ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

有名人だって腹は立つ

2011年08月10日 | 時事ネタ関連

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ロンブーが一般人に『フォロワー8人の御前に影響力無い。』 Twitterで相次ぐ有名人の“暴言”」(8月8日、MEN’S CYZO

 

俳優・高岡蒼甫(29歳)が韓流ブームに疑問を呈し、Twitterで「8は今マジで見ない。」等とフジテレビを批判した事に端を発した騒動の意外な余波が生まれている。

 

ロンドンブーツ1号2号の田村淳(37歳)が、Twitterで一連の騒動に対し「ブームが去れば又新しいブームが来るだけの事じゃないの?トレンドを作りトレンドを追うのがテレビでしょ?♪(´ε` )」と発言。此れに批判が殺到したが、淳は「じゃあ見ないと言う選択で良くない? 何でも否定するのが格好良いスタンスは俺には理解出来ない。」と反論し、此の意見を正論と見るユーザーも多かった。

だが、一部の批判ツイートを書き込んで来るユーザーに対し、淳が芸能人とは思えない様な“暴言”をダイレクト・メッセージ(他人には見られないメール形式のメッセージ。)で送り付けたとして、ネット上で話題となっている。

メッセージの画像がネット上にアップされており、其れによると淳は「フォロワー・・・たったの8人・・・。」、「残念乍ら御前にそんな影響力は無い。」、「冗談なら冗談に見える様に書けよガキ。」等というメッセージを一般ユーザー送り付けた様だ。

 

「そういう何と無くな主観はどうでも良いです。フジテレビの外国資本比率はテレビ局の中で断トツトップです。」というコメントを書き込んだ別のユーザーに対しては、「どーでも良くねーよ!人の仕事をどーでも良いなんて言うながき。」というメッセージを送ったと言う。

 

批判的なツイートに対して苛立つのは理解出来るが、笑いを商売にする芸能人としては余りに冷静さを欠いた反応で在る事は否めない

 

 有名人のTwitterでの暴言事件は珍しく無く、昨年は品川庄司庄司智春(35歳)が、一般ユーザーから「こないだ六本木でミキティ(妻の藤本美貴)以外の女人と歩いてるのを見掛けましたけどは誰ですか?」と聞かれ、庄司が「御前おちょくってるのか?」、「答えろよ!コラ!」、「こういうは許せない!」等と激昂したツイートを連投した事も在った。

 

又、ソフトバンク孫正義社長(53歳)は「どうして、余所様の金を使って、てめ~の潤す事しか考えてないかなぁ。」という一般ユーザーの意見に対し、「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(小さな者には、志を持った大きな人間の気持ちは判らない。)」とコメント。此のツイートが一般人を見下す傲慢な態度だと見られ、ネット・ユーザーからの批判を浴びた。

 

Twitterでは「フォロワー数」がユーザーの影響力を示す数値ともなるが、前述のロンブー淳の様に自身の影響力を誇る様な発言をしてしまう有名人も居る

 

芸能人とも交友が深いと自称するカリスマブロガーきっこは、一般ユーザーに対して「たった400人にしかフォローされてない便所虫の御前と1万6,000人にフォローされてるあたしとじゃRTの意味が天と地なんだよ!東京に出て来る1時間も掛かる此の大宮のクソ田舎もんが!引っ込んでろ!バカ!」 という明らかな暴言を吐いており、Twitterは有名人にとって他人を見下す気持ちが生まれ易いツールになっているとも言える。

有名人達の暴言は、一般ユーザーからの暴言に激昂した末に本音が出てしまった物が殆ど双方向メディアで在るTwitterは、一般人と有名人が簡単に繋がれるという長所が在る。だが、有名人が自分に対する批判を直に目にし、感情的になった反射的に相手に発言を返してしまえる事が、普段ならば絶対に在り得ない暴言を生み出していると言えるだろう。

 

所謂煽り耐性」が無い、という言葉に集約出来るとも言えるが、芸能人も人間で在るのだから仕方無い気もする。だが、普段は笑顔でテレビに出演している有名人が一般人に暴言を吐いて“本性”を曝け出してしまう姿は、ファンの夢を壊す事に繋がり兼ねず、下手をすれば自身の人気を落とす事にもなる。

 

Twitterでの発言が原因で所属事務所を首になった高岡の様に、ネットでの振る舞いが芸能生命を左右する様になった昨今、有名人のTwitter利用の意味が問われているのかもしれない。

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石破茂氏は「是々非々で物事を判断出来る政治家」として、自分が自民党の中で評価している数少ない人物。同様に石破氏を支持する人は少なくない様だが、「石破氏がこう言ったから。」と単に彼の主張をなぞる“だけ”で、「御前は石破氏本人じゃないだろ!」と言いたくなる程に「自分自身の主張が全く見えない人」も結構居るのは残念な事。田村淳氏もそんな1人という理解をしていたのだけれど、“高岡騒動”に関して自身のツイッターで韓流偏重だと思えばフジテレビを見なければ良い。ブームが去れば、又、新しいブームが来るだけの事じゃないの?呟いたのを知り、「へー。」と意外に感じた。失礼を承知で言えば、「単なる愛国馬鹿」(「愛国」を口にする人間全てを、「単なる愛国馬鹿」と言っているのでは無い。「自分の愛国スタイルのみが正しく、他は一切間違っている。」という様な人間を、「単なる愛国馬鹿」と言っているので在る。)如く「フジテレビの反日姿勢は許せない!今こそ保守再興を図るべきだ!!」的な事を主張するのかと思っていたので、「決して、一辺倒な考えでは無いのだなあ。」と“良い意味で”見る目が変わった。だからこそ今回の暴言が事実だとしたら、「もう少し、言い方を工夫すれば良かったのになあ。」という残念さは在る。

 

ネット上には「他者を攻撃したり、憤慨させたりする事だけが生き甲斐の人。」というのが居るのも事実。“高岡騒動”でもフジテレビや同局のメイン・スポンサーに対する抗議を呼び掛けるだけなら未だしも、「こういう抗議電話をフジテレビ等に掛けたら、相手を怒らせる事が出来る。相手が怒ったりしたら、其れを録音して、『こんなとんでもない暴言を吐いた。」として、更なる攻撃を仕掛ける様に。」等と具体的な文面や手順を詳細に記す人達をネット上で少なからず見掛け、「単なる威力業務妨害じゃないか。」と呆れ果ててしまったもの。徒党を組まなければ何も出来ない人、又、そういった人達の“煽り”に対して盲目的追従してしまう人というのは、本当にどうかと思う。

 

話を元に戻すが、ネット上で暴言を吐いてしまった有名人の中には、余りにも執拗で異常な“攻撃”を受けた結果というのが少なくない気がする。だからと言って「攻撃に対して攻撃で返す。」というのも「同じ穴の狢」だし、「下種な相手と同じ土俵に上がってしまう。」という感じが在るので、そういった攻撃を何事も無かったかの様にスルーしたり、論理的且つ冷静に反論したりするのがベターとは思う。けれど、した様に「極めて悪質な集団攻撃を企図しているケース」も在ったり、“表面的には”紳士&淑女とした書き込みをしていても、“皆が見えない裏側では”(メールや管理人が承認しないと反映されないコメント等の形で。)度を越した暴言を“一般人”がしているケースも在るのではないだろうか?そういった事情を知らずに、有名人が履いた暴言“のみ”を見聞して「暴言は許せない!」と有名人だけを批判していた“としたら”、有名人も気の毒な気がする。我慢にも限界が在り、有名人だって腹は立つのだから。


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6 コメント

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Unknown (AK)
2011-08-10 14:07:35
はっきりいって、株を上げたはずがあららストップ安の行動の淳、政商気取りの孫、自称有名人のきっこ、皆いただけません。淳さんは執拗過ぎてビックリ。きっこというのは単なる「ネット弁慶」に過ぎないのでどうでもいい。

しかし攻撃が趣味の人もいただけません。
精神疾患なのではないか。松本元大臣の暴言が躁病の症状と言うことだったが。
恥ずかしながら私の勤務する会社で他人のブログ、2ちゃんねる等に勤務中に執拗に書き込みしていたとして厳重注意を受けた者がいたのです。どうやら事業者、警察にその書き込みが通報されたということで発覚したのですが、「他者を攻撃したり、憤慨させたりする事だけが生き甲斐の人。」を地で行く書き込みだったようです。しかしその人物は普段は気の小さい、話しかければそれなりに愛想良くするが、どちらかというと病的な印象もある、どうやら心療内科に通っているという話だったので、皆驚くというかまあそういうものかというか、こうやって我々のように酒飲んだりゴルフ行ったりして楽しめない人間そういうところでバランスとるんですかね、と暗澹たる気分に私や親しい連中は思ったものでした。
(会社側も精神疾患の事を鑑みて解雇等には至りませんでした。)
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>AK様 (giants-55)
2011-08-10 21:21:04
書き込み有り難う御座いました。

川崎市長が「福島県等の被災地から、災害廃棄物処理を受け入れる。」と表明した所、「放射能に汚染されたゴミを受け入れるな!」等の苦情が4月に殺到しました。「放射能汚染されたゴミを受け入れる事は絶対に無い。」と言っているにも拘らず、苦情が殺到した背景には、ネット上で「汚染されたゴミが入って来る!皆で以下の内容の苦情を一斉に申し立てよう!」といった“煽り目的”の書き込みが乱立した事と無関係では無い気が。

「陸前高田の松を五山送り火で燃やし、東日本大震災で亡くなられた方々の鎮魂にする。」という計画が、「放射能汚染される!」という抗議によって一旦は断念された件、ネット上に下種な煽りが背景に在った“としたら”、非常に残念な事。


「御客様は神様です。」とは三波春夫氏の有名な言葉ですが、「客は神なのだから、どんな言動をしても許される。」といった勘違いの持ち主が、近年は多い気がします。常軌を逸した連中は客と言えず、企業や店もそういった人達には厳しい態度で臨んでも良いのではないかと。
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有名人とやり取りした事はあるけど (自選孝)
2011-08-10 23:29:18
お久しぶりです。最近はtwitterばっかりやっててブログがご無沙汰になっています。
いつか再開はしたいと思っていますが、twitterの手軽さを知ってしまうとどうにも(苦笑)。

有名人のツイートには全く興味はないですね。
人によっては必要以上に多用するからタイムラインが見づらくなるし、その分有用な情報率はそんなに多いとも思えない。そもそも何を言ってもどこまで本音か分からないし、本当に本人が書いているかも分からない。
下手に絡んでトラブルにでもなれば、知名度に勝る有名人に敵う訳がありませんし(そんな恐ろしい事をする勇気もありませんが(笑))

被フォローの件、自分もかなり少ない方だと思っています。でもまあどうでもいいですけどね。寧ろ業者や気の合わない人のフォローが嫌で、ブロックを多用している位ですし。

そもそもtwitterのフォロアー数で優劣が決まるという考え方って何なんでしょうね。少なくとも自分の範囲内では理解に苦しみます。
ツイートを非公開できる機能で限られた範囲の中での交流をしている人もいる中、被フォローの多さにそれ程の価値があるとも思えないのですが……。
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>自選孝様 (giants-55)
2011-08-11 00:28:03
書き込み有り難う御座いました。久し振りの書き込みを頂戴し、本当に嬉しいです。

自選孝様もツイッターをされているんですね。手軽さや即時性等、ツイッターの利点は認識しているのですが、ブログよりも“拘束感”を覚えてしまい、「ブログの方が、自分には合ってそう。」という“食わず嫌い”で今に到っています。

自身が発信した内容に関し、何等かの反応を貰えるというのは嬉しいもの。一人でも多くの方が反応して下されば、「発信して良かったなあ。」と思う気持ちは十二分に理解出来るのだけれど、「フォロアー数が多いから偉いんだ!」みたいな感覚は、何処ぞの宗教団体のトップが「世界各国から、こんなにも勲章を貰いました!」と誇っているのと同様に、自分には虚しさしか感じ得ません。
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会社にあったSNS (spade)
2011-08-11 12:55:56
リーマンショックまであったSNSでも
ロボットソフトを使って友達申請しまくる者が問題になっていました。
皆こじんまりとやりたい派が多く、そうなるとちゃんと交流するには多くて40人が限度ですが、そいつのは全社員に友達申請する勢いですからちょっとした市か町の人口になっていました。ただ、人の気持ち構わず送りまくる姿勢、そして友達になっても日記を読みにくるわけではないことが嫌われていたようで、SNS終了前になぜだかそいつが「いい加減にしろ、やたらメール送ってくるな」という意味の言葉を荒い方言で書いてよこした地方支社社員のメールを「こんなひどい目にもあいましたが今までありがとう!」などと公開したのをきっかけに「何考えてるんだ!本社の人間は私信公開の特権があるのか」「お前の態度は俺もいやだった」「本部にこの日記報告したぞ」など「大炎上」。
「裸の自己満足の王様」の最後にふさわしいものでした。

>淳など

まあ執拗に汚い言葉を書き込まれたら、そういう態度に出るのは有名人だけではないと思います。
また、一般人のほうがそれほど激しい批判を受けることは実生活ではないので、理路整然と批判したらそれだけで一気に自己が崩壊し、焦燥感から批判者に食って掛かるような対応をするブロガー、ツイッター利用者もいるのではないかと思います。実際に何度もブログでそういう例を見ています。いきなりの批判に驚き、「自分は悪くない」と悪態をついて、相手の心証を損なうというパターンです。

文だけのやり取りは難しいと思います。お互いの読解力が鍵になります。面と向かって会話していても「こちらの言っていること」を全く正しく解釈しない人、こちらの言わんとすることを全て曲解するので日本語同士なのに会話が成立しない、ということは残念ながら時々あることですから。
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>spade様 (giants-55)
2011-08-11 20:50:59
書き込み有り難う御座いました。

以前の記事で自戒を込めて書いたのですが、ブログを始めた当初、書いた記事に対して全く反応が無いのが寂しくて、本来の意味合いを知らない儘に「トラックバック」を無闇矢鱈と付け捲っていた事が在りました。少しも関連性の無い記事に迄付けていたのですが、今考えると赤面の思いです。

なので「友達申請」を無闇矢鱈としていた人物の気持ちは判らないでも無いけれど、ロボット・ソフトを使って迄というのは遣り過ぎな感が在りますね。

以前に「今時の子供」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/eafeff8db249b80848a3b8321ed563ab)という記事の中で書いたけれど、一度も会った事が無いメル友迄も「友達」として、「此れだけ友達が多く居ます。」と誇る様な人達には、個人的に違和感が。子供の頃、シール等を手当たり次第に集め、数“だけ”を誇っていたのと何か似ている気がして。「友達って本来は、そういう物じゃないんじゃない?」と思ってしまうのです。

近しい間柄で在ったとしても、時には齟齬を来し、喧嘩してしまう事は珍しくない。ましてや其れ程近しくなかったりする人間と、文字だけでの遣り取りというのは、齟齬を来さない方が不思議とも言える。以前にも書いた事だけれど、深い思いも無く使った「!」や「?」という記号が、受けてからすると「そんな事も判んないの?」とか「貴方、おかしいんじゃないの?」といった意味合いで伝わってしまう事だって在るのですから、本当に気を付けないといけないですね。
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