暑い・・・蒸し暑い。厚い雲に覆われた空から雨の襲来。まとわり付く湿気に、焦燥を覚える7月。先月から書かない日々が続く。別に変わった事があったわけでも、生活の忙しさの所為でもない。ただ、日々の政治ニュースすら見ることに、嫌気が差しているだけだ。
最近の政治のニュースは、麻生総理の解散総選挙へがクローズアップされ、まるで、政権を取ったかのような、民主党のニュースにうんざりする。麻生総理の失策は、「定額給付金」から始まり「エコポイント」「1000円高速道路」なのだろう。
無論、恩恵を受けたうちの1人である自分は、文句を言えた義理ではない。しかし、政治情勢として、余りにずさんで安直な税金の使い方ではないのか?この恩恵をたくさん受けたのは、自動車業界に携わるものだけだろう。派遣切りを行い、自社の社員のみが恩恵を受け、肝心の元派遣社員たちには、そのおこぼれすら、貰えない現実。
老害議員が幅を利かせ、若い議員を育てようともせず、挙句、そのまんま東氏(宮城県知事)や橋下氏(大阪府知事)を自民党に引き入れようとする浅はかさは、有権者を馬鹿にしているとしか思えない。
勝ちたいとか、負けとか、そんな悠長な事をやっていられる程、世界情勢は甘くない。近年のニュースで、北朝鮮のミサイル発射が小さく取り上げられているが、北朝鮮の台所事情を察するに、下手すると年内に大きな動きへと発展する可能性がある。
そんな世界情勢と対峙し、日本を牽引していけるような議員が、果たしているのであろうか?もう、老害議員は、引っ込むべきなのだよ。そして、新たなる風になる清潔、清楚、凛としたたくましい政治家が必要だ。
変な話、小泉元総理の息子さんである小泉孝太郎氏は、適任だろう?別にいきなり総理をやって欲しいとは思わないが、清潔感や正直さ、真面目さを印象付けており、政治家になっても、「何かやってくれそう」と期待感を持たせるに十分である。
最近になって、というか今更だが、世襲について訳知り顔で言う馬鹿がいるが、ならば、自ら出馬してみろ。今のネット時代。そう簡単に、政治家なんてなれないのが、現実だ。大体、二世でも駄目なものは、落選している。相当な美男子、美少女ではなく、やはり、清潔感、清楚、たくましさがイメージできるような人間を選択するのは、そういった政治家を望んでいるからなのだ。
かつて、アメリカの大統領選で、ケネディとニクソンがテレビ討論(対決)を行った。額の汗を拭うのに必死なニクソンに対して、涼しい顔で受け流すケネディ。どちらが勝ったかを見れば、そのイメージ作戦が如何に大切かが判る。
あたふたと狼狽する政治家に誰が投票したいと思う?未だに小泉元総理が、また総理をやって欲しいと考える人が大勢いるのは何故だ?凛と構え、叩き切る。まさに居合いだ。その気迫と信念が、自民党大勝利へと導いたのである。
そして、今の麻生総理は、下で狼狽する老害どもを蹴散らせないから、首相としての器と品格が問われているのである。ならば、今こそ、党首として、総理として、叩き潰す覚悟を持って、叩け。そして、言ってやれ、「お前らが、俺を蹴落とすならば、お前の選挙区に小泉孝太郎を送り込むぞ」って。それこそが、自民党の大逆転劇の幕開けを告げるであろう。