グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

台湾の皆様!有難う御座います

2012-07-03 00:05:41 | 台湾・他の親日国

何時でも、人の心と言うものは、揺れ動くものである。時々、暴走するけれど、応援されたり、励まされたりした時には、大いに感動するものです。最近、涙もろいのかも知れないけれど、ちょっとした心使いが、人を和ませ、心を平安へと導く事を実感します。


原発反対を唱えるばかりで、現実的な事は、他人任せのクズより、一言祈りを捧げる人達の尊い精神の方が、精神安定にどれだけ寄与するのでしょうか?


台湾のASUSの書いて下さった方。ASUSの方々。日本を応援して下さる台湾の皆様。何時までも、何時までも、長い友情と言う絆で結ばれていますように。台湾の皆さん!本当に、有難う!私達もあなた達を応援しています。


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6/27 台湾製マザーボードに「日本に神の御加護を」の文字(産経MSNより)1


6/27 台湾製マザーボードに「日本に神の御加護を」の文字(産経MSNより)2


私たちの知らないところで、私たちの知らない人が、私たちが遭遇した困難のために祈ってくれている。東日本大震災に際して、世界中の人々から多くの救いの手が差し伸べられたことは記憶に新しい。が、私たちが知らないこんな話もあった。(フジサンケイビジネスアイ)


 先日、フェイスブックの会員の間で反響を呼んだ1枚の写真があった。写真は何の変哲もないただのパソコン基板。だがよく見ると小さな字で「God Bless Japan(日本に神のご加護を)」と祈りの言葉が印刷してあったのだ。


 基板とはパソコン内部に装填(そうてん)されている主要部品で、普段はまったくユーザーの目に触れることはない。そこに日本への思いやりのメッセージがあった。 会員からは次々と「ありがとう。感激です」「感動した」など感謝のコメントが書き込まれた。同時に、いったい誰が、何のために、パソコンの内部基板にこのようなメッセージを印字したのだろうかと、大きな話題となった。


 「日本に神のご加護を」と印字された基板を搭載したパソコンを製造したのは台湾のASUSで、同社も日本から問い合わせがあるまではこの事実を認知していなかったようだ。ASUSによれば、印字は同社の技術者が独断で行ったことで、誰かは特定できていないがたぶん日本の一日も早い復興を祈ってやったのだろうとのことで、本件は黙認しているそうだ。


 一人の台湾人技術者が独断で思いつき、会社の許可も得ずに印字した日本の復興を祈るメッセージが、マスコミではなくソーシャルメディアを通して日本人の心を揺さぶった。「神のご加護を」は日本では一般的な言葉ではないが、英語圏では最もなじみの深いフレーズの一つで、God Bless JapanのスローガンはTシャツやポスターのデザインとなり、Pray For Japan(日本のために祈ろう)とともに世界中で東日本大震災の義援金集めの標語となった。


ASUSは台湾の大手パソコンメーカーの一つで、同社には技術革新やイノベーションの創出と並び謙虚、誠実、勤勉を訴える社是がある。デジタル新時代のリーディングカンパニーを目指すと標榜(ひょうぼう)する一方で、企業人として誠実さと勤勉さを忘れまい、と明確に会社の哲学を従業員に訴えている。


 台湾の技術者は何を思って「日本に神のご加護を」という文字を印字してくれたのだろうか? 大災害への同情心からか、日本に多くの友人がいたからか、それとも単に日本が好きだからなのか? そして、考えてみた。もし台湾に大災害が起こり、日本の技術者が誰の目にも留まらないだろうからと、会社の許可も得ず、「ガンバレ台湾」と台湾向け製品の基板にメッセージを印刷したら、会社は黙認するだろうか?


 ASUSの社是「Integrity(誠実)」が重く、価値あるものに感じられた


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写真は以下のリンクです。


http://www.4gamer.net/games/047/G004755/20110605001/SS/007.jpg


台湾の皆さん、ありがとう

2010-05-24 22:30:16 | 台湾・他の親日国

口蹄疫で、宮崎県が一大事な時に、Loopy鳩山のイニシィアチブ~とかで、中国の黄砂対策で1兆7500億を出すとかほざいている。

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■アカピ”アサヒる”新聞

(前略)

小沢環境相は、途上国の温暖化対策を支援するために12年までに官民合わせて1兆7500億円を拠出する「鳩山イニシアチブ」の一環として、資金協力する姿勢を見せた。

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ほんま、ボケ、かますにも大概にせいよ!日本の酪農の未来が、懸かっているんだぞ!おいしくて、安全な国産の豚肉や牛肉が、駄目になるか、ならないか瀬戸際でもあるのだ。そんな時によくも、中国みたいなブクブク太った金持ち国家に金を出すとは、日本人も舐められすぎだろう。

そんな無様な民主党は、消えろ!しかし、本日は、少し嬉しいニュースもあった。台湾から宮崎県に対して、義援金が届いたそうな。この事実は、何を物語るか判るか?

本当に日本との友好を深めているのは、何処の国か?こうやって直ぐに、義援金を渡してくれる国家に他ならないのだ。今まで、日本は様々な国家に金をばら撒いてきた。政治家は、自分の懐が痛むわけではないのだから、いくらでも積むわな。

ところが、現実は、どうだろう?本当に日本との友好を考えてくれるのは、こうして義援金を直ぐに渡してくれる国家だとは、思わないのか?散々貢いだ、韓国や中国は、どうだ?韓流スターは、どうだ?

いちいち、過去を持ち出すような国家とまともな話しが出来るわけがない。よって、八方美人外交が如何に無力で、無意味か、判るだろう。

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と言うわけで、台湾の皆さん有難う御座います。金額云々より、何より気持ちが嬉しいのです。お互い困った事があったら、助け合いましょう。アフォな幼稚国家は除いて。

おっと、ソース張り忘れた。

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台湾の駐日大使館に相当する台北駐日経済文化代表処(東京)は24日、口蹄(こうてい)疫の被害を受けている宮崎県に対し、義援金300万円を寄付した。日本側が台湾との交流窓口にしている財団法人「交流協会」(東京)を通じて提供。同代表処の馮寄台駐日代表が同日午後、交流協会の東京本部を訪れ、畠中篤理事長に義援金を送った。

 宮崎県は昨年夏の台風で台湾南部に水害が発生した際、見舞金を寄付した。今年1月には宮崎―台北間で定期航空便が就航するなど、相互交流が活発化している

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100524-00000080-jij-int

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■NHKの台湾人の歪曲報道

 ■日本と台湾は一心同体

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ここからは、管理人独断です(笑)

■台湾の天気予報(こんばんわ~)

■台湾の天気予報(おは~)

 

 


日本を操ろうとするもの

2008-08-15 09:59:18 | 台湾・他の親日国

この国の歪曲された人間の感情は、一体、何処からくるものなのか?不安、怒り、恐怖、焦燥。未来の見えない「暗中模索」状態は、いつになったら、希望の光が差し込むのか、判らない。おそらくそれは、戦前から変わっていないのであろう。

植民地支配が当たり前であった当時、いつ日本も植民地にされるか判らない恐怖があった。ABCD包囲網によって、石油を禁輸され、繊維業での生計が危ぶまれ、経済的にも行き詰まりを見せる。農家の娘は、家計を助けるために売春宿や奉公へ売られていった。226事件の背景には、政治家が、日本国民だけに苦難を強いる政策を取り、台湾、朝鮮半島といった植民地への膨大な金額のインフラの整備と建造物、教育などに力をいれたことが一つの原因としてある。はっきりいえば、朝鮮半島への投資は、全くの無駄であった。

【本物の在日朝鮮人】

【ロシア人が激白 朝鮮人には関わるな】

そうやって、世界から孤立せざるを得ない状況を作り出された日本。白人社会から見た「アジアの黄色い猿を調子づかせ、野放しにするな」という人種差別が生んだ賜物であろう。それが、日本を戦争へと駆り立て、敗戦を経て、本日へ至るのである。今日、終戦記念日は、戦争が終わったと同時に、敗北を期した日本兵達へ哀悼を捧げ、慈しむべき日である。また、同時に感謝を述べる日でもある。

にもかかわらず、日本の政治家達の情けない言動、行動は、確固たる信念の無さの現れである。安倍元首相が本日、靖国神社へ参拝されるそうであるが、首相時には中国とアメリカとの関係から参拝できなかったことが悔やまれる。だが、安倍元総理が未だにネット上で叩かれるのは、それだけ朝鮮人にとっても中国人にとっても脅威だったからに他ならない。

これらの人間達が、日本人を操ろうと画策し、扇動を謀ろうしているのは、間違いのない事実である。民主党をやたらと持ち上げるマスコミも日教組も労働組合も、全てが日本を支配しようとする人間の手の平で踊らされているだけの空っぽ頭のタコと同じだ。

日本人に個人主義思想を植え付け、「他人と同じことは、ダサい」とか「他人と違うことがカッコイイ」と思わせているだけだ。「国家を愛し、郷土を愛し、家族を愛すること」を「是」としない思想を植えつけているのだ。なぜなら、日本人が同じ歴史、思想、思考を持つことが、やつらにとって危険なのである。

もう騙されてはならないのだ。台湾統治や朝鮮統治を振り返ることも大事であるが、反日売国奴どもに扇動されているのか否か、それを見極め日本の国益に則した判断が、この国の存亡を掛けた戦いでもあることを肝に銘じていくことが大事であると思う。

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【MSN産経ニュースより】

 安倍晋三前首相が終戦記念日の15日に靖国神社に参拝することが14日、分かった。安倍氏は首相在任中、靖国に参拝するともしないとも明言しない「あいまい戦術」をとり、昨年8月15日には参拝しなかった。

 昨年中には首相として参拝する考えだったが、退陣したため実行できなかった。

 安倍氏は平成5年の初当選以来、昨年を除いて毎年欠かさず靖国に参拝していた。

 一方、福田康夫首相は昨年9月の自民党総裁選の出馬記者会見で、靖国参拝について「お友達の嫌がることをする必要はない」と述べ、中国が反発する靖国参拝を行う考えのないことを表明した。福田内閣の閣僚では保岡興治法相と太田誠一農水相のほか、野田聖子消費者行政担当相が14日、首相官邸で記者団に、靖国参拝について「これから日程調整する。(参拝は)私個人としてはいつものことだ」と述べ、15日に参拝する意向を示した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080814/stt0808142346000-n1.htm

【台湾統治時代を知るお婆さんの証言】

【こちらは朝鮮統治から現在に至る歴史】


台湾と日本の関係

2008-07-25 20:56:47 | 台湾・他の親日国

台湾総統が馬政権に変わり、日本との関係が危ぶまれている。日本の掲示板等でも「台湾が中国寄り」「台湾は反日国家へ」とへの批判をするものがいるが、売国 民主党に投票しているような人間が書いているならば、そんな連中に言われる筋合いは無い。しかも、その書き込みの中には、明らかに台湾と日本との仲を分断工作するような書き込みも見られる。

そもそも台湾は、日本の今の現状の縮図なのだ。政権交代が叫ばれるような大きな原因を作っているのはマスメディアだ。「勝ち組・負け組」「格差社会」「姥捨て山社会」全部マスコミが作って、我々庶民はそれに乗せられているだけだ。以前から判っていたはずだ。年寄りが増えることを。年金がもらえないことを。バブルがはじけたツケを多くの若者が被ったことを。

「お灸をすえる」で参議院議員選挙で自民を追い落として、ストレス発散し、すっきりした馬鹿愚民がいるだろう。しかし、一時しのぎのストレス発散が、さらに日本を悪化させる政権を樹立させようとしてるのだ。日本人のためにあるはずの国家を売り渡すような政党に票を入れるなんて、愚か者以外の何者でもない。

つまり、台湾もそれは同じだったと言うことだ。経済的にも依存度の高く、現行政権に不満があれば、中国寄りの政権が誕生しても、何もおかしくないし、中国寄りの民主党に投票するような日本人に、とやかく言われる筋合いはないだろう。

兎も角、現行、台湾政府が何を言っていようと、日本と台湾の友好関係を変えてはならない。それは、中国の思惑通りに事が進むことを意味しており、韓国のような、あからさまな幼稚国家ではない限り、友好を貫くべきだ。

実際の軍事バランスにおいても、経済的観点から見ても、台湾と日本は協力関係が相互に必要であるのだ。先を見ないで、切り捨てるのは、寄生虫のように依存するばかりの韓国と北朝鮮だけで良い。マスコミや工作員に引き摺られえて、台湾を批判する馬鹿の意見には、耳を貸さないようにしてもらいたい。

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【日経ネットより】

台湾の馬英九政権は対日問題を扱う「台日関係会議」を31日に創設することを決めた。総統府関係者が明らかにした。総統の諮問機関である国家安全会議を中心に外交部(外務省)、経済部(経済省)などの閣僚が集まり、尖閣諸島沖の漁船沈没事件でぎくしゃくした日本との関係強化策などを討議する。

 同会議は馬総統の腹心とされる国家安全会議の蘇起秘書長が主宰する。討議結果を馬総統に報告し、対日政策として具体化することを目指す。

http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20080723D2M2302K23.html


インドネシアに架かる橋

2007-06-13 19:32:23 | 台湾・他の親日国

 日本は大東亜戦争において、多大な兵力を失い、武士道精神を失い、大和魂も消えかけていた。しかし、それでもその失意のどん底から這い上がり、経済大国第2にまで国力を回復すると言う快挙を成し遂げた。その多くは、戦争から帰還した方々や学徒の方々が、当時の日本の将来を背負い、頑張ってくれた結果であると思う。素直に感謝したい。
 
<asahi.comより抜粋>
 
日本の敗戦後、インドネシアに残って対オランダ独立戦争を戦った元残留日本兵の藤山秀雄さんが11日、ジャカルタ市内の病院で85歳で亡くなった。元兵士の互助会「福祉友の会」によると、同国で生存する残留日本兵はこれで6人になった。

戦後、インドネシアの独立闘争に共感して義勇軍に加わった元日本兵は約1000人いたとされるが、多くがゲリラ戦で死亡した。佐賀県の出身の藤山さんは独立戦争後、インドネシア人女性と結婚。整備兵だった知識を生かして自動車整備で生計をたてた。葬儀は13日午前、カリバタ国立英雄墓地で開かれる。
 
http://www.asahi.com/national/update/0611/TKY200706110218.html
 
 
 あまり、大きく取り上げられることの無いこの記事。戦中、日本の為、アジア独立の為に戦われた、多くの兵士は、多くを語らず、ひっそりと息を引き取られた例も多い。戦後の帰還された、小野田さんや横井さんのような日本国内に一大旋風を巻き起こすことも無く、戦友の待つ、あの世に旅立った藤山さん。1000人にもおよぶ旧日本兵達が、インドネシアの独立に尽力を尽くし、架けて頂いた日本への恩情という架け橋は、近年あまりにも脆く、風化しそうになっている。だからこそ、我々日本人は忘れてはならないのである。先人から受け継ぐものは、金や物ではなく、心という大きな器であると実感する今日である。


李登輝前総統、台湾へ帰国

2007-06-09 20:49:14 | 台湾・他の親日国

 李登輝前総統、本日、帰国の途につかれました。日本では、講演会、李登輝前総統の兄上が奉られている靖国神社参拝、奥の細道を辿られました。ある意味、今回は日本の政治的配慮が水面下で行われ、感心しております。
 
<李登輝前総統靖国神社について語る:asahi.comより抜粋>
 
来日している台湾の李登輝前総統は9日、東京都内で記者会見に応じ、靖国神社参拝について「亡兄を鎮魂する個人的行為」と強調したうえで、中国などからの靖国参拝批判に対して「日本の政治はあまりにも弱かったと信じている」と語った。
 
 李氏は「靖国神社問題は中国大陸やコリア(朝鮮半島)で、自国内の問題の処理ができないため(批判をそらす狙いで)作り上げられた」と指摘。「国のために亡くなった人への鎮魂を外国政府に批判される理由は何もない」と強調した。
 
http://www.asahi.com/politics/update/0609/TKY200706090122.html
 
<李登輝前総統、帰国直前中国人にペットボトルを投げつけられる:JNNより抜粋>
 
 9日午後、成田空港で、帰国直前の台湾の李登輝前総統にペットボトルを投げつけたとして、34歳の自称・中国人の男が逮捕されました。
 
 午後3時30分ごろ、成田空港第二ターミナルの3階出発ロビーで、李前総統が日本でのスケジュールを終えて、支援者らに帰国のあいさつをしていたところ、人込みの後ろから突然、男が液体の入ったペットボトル2本を投げつけました。男はその場で取り押さえられ、暴行の現行犯で逮捕されました。
 
 逮捕されたのは、千葉市美浜区に住む自称・中国人エンジニア、セツ・ギ容疑者(34)で、ペットボトルは李前総統にはあたらず、けがはありませんでした。「(李前総統は)それまでは笑顔で、見送りする日本人一人一人と握手をしたりしていたが、突然、表情が硬くなった感じだった。(逮捕された男は)非常に憎しみに満ちた顔をして、警察官につばを吐きつけていた」(目撃した人)李前総統は、そのまま台湾行きの便に予定通り搭乗したということです。調べに対し、セツ容疑者は、「台湾を独立させようとする李前総統が嫌いだからやった」と供述しているということです。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070609/20070609-00000036-jnn-soci.html
 
 やっぱり沸いてきました、中国人。相変わらず不躾な行動を執るものだ。そのうち、賃上げ交渉等で暴動が起きる可能性があるのに、大量の外国人労働者を受け入れ続ける、企業。但し、事件、暴動が起きた場合、そのツケは受け入れた企業が全て責任を持って貰いたいものだ。
 
 李登輝先生、帰国され、ごゆっくりとご静養下さい。そして、また日本にお越し下さい。日本(日本人)へ叱咤、激励、心よりお待ち申し上げます。


李登輝前総統 奥の細道を辿る

2007-06-06 22:31:57 | 台湾・他の親日国

 今日は3連投。最近は、李登輝前総統の記事が連日のように報じられて、喜ばしい限りです。

<izaイザβ版より抜粋>
 
李登輝(り・とうき)氏(84)の「奥の細道」をたどる旅が順調に進んでいる。李氏夫妻の行くところ、至るところに笑顔が広がる。李氏夫妻はもとより、夫妻を迎えた多くの日本人たちが喜んでいる。李氏訪日に反対する内外の勢力は、この笑顔の波がもつ意味をどう分析するのだろう。
 
 李登輝氏の訪日は、2001年4月、04年暮れから正月、そして今回と3回目になる。だが、この間の日本政府の対応の変化には目を見張るものがある。
 
 1回目のときは、心臓病の治療目的と厳しく限定し、行動範囲まで外務省が口をはさんだ。講演も記者会見もダメ。言論、行動の自由はなかった。
 
 2回目は観光目的ならと条件を緩めたが、政治家との面会、記者会見、講演の3つはノー。東京立ち寄りも不可だった。
 
 そして、今回の3回目。「政治活動はしない」という了解はあるもようだが、行動や言論の自由は大幅に認められた。講演も記者会見も、東京への立ち寄りも、当然のこととはいえ、みな認められた。なぜか。
 
■首相の強い意向
 
 李登輝氏訪日は、1回目以来、中国の猛反対のため、問題の扱いは外務省を超え、いわゆる「官邸マター」となった。首相官邸が判断を下す問題だ。つまり、李登輝氏の今回の訪日がほぼ自由となったのは、安倍晋三首相(52)の強い意向、判断が働いたからにほかならない。
 
 李氏が、実兄のまつられている靖国神社への参拝の希望を口にしたことについても、安倍首相は記者団に、「私人として当然信仰の自由がある。日本は自由な国だ」と答えたが、首相の強い意向がうかがえる。
 
 安倍首相にしてみれば、李登輝氏の訪日は歓迎すべきことで、日本が自由の国であることを示す好機ととらえたのではないか。中国の干渉にうろたえることなく、逆にこちらから中国に対し、李登輝カードを使ったともいえる。
 
 そのカードは、中国が李登輝訪日とその言動に批判を強めれば強めるほど、日本における対中批判が高まるという力を持っている。
 
■日本人は胸を張れ
 
 李登輝氏の訪日に先立って、『愛する日本の孫たちへ』(桜の花出版)という本が出版された。副題に「かつて日本人だった台湾日本語族の証言集1」とある。女性ライターの猪股るー氏が、李登輝氏と同じ台湾の日本語世代の人たち11人から、戦前の日本統治、戦後の国民党支配、日本への思いなどを4年間かけて聞き取り、一人称形式でまとめた証言集だ。
 
 11人はそれぞれ、波瀾(はらん)万丈の人生を持つが、共通しているのは、戦前の日本や日本人が台湾に残した精神的価値に対する高い評価だ。もちろん、当時の日本人による台湾人への差別や不当な扱いなど、問題点は率直に語る。だが、評価すべき点の方が多く、日本人はむしろ胸を張れ、と叱咤(しった)する。
 
 本書は、台湾には李登輝氏は一人ではない、と思わせてくれる。台湾には無数の李登輝氏がいる、と。李登輝氏の「仲間」たちであり、同じ思いを持つ「同思」の人たちだ。
 
 この本を企画し、インタビューをセットした福岡の台湾研究会事務局長、永嶋直之さんによれば、「みなさん、本書を持参すると涙を流して喜んでくれた。第2集にも取り組む」という。過酷な歴史を生き抜いた台湾の日本語世代の人たちが語る生の証言集の持つ力は大きい。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/55663/
 
<時事通信からの抜粋>
訪日中の台湾の李登輝前総統は6日、秋田市の国際教養大学ゲストハウスで学生らを前に特別講義を行い、「武士道精神」の再評価を呼び掛けた。講義は「日本の教育と台湾-私が歩んだ道」と題され、同大の学生など約400人が聴講。
李氏は「長年の夢であった『奥の細道』探訪の旅が実現してとても感激している」と旅の感想を述べた上で、「日本の教育を受けていなければ、現在の私の考え方は得られなかった。台湾は日本と変わらない教育を与えられたから、近代化した文明社会がつくり上げられた」と持論を展開。「日本人本来の精神的価値観をいま一度明確に想起してほしい」と武士道精神の再評価を呼び掛けた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007060600891
 
武士道精神と聞いて、「清く、正しく、美しく。」そんな言葉を思い出しました。いつの日にか日本民族としての誇りと魂は再興するであろうことを願う、李登輝前総統に感謝です。


日本と台湾を結ぶ糸

2007-06-03 20:06:18 | 台湾・他の親日国

 自分が小学生の頃、ある担任教師は社会科の授業中にこんなことを言った。
「(日本が)二度と戦争を起こしてはいけない。今後、日本が攻撃されることはなんて、ありえない。だって、日本には資源(石油、天然ガス等)はほとんど出ないのだから。」その(当時)説得力ある言葉に、自分は子供心に戦争なんて、まして日本が侵略を受けることはないな、と思った。
 
 しかし、それはただの”プロパガンダ”に過ぎないことに、気づかされる時が来るものである。それは、”資源”というのは、石油、ガスだけを指す言葉ではないことを悟った時である。日本には、”綺麗な水”資源が豊富であり、”緑(森)”も多く点在し、海で取れる”魚”の量、また勤勉さを持った”人的”資源も豊富である(別に皮肉で言っている訳ではない。文字や計算の普及率は他の国に比べ、劣っているということはないからである。)。それらの資源の豊富さは、中国にとって欲しいと思わせるだけの魅力を持っているのかもしれない。

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<Iza(イザ)β版より一部抜粋>
 
 ≪関係強化を期待≫
 
 一部の記者と会った李氏は1日、「(2年半の間に)中国にとって日本はなくてはならない国になった」と話し、中国が李氏訪日への批判をトーンダウンさせたのは、ノドから手が出るほどほしい環境技術などを提供する日本の存在感が、中国の中で急速に大きくなったとの見方を示した。
 
 さらに、05年の法改正で日本が台湾人旅客の入国にビザ(査証)取得を免除するなど、日本政府の対台姿勢にも変化がみられた。中国の王毅駐日大使が3年前「李登輝はトラブルメーカーではなく戦争メーカー」とまで酷評して阻止しようとした李氏訪日にも、ビザの申請が不要になった。
 
 後藤新平賞受賞後、東京都港区の国際文化会館で同日行われた初の記者会見で李氏は、「日本と台湾は生命共同体。台湾にいったん何かあればすぐ日本にも響く。台湾海峡問題は日本にとっても大きな問題のひとつ」とした。その上で「日台に外交関係はなく、赤の他人みたいな形になっている。いざとなったら(有事発生など)何もできない」と強調。関係強化で日本に理解を求めた。
 
 ≪いでよリーダー≫
 
 李氏は同日の講演の中で、後藤新平の台湾における業績として(1)治安の回復(2)公共衛生観念の向上(3)教育の普及(4)鉄道や港湾の建設(5)台湾銀行の創設など金融制度(6)農林水産業の振興-など12項目に分けて評価。その上で、「その後の台湾の経営開発はすべて後藤新平の敷いたレールの上を走った」とまで述べた。
 
 李氏は、「後藤新平の基礎の上に新しい台湾政府と台湾の民主化を促進した私は、決して無縁の者ではなかった」と述懐した。蒋介石が率いた中国国民党の内部から台湾民主化に向け、理想を一歩一歩、実践を通して現実のものにしてきた李氏だが、自らの政治家としての足跡に、後藤新平を重ね合わせたようだ。
 
 8年8カ月の台湾総督府民政長官時代に行った数多くの政策立案のみならず、実際に成果が上がるよう自ら実践した後藤新平の足跡に、「一人の人間として立派だ」と述べて、「私にとって偉大な精神的な導きの先生である」と結論づけた。
 
 後藤新平のもつ人間像は、その後の日本の政治家に見られなかったという李氏だが、「これからの日本は人的なリーダーシップを創造していかなければならない。がんばってください」と記者会見を締めくくった。李氏は今回の訪日を通じ、今も日本に抱き続ける強い期待感を多くの日本人に伝えようとしている。
 
 
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/55099/

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 李登輝前総統は、どうしてこの日本を叱咤激励して下さるのであろうか。ただただ頭(こうべ)を垂れたい気持ちになる。非常に恐縮な話ではあるが、自分は李登輝前総統のお顔を写真でしか拝見したことはない。しかし、その写真に写る、暖かいその眼差(まなざ)しの奥にある鋭い眼光は、全身全霊をかけた男の生き様が、垣間見えるようであった。いつか自分もこの眼を持つ人間になりたい。そして、日本人としての誇りを持ちたい。小さな願いかもしれないが、いつの日か、その糸が多数紡(つむ)がれ、太く強い綱となり、やがて巨大な橋に進化し、台湾と日本を結ぶ日が来て欲しい、そう願うばかりである。


偉大なる先輩に学ぶ

2007-06-02 20:55:32 | 台湾・他の親日国

 人間は、人生という大河の中を紆余曲折しながら、満身創痍(まんしんそうい)にも拘らず、ひたすら前に進むものと、怠惰な生活に身を委ね、慢心し生きながらえるものと大きく2種類に分かれていく。人を指導する立場のものは、前者を選び、与えられた使命を懸命に生きようとするのであろう。
 

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<産経Webより抜粋>
 
日本の近代化に献身した後藤新平の生誕150周年を記念して創設された「後藤新平賞」の第一回受賞者に選ばれた台湾の李登輝前総統は1日午前、東京・六本木の国際文化会館で授賞式に出席し、「一生の栄誉と深く感謝しております」と謝辞を述べた。
 
 退任後、初めて実現したこの日の東京講演で李氏は、明治から昭和の近代化に貢献した後藤新平の業績をたたえ、「後藤新平の会」(粕谷一希代表幹事)が創設した賞を「新しい時代の創造的リーダーシップを育成する大きな目的を持つ」と評価した。
 
 その上で日本による台湾統治の下、後藤が第4代総督・児玉源太郎に民政長官に登用され、「台湾の近代化を築き上げた功績は大きい」と指摘。インフラ整備や教育の普及に力を注いだ後藤と自身の関係を「台湾の近代化を進めた後藤新平、民主化を進めた李登輝」と対比させる。
 
 李氏はまた、「(自身が)総統時代、一滴の血も流さずに、台湾の政治体制を軍事的独裁体制から民主的体制に変革したことは一生の誇りだ」と述べ、後藤を「偉大な精神的導師」と位置付けてながら、指導者として信念を持つことの重要性を訴えた。
 
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070601/chn070601000.htm

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 昨日、「後藤新平賞」を受賞された李登輝氏。台湾の初代総統になられ、今もなお、日本という国の持つ精神や文化、伝統を継承されている、偉大なる先輩である。指導者たる立場になれば、満身創痍と言う言葉では生温(なまぬる)いくらいの攻撃に晒される。それを耐え忍び、黙々と遂行してこそ、後世にその功績を称えられる人物になるのではないだろうか。日本の政治家が、日本精神を継承する日はいつ来るの日になるのだろう。待ちわびる今日この頃である。 

 
<ウィキペディア:後藤新平氏について>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%96%B0%E5%B9%B3
 
<追加:本日の李登輝前総統>
 
<毎日新聞より抜粋> 
 
 来日中の台湾の李登輝前総統が本日、念願だった松尾芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地・松島(宮城県松島町)をたどる旅を楽しまれた。仙台市塩釜町にある塩釜神社や国宝・瑞巌寺などを巡り、国の重要文化財・五大堂前で海に浮かぶ島々を背景に記念写真を撮られたそうな。
 
 李氏は終始笑顔で、景色を展望するため立ち寄ったホテルでは「松島や 光と影の まぶしかり」 という俳句を披露。「本当にいい景色だった。自然と調和し力強さを持った日本文化に誇りを持ってほしい」と話した。
 
<ソース:毎日新聞社> 
 
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20070603k0000m040062000c.html


失われし友情の架け橋

2007-05-30 20:44:22 | 台湾・他の親日国

戦後60年が経過し、今尚、国家として自立できない日本。同じくして、大国間の争いの渦中に揺れ動く台湾。日本と台湾。再び本当の架け橋が完成するのは、何時になるのだろうか。
 
先日も書いた通り、台湾の李登輝前総統が30日午後、成田空港に無事到着された。来日は2004年12月以来、約2年半ぶりになるという。6月9日までの滞在され、李登輝氏の兄上が祭られている靖国神社への参拝、講演や記者会見なども予定されている。
  
 自分も機会があるならば、一度お目にかかりたい人物の一人である。日本精神(リップンチェンシン)を現在もなお、継承されている偉大なる先輩に、お話を伺いたいのである。(注:日本精神(リップンチェンシン)とは、”愛国”、”勤勉”、”公正”、”真実”、”責任”、”見識”、気概”といった、日本魂の総称を台湾ではこのように表現すると金美齢さんが言っておられる。)是非、日本を楽しんで、無事帰路につかれんことを祈るばかりである。

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<時事通信:李登輝前総統 来日の記事> 

(注:この記事は余計な一言で台無しになっている。中国の反発が必至かどうかは知らないが、税金の無駄遣い調査している暇が有ったら、その国益に反する言葉を慎んだらどうなのか。)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007053000606
 
<産経新聞社:今回の訪問を受けて、安倍総理と塩崎官房長官が談話を発表>
 
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070530/shs070530002.htm
 
(今回の政府の対応は実に淡々としていて気持ちが良い。今後の中国との摩擦を考えれば、表向きの対応はこれでよいだろう。後は、粛々と先を見据えた計画と行動あるのみ徹して頂きたい。)