのはどうなのか」「日韓関係の悪化している時期に旅行に行くなんて…」などと疑問の声を上げている。


   新潟中央高校に問い合わせたところ、生徒が一般家庭を訪問する「ホームビジット」という企画は確かに行う予定だという。訪問する家は韓国政府の公的な部局に紹介してもらったもので、それぞれのグループに携帯電話を持たせる、訪問先の人に生徒の宿泊先から送迎してもらう、引率の教員が各家庭を巡回するということで安全対策を取るとしている。


   (中略)


ツイッターでは「修学旅行は韓国だったらしいけど、危険だからって沖縄に変更になったそうな」「いっこ下の学年は修学旅行先を韓国から京都に変更したらしい」「妹の高校は韓国から京都奈良へ修学旅行先を変更した」など、実際に韓国行きをやめた例もツイートされている。


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緊急!県立新潟中央高校の韓国修学旅行(2ちゃんねるより)


生徒のほとんどが女子生徒の旧女子高でこの時期に韓国修学旅行???学校側のの強硬な姿勢に生徒・父兄が悲鳴!出発予定日は10月16日。時間があまり残されてない。


    
(以下は別のスレッド)

http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1347333356/


■修学旅行の概要


①期間
 10月16日~19日(3泊4日)※キャンセル料は9月16日より発生。


②移動方法・宿泊先等:新潟空港を利用。大人数のため定期便とチャーター便に分乗します。 宿泊はソウル教育文化会館 ※旅行会社は近畿日本ツーリスト。


③費用:一人当たり12万円(ツアーコン費用が高いぜ)


④目的
・日本と韓国、両国のつながりの深さや平和の尊さを学ぶ。
・異文化に触れ、理解を深めるとともに、国際的視野にたちは、海外から日本を眺めて考察する。
・世界の共通語である英語でのコミュニケーションを体験し、進学・学習意欲の向上をはかる。
・学校を離れてすご数日間の集団生活を通して社会性を高め、高校生活の思い出をつくる。


⑤旅行の内容
 新潟中央高校の修学旅行ですが、敬和学園とちがって土下座ツアー的な内容ではないかわりに、こういうのが含まれています。


 6、7人の班行動でソウル市内の一般家庭で食事をご馳走になるそう。わたしは「手作りなんて何が入ってるか心配」って思うけど娘たちはわりとすれてない素直な子が多く、「せっかく作ってくれたのに口に合わなかったり量が多かったりして残したら申し訳ない」ですって。
  通訳も大人の付き添いもなく一般家庭に高校生だけでお邪魔するというのもとても不安です。韓国の性犯罪についても噂になってますから。どういう基準で選んだご家庭なのでしょう。すべて旅行会社に任せてあるそうです。


⑥旅行計画決定の経緯
 参加応諾書は6月7日締め切りでした。情勢が悪化したら取りやめる、という話でしたので、応諾書を提出してしまいました。。


 入学式の後の保護者会で自分の子供たちの修学旅行先が韓国と初めて説明を受けます。旅行会社の人もきて、何卒、ご理解を…と低姿勢。保護者ももちろん寝耳に水な感じでしたし、子供たちは保護者から聞かされる形でもっとびっくりしたはず。かなり唐突な印象でした。この旅行のメリットを熱く語る学年主任がたぶん…あちら由縁の方。


 
 当時から反日感情に対して不安視する声が多く、韓国に反対した生徒、保護者がかなりいたはずですが、集計結果は数ではなく「韓国に反対意見もありましたが、概ね賛成していただけました」という曖昧なもの。私は卒業生で去年はまだ在学していましたが、後輩が納得いかない、おかしいと憤っていたのを憶えています。


 直前になっても旅行を決行しそうな状態に後輩は、韓国との関係が悪化したらすぐとりやめると言ってたので、あまり心配してなかった、甘かった、と。クラス単位でボイコットの動きもあったそうですが、どうなったか・・・


 高校へは意見を言ったのですが、外務省が渡航注意情報を出してないから安全、と言われました。大使館が出した情報についても話しましたが、あくまで外務省の渡航情報で判断するそう。外務省と県教委にもメールしたのですが…


 ガイドブックに独島表記があり子供たちも不安になっています。

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近畿日本ツーリストは、この家庭訪問をどう捉えているのだろうか?実際に事件が発生したら、他の学校からも、二度と近畿日本ツーリストには、仕事来ないだろうね。

しかも、ツアコン費用が馬鹿高いんだろうな、12万。普通の旅行で、3泊4日なら、3~4万がざらにある。12万も出して、下らない慰安婦(売春婦)の土下座巡りとかだったら、嫌だろうなぁ。

見るところも無いし、特に世界的に有名な建造物も無い。移動に時間を掛けたり、反日的な人間からの攻撃があった場合も想定しないといけないような国に、行く意味ってなんなの?せめて、日本人が日本を誇れるような、楽しい旅行にして欲しい。反日国家に行かせるなんて、最低だ。


人の死は何故悲しいのか

2010-10-31 23:58:19 | 教育

秋も深け、台風の通過から冬への準備が整った昨今。如何お過ごしですか?昨日、声優、俳優、演出家の野沢那智さんが天へ召されてしまいました。

 

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10/30 47NEWSより

 

映画「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンの吹き替えや、ラジオの深夜放送などで人気を博した、俳優で演出家の野沢那智(本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。72歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。後日お別れ会を開く予定。喪主は長男聡氏。

 

 大学中退後、演劇を志し、複数の劇団を経て劇団「薔薇座」を結成。演出家、俳優として活躍した。声優としては1965年から放送のスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の軽妙な吹き替えで一躍人気に。アラン・ドロンやブルース・ウィリス、アニメ「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などで知られた。

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個人的にショックです。声優さんとして、活躍されていた事を改めて思い出し、ご冥福をお祈りしたいと思います。

 

それにしても、最近の話題は、反対中的な報道を自粛し、民主党の完全に信頼0政治に嫌気が指し、経済では、円高に歯止めがかけられず、馬鹿民主は「さっさと解散しろ!」と言う、最低レベルの日本を味わえる悪夢に彩られております。

 

それとは別に、悲しいかなイジメの問題は、根本的に、今も昔も変わりません。

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■10/26 Yahooニュースより「小学6年生の上村明子さん自殺」

 

「自分で手編みで編んだマフラーで・・・家内にプレゼントするはずだった・・・」(自殺した上村明子さんの父・竜二さん)

 

 23日、群馬県桐生市新里町の住宅で、小学6年の上村明子さん(12)が自分の部屋でマフラーで首をつり、死亡しているのが見つかりました。マフラーは明子さんが母親のために編んだものだったといいます。

 

 遺書は見つかっていないということで、発見された状況などから警察は自殺と断定しました。 父親によると、亡くなった明子さんはおととしの秋に愛知県から転校し、去年から家族に対し「学校でいじめられている」と訴えていたといいます。

 

 「言葉で『臭い、こっちへ来るな』とか『あっちへ行け』とか、『お前の母さんゴリラ顔だからお前もゴリラだ』とか。どこへ行っても独りぼっちで・・・」(自殺した上村明子さんの父・竜二さん)
 
 父親の竜二さんによると、明子さんは10月19日と20日に学校を欠席し、21日の社会科見学に参加した際に同級生に「なぜ、こういう時だけ来るんだ」と言われ、の後に両親が担任の教師に相談したところ、教師は「その生徒に確認してみます」と返答していたといいます。

 

 25日に行われた小学校の会見では、「6年生になってからは、いじめの対象になっているという把握はしていなかった」と説明しました。

 

 「きのうのことだが校長先生がみえて、「全校生徒の前ではいじめとか自殺とか伏せて話したい」と。そうじゃないでしょう。実際に人が1人死んでいるんだから」(自殺した上村明子さんの父・竜二さん)
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10/26 Yahooニュースより「心無い対応が人を傷つける」 

 

群馬県桐生市の小学6年、上村明子さん(12)が23日に自宅で自殺し、家族がいじめが原因と訴えている問題で、明子さんは学校の給食を好きな児童同士で食べるようになった10月以降、欠席が急増したことがわかった。

 

 学校や市教委によると、明子さんのクラスでは当初、決められた5人程度の班ごとに給食を食べていたが、9月末頃から仲良しのグループに分かれるようになり、明子さんは1人で食べることが多くなったという。

 

 4~9月はほとんど欠席はなかったが、10月は5日と急に増えた。

 

 クラス担任は9月28日に席替えし、「(明子さんと)一緒に食べてあげるように」と児童に指導したが、改善されず、亡くなる前日も班編成を替えていた。

 

 明子さんが愛知県から桐生市の学校に転入したのは4年生の秋。父親の竜二さん(50)によると、転校は4度目だが、過去に学校でいじめられたことはなかった。

 

 明子さんが「いじめから逃れるため、別の小学校に転校したい」と何度も訴えたため、来春には大阪方面へ引っ越す予定だったという。竜二さんは「卒業まで頑張ろうと励ましていたのに」と無念そうに話した。

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10/26 読売ONLINEより「告別式で、いつまでも忘れないと偽善者ども」

 

上村明子さんの告別式が26日、みどり市笠懸町阿左美の斎場で営まれた。クラスメートや教職員ら約120人が参列し、祭壇には、好きだったお菓子や果物、ジュースが供えられた。

 

 代表の男子児童が「転校してきた時に鬼ごっこをしたこと、運動会、修学旅行で一緒に過ごしたことをいつまでも忘れません」と弔辞を読み上げると、参列者からむせび泣く声が漏れた。

 

 父の竜二さんは「学校では一人で寂しかったと思うが、今日はみんな来てくれたよ」と、明子さんに語りかけるようにあいさつした。

 

 校長は「学校でつらい思いをさせてしまった。二度とこういうことを起こさないように明子さんに誓います」と弔辞を述べた。

 

 出棺直前、竜二さんは学校関係者に「(明子さんを)返してください」と怒りの声を上げていた。

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10/30読売ONLINEより「大阪へ行くんだ」

 

群馬県桐生市の小学6年、上村明子さん(12)が自殺し、家族がいじめが原因だと訴えている問題で、明子さんが4年生の秋まで住んでいた愛知県一宮市の友達に送ろうとしていた手紙が見つかった。

 

 家族が自宅居間のテレビ台の中から見つけた。「あのね、中学になったら、大阪に行くんだ。愛知県を通るかもしれないから、会いにいくね」と、引っ越しを心待ちにしている思いがつづられていた。

 

 父親の竜二さん(50)によると、一宮市の小学校で仲が良かった女児から今年夏に届いた手紙への返事として、イラスト入りの便せんに鉛筆で書かれていた。封筒にあて先があり、いつでも送れる状態だった。

 

 両親は、いじめを受けていると明子さんから相談を受け、来年3月に大阪方面に引っ越そうと考えており、「卒業するまで頑張ろう」と励ましていた。

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なんとも、やりきれない事件です。明子さんは、きっと両親思いの優しい子だったと思います。たまたま、日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれた事。そして、授業参観に来た母の姿を馬鹿餓鬼に見られ、卑しめられた事が災いしてしまったような気がします。

 

しかし、子供のイジメ問題と言うのは、本当に難しい。大人になれば、そこに責任があるわけで、「窮鼠(きゅうそ)ネコを噛む」と言う諺があるように、いざとなれば、法律で対決する術さえ知っておけば、事足りる。

 

相手が殴りかかって来ようものなら、受けて立てばよい。仮に殴られて、一撃返しても、正当防衛範囲内であり、また、怪我でもしたら、慰謝料と治療費の請求に、相手は刑務所送りのオマケ付き。罵倒、恐喝の類も、裁判沙汰にでもなって、脅迫罪適用になれば、相手のダメージも大だ。

 

しかし、子供となると、話がややこしいのです。イジメを行う人間は数人のはずだが、苛められたくないのは、誰もが同じ。庇うような事をすると、標的が自分の所に廻ってくるのだから、傍観決め込み、時には、「前習え」「長い物には捲かれろ」と同調を見せてしまう。

 

しかも、親も自分の子供が苛めたとか苛められたとか、お互いの領域にまで踏み込みたくないと言うジレンマ抱えていなければならないため、学校と言う場所、先生を触媒として介する以外に手がないのも、また現実です。

 

取り付く島のない、やり場のない怒りを学校の所為にしなければいけない ご両親も不幸。(学校に行かせない事も選択肢の一つです)学校の先生も不幸。イジメに参加しなければならなかった生徒も不幸。苛めた馬鹿ガキが一番悪いのですが、実際、社会で働く我々も、同じ穴の狢(むじな)のような気がしませんか?

 

他人の不幸を見ては、喜び。自分と比較して、劣っている人間として烙印を押して、見下し、卑下する心。自分への劣等感から来る憤りを他人に転嫁して、自己顕示欲を満たすだけの日々。

 

今回の事件は、フィリピン人の母親の血を濃く受け継いだ事から、一部の扇動によるイジメへと発展した事が、始まりだと思います。昔、ケネディ大統領は、「白人も黒人も、有色人種も、同じ人類として共感し、共鳴し、一つになれる」と言うようなことを発言されたそうですが、それには300年かかると明言してましたね。

 

自分は日本を多国籍人種の坩堝(るつぼ)にする気はサラサラ無いですが、顔立ちや体臭などは、それぞれ異なりますから、そうした区別と言うか、分別と言うのは、何処かに違和感を持ちやすいのも、また事実です。

 

別にそれは日本特有の人種差別ではなく、白人と黒人、有色人種と宗教観や歴史、世相、習慣などの区分けがある事を考慮すれば、何処でも起こりえる事例だとも言えます。でも、判りあえる人間が必ずいる。それは明子さんの両親、妹さんだったり、親戚、別れた友人だったり、一人ではなかった。その人達の悲しむ顔を浮かべ、死ぬと言う選択は避けてほしかった。

 

高校の頃の教師が言った言葉ですが、「親より先に死ぬのは、最大の親不幸」 この言葉の意味を考えて、自分の境遇を何時までも人の所為にしない事から、道は開けてくると自分は思います。人と比較し、人の所為にし、自分と対峙しないから、自殺と言う選択へと誘(いざな)われるのです。(但し、政治家、官僚、公務員は、日本人の生活の根本を担っているのですから、間違った選択には、所為にされて当たり前。それと、マスコミは、特別保護を受けている時点で、批判されて当たり前です。)

 

本当の自分と対峙すれば、答えは出てくる。本当の自分、そこには、尊敬とか敬意とか、感謝の気持ちが、心の片隅にあるからです。傷つけられても、嫌われても、自分を愛し、育み、自分の尊さを諭してくれた人達がいる事に気づくはずです。そして、知恵を付け、磨く事に専念する事で、選択肢がある事に気づくはずです。

 

今は、無理をしなくてもいい。そう神様が言っていると思えば、気も楽になるでしょう。戦いたいなら、防具を身に付ける事もまた、選択肢なんです。恥ずかしいんじゃない。自分を守る術なんです。若いうちは、逃げる事も勉強だと思います。

 

こうした区別、違和感と言うものは、何処にでもあるものです。タバコ臭いとか、体臭が臭いとか、髭が濃いとか、頭髪が・・・とか。でも、難しいのは、子供の世界観は、まだまだ狭いと言うことなんでしょうね。

■追記

 

一昔前、テレビ朝日は、イジメ問題を取り上げる目的で、ヤラセのイジメ事件を作り出しました。苛められ役の女子生徒の母親がそれを観てしまい、その母親が自殺へと追いやられたのです。無慈悲なマスコミの報道にも注視して頂きたいです。

 

 


暴力と中傷と体罰

2007-06-09 20:21:49 | 教育

自分が小学生の頃の話。確か小4くらいだったと記憶する。小学校の敷地内の端に体育用具を入れる倉庫があった。そこに、ちょうど時期的に不要になった机が山積みにされていた。本来は、倉庫に入れる予定だったらしいが、倉庫の整理に手惑い片付けられるのに時間が掛かっていた。自分と友人2人は、「立ち入り禁止」と書かれ張り巡らされていたロープを潜り、休み時間にそこで遊んでいた。休み時間も終わり、チャイムが鳴って教室に入ろうと、下駄箱に走っていった。すると、背のひょろっと高い老年の教師が自分達を呼び止めた。「お前ら、あの机のところで遊んでいただろう!危ないじゃないか!」とそんな風に怒鳴られ、一人ずつその教師の前に立たされて、3人とも左の頬を一発ずつ平手で叩かれた。無論、その時の自分達は文句を言いながら、教室に入っていった。それから時が流れ、あの時の情景を思い浮かべると、その叩かれた痛みよりも、遊んでいた机が崩れて、大怪我をせずに済んだことに感謝の念を抱くのである。
 
<産経関西より抜粋>
 
体罰を加えたことをわびる教諭に、教諭の熱意を正面から受け止めた児童と保護者。京都府京丹後市の市立小学校で、「クラスメートへのからかいをやめなかった」とクラス全員に体罰をした男性教諭(28)が辞表を提出した。しかし、保護者のほぼ全員が辞職の撤回を求める署名を提出。思いとどまった教諭は謹慎処分が解けた8日、児童らと互いに謝罪し、きずなを深めたという。市教委は「近年、学校に理不尽な要求をする保護者が増える中、教諭の熱意が通じたのでは」としている。
 
 市教委などによると、教諭のクラスでは1人の男児の外見を一部児童がからかい、他の児童も黙認する状態だった。教諭は「(次にからかったら)みんなをたたいて教師を辞める」と注意したが、今月4日、再びからかいがあったため、「ここで放置すると、いじめに発展しかねない」と判断、からかわれた男児を除く全員のほおを平手打ちした。
 
 報告を受けた校長は同日夜、保護者らを集め、教諭とともに謝罪。3日間の自宅謹慎を命じられた教諭は辞表を出した。ところが、寛大な処分を求める署名運動が保護者の間で始まり、全校の児童191人の保護者ほぼ全員分の署名が学校に提出された。
 
 その後、教諭が二度と体罰をしない意思を示したため、校長は辞表を返却。謹慎処分が解けた8日、うつむいてわびる教諭に、児童たちも泣きながら「私たちが悪かった」と謝ったという。
 
 教諭は採用4年目で、同小には今年度着任。校長によると、熱心でまじめな人柄で、子供のころに外見を理由にした嫌がらせを受けた経験があったという。
 
 引野恒司・同市教育長は「学校に理不尽な要求をする保護者も少なくない風潮なのに、教諭の行為を熱意ととらえ、署名運動まで起きるとは驚いている」とした上で、「体罰の事実は事実なので、子供や保護者の心情を受け止めた上で適正に処分はする」としている。
 
 河上亮一・日本教育大学院大学教授(教師論)の話 「教師として、職をかけてもやってはいけないことを示す覚悟も必要。児童や親にもその姿勢が伝わったのではないか。最近ではこういう先生はめずらしく、評価すべきだ」
 
 森毅・京都大名誉教授の話 「熱心だから体罰が許されるという話ではない。教師が体罰をするなら辞めるしかないと思うし、保護者らはそれを非難するにしても支持するにしても、もう少し学校と冷静に付き合う手だてがあるのでは」
  
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya060903.htm
 
心無き体罰は、暴力であり、心無き言葉は誹謗・中傷であり、心ある体罰は慈悲、すなわち愛なり。
 
 ただ感情任せに、自分の思い通りにさせるために、人を叩く、殴る行為を暴力と呼ぶ。体罰とは、相手に反省を促す目的があり、かつ自分も痛みを伴う状況下で行われなければ、本当の心を通わすことはできない。相手を苛(いじ)めた人間のみならず、誹謗された人間を除くクラス全員に対して体罰を与えなければならなかった、この教師の胸の痛みは判る気がする。君子危うきに近寄らずとはいうけれども、助け合ってこその人間社会ではないか。それを判った上で嘆願署名した親もまた立派だ。
 
 本来はこのような姿が、昔の日本の学校教育にはあった。もちろん、感情任せに暴力を振るう教師もいれば、自戒を促すために体罰を行った教師もいる。後者のような教師に叩かれたものは、時が経つにつれ、自戒し良い思い出に変わっていくものである。
 
 近年は吼(ほ)え猿の如く、学校に物申すのが当たり前の風潮になってきている。人の迷惑を顧みないその行動は、子供にどんな影響を与えるか、判っていないのではないか。そして、子供を愛玩ペットと勘違いしてはいないのだろうか。親は木の上から子供を見下ろすのではなく、木のようにどっしりと構えて、慈悲を持って見守るのが親なのではないか。その方が子供達にも不安を払拭し、安心感を与えられる。また、時には子供の目線に合わせ、暖かな眼差しで慰(なぐさ)めるのも親だ。
 
 こうした、昔当たり前のような光景が、目新しく、優しく思えるのは、今の学校に携わる大人達が歪んでいるからに他ならない。人権だの、男女平権だのが叫ばれて、日本人が持っていた美徳を破壊された気もする。今一歩、我々は引いた目線で物事を考える時期に来ているのかもしれない。
 

(補足:この記事の良いところは、河上教授と森教授の対比にある。2つの異なる意見を対比させる、これこそ中立の報道姿勢と言える。異なる意見は載せないどこぞの新聞社は見習うべきだろう。あとは読者が何れかの意見を採用すれば良いということだ。)