2013年の最終日。今年も、あっと言う間に1年が過ぎ去ってしまったという感が在る。
個人的には「まあまあの1年」だったが、世相的には暗い話が多かった様に感じる。特に懸念しているのは「特定秘密保護法案の強行採決&成立」等に見られる、政権与党の「人権なんて、国家の前では何も価値が無い。」といったスタンス。
「生活保護を受けている人達を“十把絡げにして”『悪』と見做させ、そして彼等を徹底的に叩かせる事で、政府にとって都合の良い政策を押し通す。」(誤解しないで欲しいのは、生活保護を不正に受けている人達を“も”擁護する気は全く無い。受けて当然の人迄、十把一絡げにして叩くというのがおかしいという事。)等、「仮想敵を常に作り上げ、意図的に妙な方向に世論誘導して行く。」というスタンスは、真面な民主主義国家とは思えない。
所謂“ネット右翼”と称される人達は、「マス・メディアが、反日的な世論を作り上げている。」等と批判している。確かに疑問を感じる報道は在るし、そういうのは批判されて当然と思うが、何でも彼んでも「反日!」というのでは、真面な人からは相手にされないだろう。
「日本にとって都合の良い事柄は全て事実だけれど、不都合な事は仮に事実で在っても(乃至は事実と思われても)一切認めず、『捏造』と断じる。」のでは、「自分達は常に正しく、日本が全て悪い。」と主張する等、ネット右翼が概して批判している中国や韓国等のスタンスと何等変わらない。
日本が「自国民を甘やかす国」になってはいけないというのは未だ理解出来るが、「自国民を隷属させる国」になる事だけは認められない。来年は少しでも不安が少ない、良い年になって欲しいと願う。
最後に、此方を覗いて下さっている皆様方に、感謝の言葉を記したい。
今年1年、御世話になりました。来年も宜しく御願い致します。
来年もよろしくお願い申し上げます。
為政者と国民。為政者がこういう国民にしよういという意志を持っているのなら、国民は、こういう為政者にしようとの意志を持たなければいけません。
為政者=政府は国民が育てるモノと心得ます。来年こそは、より良い為政者=政府を育てなければなりませんね。
「国民は、こういう為政者にしようとの意志を持たなければいけません。」、正に其の通りですね。政治は、其の国の国民の“資質”よりも高く成り得ないと思うし、政治の質が低いとしたら、其の国の国民の質が低いからだとも言えます。
「見た目が良いから。」とか「物事をハッキリ言うから。」といった表層的な部分だけでは無く、本質的な部分で政治家を選んで行かないといけない。政治家は我々国民の生殺与奪権を握っているのだという事を強く認識しないと、気付いた時にはとんでもない国になっていた・・・なんて事が起こらないとは言えない。
一番下の御子様が大学に受かられたとの事、本当におめでとうございます。子は親の背中を見て育つと言いますし、日々を必死で生きて来られたマヌケ様及び奥様の姿を、御子様達は確りと見続けて来たのでしょうね。
敗戦から2年後の1947年、我が国の国民の平均寿命は「男性:50.06歳、女性:53.96歳」だったそうです。其れが昨年は「男性:79・94歳、女性:86.41歳」という事で、「65年間で男性は29.88歳、女性は32.45歳も平均寿命が延びた。」事になります。御子様を立派に育て上げた今、此れから「第二の青春」が始まると考えられて、十二分に楽しんで下さい。
良い御年を!