1,235年前の今日、即ち「781年7月31日(旧暦では7月6日)」に富士山は噴火。其れ以前にも何度か噴火しているだろうが、記録が残っている範囲では、781年7月31日が富士山の最古の噴火なのだそうだ。
噴火と言えば、ベイスターズ・筒香嘉智選手の今の打撃は、大噴火状態と言って良いだろう。
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「DeNA筒香 凄過ぎ32号ソロ 月間16発は歴代2位タイ」(7月30日、スポニチ)
DeNAの筒香嘉智外野手(24歳)が、7月16本塁打目となる32号ソロを放った。
2点リードの5回2死で3番・梶谷が黒田からソロ本塁打を放つと、此処迄2打席連続四球の4番・筒香も右翼席へ叩き込んだ。
筒香は此れが、今月16本目の本塁打。2004年4月の阿部(巨人)等に並ぶ歴代2位タイ。2013年8月にバレンティン(ヤクルト)がマークしたプロ野球記録の18本に、後2とした。
今月7度目の1試合2本塁打はならなかったものの、主砲のバットに引っ張られ、首位・広島に連勝。6月13日以来の貯金1とした。
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昨年、共にトリプル・スリーを達成した柳田悠岐選手(ホークス)が、今季は打撃面で苦戦している一方で、山田哲人選手(スワローズ)は今季も素晴らしい打撃を見せていた。ホームランに関して言えば、6月を終えた時点で「26本」。「今季も、ホームラン王獲得は間違い無し。」と思っていた。因みに、6月を終えた時点での筒香選手のホームラン数は「16本」。まさか7月に入って、筒香選手がこうも大爆発するとは思ってもいなかった。
昨日の試合を終えた段階で、ベイスターズとスワローズは共に98試合を消化している。山田哲人&筒香嘉智両選手に関し、98試合を消化した時点での「平均ホームラン数/試合」と「此のペースで全試合(143試合)を終えた場合の予想ホームラン数」、そして7月に消化した試合だけを元にした「平均ホームラン数/試合」と「此のペースで残り試合を終えた場合の予想ホームラン数」を計算してみた。
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[山田哲人選手]
98試合で30本:0.30本/試合 ⇒ 43本
7月は21試合で4本:0.19本/試合 ⇒ 38本
[筒香嘉智選手]
98試合で32本:0.32本/試合 ⇒ 46本
7月は23試合で16本:0.69本/試合 ⇒ 63本
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打撃不振という訳では決して無いけれど、7月に入ってからの山田選手のホームラン数が激減しているのは確かだ。対して、7月に入って以降の筒香選手のホームラン数は、実に驚異的。此のペースで行けば、2013年にバレンティン選手が記録したシーズン最多ホームラン数「60本」を超える計算になる。
とは言え、天才打者・山田選手がホームランに関しては急失速した様に、筒香選手も失速しないとは言い切れない。相手投手の攻めも厳しくなるだろうし。最後の最後迄、レヴェルの高いホームラン王争いを期待している。