秋の夜長。
読書の秋、食欲の秋である。
涼風の突然の到来に身も震える昨今。
さて、例によって、マイナンバー制度が始まって、たった8日で流出事故が起きた。
単純に、住民票を印刷する際に、誤ってマイナンバーまで印刷してしまったそうな。
しかも、外部委託業者が設定ミスとか。
ただ、マイナンバーや法律に疎い人は、結構多いはず。
以下のページが良いと思うので、是非、この機会に触れてみては如何だろうか。
特に、副業をやっている方は必見である。
まあ、簡単に言えば、自分で確定申告をするだけ。
会社で全部住民税を支払いにすると、住民税が上がって、副業がバレるという事だそうで。
ただし、懸念がある。
マイナンバーがブラック企業や非合法な組織に渡った場合、どうするのかという事。
罰則はあるが、本当に取り締まれるのか?
それをどう取り締まるのか、決めているのだろうか。
裏で流れた情報は、簡単に消えないのである。
例えば、学生がアルバイトをする時にも、マイナンバーを働く先に預けなければならなくなる。
それが名の知れたところなら、まだ良いかもしれないが、ブラック企業やブラック店だったら、どうなるのか。
風俗や怪しげな店だったら?
マイナンバーを盾に辞めると不利益になると恫喝をされるかもしれない。
個人的に言わせて貰えば、マイナンバーを行う前にシミュレーションを行うべきだったと思う。
机上の議論では、理路整然としているだけで、悪い連中に付け込ませないようにするための手立てが不足していると思うのである。
やはり、周知徹底を図るためには、時間と労力が必要だ。
これは、どのような事柄でも当てはまる。
入念なリハーサルを積んで、本番に臨むのである。
政府は一旦、マイナンバー運用を止めるべきだ。
特殊なQRコードやバーコードのような記号にして、セキュリティーコードを付加して、何重ものマスクを施してしまうのが望ましい。
企業などには、個人より特殊コード(記号)のコピーを渡してもらい、行政側では特殊な機械だけがそれを読み取れるようにすればよい。
番号だけでは、カードの暗証番号の例を見るまでも無く、危険なことは実証済みだ。
今なら配っただけで済む。
極端な話、政治家、芸能人などの個人情報も、マイナンバーがあれば、見えてしまう可能性がある。
もう一度、再考して頂きたいと切に願う。