春の終わり。まもなく、梅雨を迎え、暫し、稲穂を実らせ、生活に欠かせない水を運ぶ恵みの雨の日が続く。それと同時に、むせ返るような湿気を帯びた空気が体中にまとわりつき、心と体を不快にさせる。それでも、やがて、紅く燃える太陽は、その日差しの強さを増し、狂犬の如く押し寄せる、暑さが戻ってくるのである。
現在の世界情勢の悪化、日本の政治・経済の不安。疫病の蔓延・・・。それらは、ただ、我々の気力を奪い取り、どんよりとした空気に包まれていくのである。本ブログも既に断片化ブログと化し、書きたい事柄もたくさんあるのに、無気力、脱力感に包括されているのが原因である。
マスコミ達の流す情報は、湯水のように流れては消え、特に重要とは思えないような事柄が、新聞記事、テレビニュースのトップを飾る日々にうんざりする。特に、政治の話になると、与党の自民だけを叩き、創価学会の公明は、ろくに叩こうとしないマスコミ。インチキ世論調査の化けの皮が、小泉郵政解散の時に剥がされた事実を忘れた訳があるまい。公平性に欠けるマスコミ達によって、何時まで、我々は翻弄され続けていくのだろうか?
自分の意志、思想、主張が無いのは、他人との摩擦を避けたいだけの口実であり、正義とはかけ離れた幻想でも、多勢が言えば、巻かれていく。それが、一般人であり、凡人というものだ。だが、それは、まるで、日本と言う囲いの中で、飼育されているブタのような存在だと、誰もが気づき始めている。
マスコミ達の不気味な朝鮮半島をヨイショ、中国をヨイショ。「日本は、過去の戦争でたくさんの過ちを犯した」、「九条を守れ」、「武力では解決できない」、「話合いが世界平和」・・・。その癖、同じ日本人に対する仕打ちは、これでもかと言うぐらい残酷な批判を浴びせる。話し合いが世界平和に繋がるなら、他人の所為にして、批判を繰り返すことが、いかに生産性の無い議論であるか、判りそうなものだ。
仮にも一国の首相を卑下するような、報道関係者も、得意げに非難する馬鹿市民も、自分達が選んだという事実と責任を忘れていないか?そう言う人間に限って、「だから、今度は民主党にやらせてみよう」「政権交代しないと腐った政治は、直らない」とか、詭弁だけは、達者である。
民主党に変わって、「人権擁護法」「外国人参政権」が通れば、「差別した」と言う容疑だけで、牢獄につながれる可能性もある。言っちゃあ悪いが、この世に「差別」が無くなることは、ない。そんなこと、幼稚園児でも知っている。「人権擁護法」に基づき、逮捕が簡単にできるようになれば、民主党に入れた、お馬鹿さんも、苦渋を呑まされる羽目になるだろう。そして、言論の自由は奪われ、他人に、外国人に、一生、気を使って生きることが、日本人として、本当の幸せか、よく考えてみるがいい。
民主党は、マニュフェストから「外国人参政権」の事項を削除したらしいが、所詮「公約」と言うものから除外しただけであって、「法律を作らない」と「公約」したわけではない。それでも、民主党が良いと言う人間は、今の窮屈で退屈な世の中を見渡して、民主党は目新しいと思っているだけだ。「選択肢がない」「何か面白いことをやってくれそう」。そうした、期待感だけで、民主党を選ぶのは、危険である。
今回の選挙は、愚者に成らざるを得なかったリストラ社員・派遣社員・その他、非正規労働者の意志を汲み、一般サラリーマン達の不安を如何に払拭できるかが、焦点である。同時に社会情勢不安を解消できるような、日本を強く牽引し、世界と対等に渡り合える国家へと導くものが、今必要なのだ。聖者となるべき、導き手は、何時現れるのであろうか?それは、我々、日本国民全員が、日本の未来に対して責任を負う覚悟を決めた時であろう。
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【Yahoo版 産経ニュースより】
民主党の鳩山由紀夫代表は31日、これまで政権公約(マニフェスト)に明記していた在日外国人への地方参政権付与について「個人的には前向きに考えるべきだと思うが、党内で結論が出ている状況ではない」と述べ、党内の異論を踏まえマニフェスト記載を見送る考えを示した。
埼玉県八潮市で講演した際、市民の質問に答えた。鳩山氏は「選挙で多くの新人が入り、党内に2つの意見が併存してバトルを続けている最中だ」と説明。「今一度考え直してみようということだ。いずれ結論を出さなければならない」と述べた。
鳩山氏は推進派として知られるが、次期衆院選を控え、党内の対立を深めることは得策ではないと判断したとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090531-00000554-san-pol
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【室蘭民報ニュースより(一部追記)】
民主党の鳩山由紀夫代表と岡田克也幹事長の「ポスター」に3日、民主党を非難する文章「日本列島は日本人だけのものではない」が記された紙が、上張りされているのが見つかった。
文字は1枚1枚すべて手書きで、カラー文字などで強調している。鳩山総連合後援会などによると、中傷した紙がポスターに張られていたのは室蘭市内のみで、東町や小橋内、絵鞆地区の計10カ所以上。
同様の行為は5月末にも、高平町地区など3カ所で見つかっており、同後援会の加藤徳治郎幹事長は「2日から鳩山代表と岡田幹事長の新ポスターに張り替える作業を進めていただけに、続くなら警察に届け出る」としている。
市選管によると、衆院選の公示前日までの間、政党掲示板に張られたポスターに妨害する行為などは、器物損壊容疑に問われるという
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/06/04/20090604m_03.html
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