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「Yahoo!メール新広告、『通信の秘密』侵害か」(6月26日、読売新聞)
Yahoo!メールに8月から導入される新広告が「通信の秘密」の侵害に当たるのではないかと指摘されている問題で、川端総務相は26日、閣議後の記者会見で、「近日中に事情を聞きたい.」と述べ、Yahoo!に詳しい説明を求める考えを示した。
新広告は、「送受信したメールの文面を読み取って、関心に合った広告を表示する仕組み。」で、電気通信事業法で保障する「通信の秘密」を侵害しないか問題となっている。此れに付いて川端総務相は、「Yahoo!メールの会員の同意を得るだけで無く、メールを出した相手方の同意も必要ではないのか。」、「既に同様の広告を導入している米Googleへの対応との整合性。」等を検討するとした。
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購入頻度自体はそう多く無いのだが、Amazon.comを良く利用する。「此の商品は、中古だと幾ら位なんだろう?」と調べる為だったり、ブログの記事内でリンク先として用いたり、勿論、商品を購入する為に利用する事も。商品を購入する際には、原則として「無料」という事も在り、便利は便利だと思う。
唯、煩わしさを感じる事も在る。「チェックした商品の履歴」や「おすすめ商品」が表示されるのも、其の1つ。同サイト内で商品検索を行った際、其の検索ワードを元にして表示される訳だが、普通の商品ならいざ知らず、“エロ系の商品”を検索した後に其の履歴や、おすすめの商品としてエロ系の商品がズラリと表示されるのは実に気恥ずかしくも在り、煩わしくも在る。自身の性癖を、他者に覗き見られている様にも感じるので。
同サイトも含め、非表示の方法が在るのは知っている。でも、概して「非表示方法を見付けるのが面倒だったり、何故だか判らないが非表示設定をしても、何時の間にか元に戻って、再び表示されているケースが少なくない。」のだ。
今回のYahoo!メールの場合、少なくとも「送信する側には『送受信したメールの文面を読み取って、関心に合った広告を表示する仕組みとなっている。』事の同意を得ている。」様だが、「同意しなければメール機能は使えない。」という事で“在れば”、自分は使いたくない。「同意出来ない場合、Yahoo!サイドがメールの文面を読み取る事は一切無く、普通にメールの送受信が行える。」という選択肢が在るの“ならば”、利用するのは吝かで無いが。
靴ずれに困ってインソールを楽天で買ったら(安かったので)、靴便利グッズが私釣り広告に参入。
めんどくさいですね…
真に欲している商品の広告が表示されるのは便利だけれど、「検索した用語から“機械的に”選出された広告」の表示というのは、何とも無機的に感じてしまうもの。其の上更に、「人様には知られたくない性癖に関する商品」とかだったら、「表示するのは勘弁してくれ。」と言いたくなります。
利用者の利便性というよりも、運営者は「売らんかな。」という思いからの「勝手な広告表示」というのが、最近は訪れたサイトから感じさせられる事が増えました。本当に面倒臭いです。
本を買ったら、次から同じ著者の本の広告が表示される。同じ作家の追っかけをしているのらば便利ですが、たいていはそうでないので、わずらしいだけです。あまりしつこいと、ハラが立って、意地でもここから買うか。となり逆効果です。
自動的に表示される広告に辟易とされてる方って、矢張り多いんですね。ズラリと列挙されるとしつこさしか感じ得ないし、そうなると「もう買うもんか!」と逆効果な気がします。