ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「陽気なギャングは三つ数えろ」

2015年12月23日 | 書籍関連

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陽気なギャング一味の天才掏摸久遠(くおん)は、消えたアイドル・宝島沙耶(たからじま さや)を追う週刊誌記者・火尻政嗣(ひじり まさつぐ)を、暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライヴァシーをもネタにするハイエナ記者だった。

 

正体に気付かれたギャング達の身辺で、当たり屋痴漢冤罪等のトラブルが頻発蛇蝎如き強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬(なるせ)面々は、断崖に追い詰められた!必死に火尻の急所探る4人組に、軈て絶体絶命カウントダウンが。

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伊坂幸太郎氏の小説陽気なギャングは三つ数えろ」は、「陽気なギャング・シリーズ」の第3弾。成瀬、響野(きょうの)、久遠、そして雪子という、個性的なギャング達の活躍を描いている。映画オーシャンズ11」を、何処と無く思わせる内容。

 

伊坂作品と言えば、格言豆知識随所に盛り込まれている事で有名だが、今回の作品も様々な蘊蓄鏤められている。そういうのは嫌いじゃ無いけれど、多用されると鼻に付くし、読み進めるのもしんどい

 

ストーリー展開は凡庸だし、読後に残る物が全く無い。個人的に伊坂作品は、当たりor外れがハッキリしているけれど、今回の「陽気なギャングは三つ数えろ」は大外れだった。

 

総合評価は星2つ


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