ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

こんな事許り続けていたら、何処が政権を取ろうと、日本は駄目になって行くだけ

2011年09月11日 | 政治関連

最初に断わりを入れさせて貰うが、以下の記事は昨日の午前中、即ち鉢呂吉雄経済産業大臣が辞任する以前に書いた物。」で在る。辞任を受けて書き直す事も考えたのだが、敢えて其のの形でアップする事にした。

 

「残念乍ら周辺市町村の市街地は、人っ子1人ない『死の町』だった。」。

 

福島第1原子力発電所の周辺市町村を8日に視察した鉢呂吉雄経済産業大臣が、9日午前に行われた会見で冒頭の発言をした事に対して、「不謹慎な発言で在り、即刻大臣を辞めるべきだ!」とか「直ぐ衆議院解散をすべきだ!」という声が野党等から上がっているという報道を見聞した際、「適切な発言とは言えないだろうけれど、『人っ子1人居ない厳しい現状だった。』と言いたかったのだろうし、『死の町』というのでは無く『ゴースト・タウン』という言い方をすれば問題無かった“としたら”、言葉狩りの様な気がする。不適切な発言としても、此れだけで大臣を辞めなければいけないと自分は思えないし、況してや衆議院解散云々となると、内容は全く無関係に『大臣を辞めさせる事だけ在りき。』乃至は『衆議院解散させる事だけ在りき。』ではないか。」とげんなりさせられた。

 

しかし続報で「8日の視察後、着用していた防災服を報道陣の1人に擦り付ける仕草をした上で、『放射能を移してやる。』という趣旨の発言をしていた。」事を知り、此の言動に関しては「大臣として以前に、1人の人間として鉢呂大臣の言動は許し難い。」と思うに到った。此の言動に関して鉢呂大臣は「汚染で苦しむ皆さんの事に付いてマスコミの皆さんにも共有して(貰って)、頑張って難局を乗り越えて行きたいという事で在りますので。其れは(発言は)一寸私、定かでは在りません。」、「親しい記者も居た事も在り、近付いて行ったのは事実だ。」等と口にしたそうだが、こんな訳の判らない言い訳をするのでは無く、真摯に不適切な言動を詫びるべきだ。本人は冗談の積りでした言動なのだろうし、自分(giants-55)も“身内”ではこういった不適切な言動をしてしまう事も在るので偉そうな事は言えないけれど、少なくとも“然る可き立場の人間”ならば“の場”で絶対にしてはならない言動は厳然と在る。鉢呂大臣の此の言動は、昨日の記事で触れた「悪質極まりない便乗犯」と同様に被災者の心を傷付けたと思うし、幼稚な言い訳をするのでは無く、誠心誠意の謝罪をしなければいけない。

 

自民党政権与党の頃より、大臣舌禍事件はしばしば起きていた。其の事で大臣を辞めた人も数多だが、「辞めて当然。」と思う大臣が居る一方で、「こんな事で辞めなければいけないのか?」と疑問に思うケースも少なからず在った。鉢呂大臣の後者の言動は許し難いが、「死の街」という発言だけで「大臣を辞めろ!」となってしまうと、例えば「無意識に『片手落ち』という言葉を使ってしまった事で、『身体障害者を馬鹿にした発言で在り、大臣を直ぐに辞めるべきだ!』なんてケース。」も出て来るだろうし、そうなると本当に言葉狩り以外の何物でも無く、異常なに用心する余りに、何も喋らなくなってしまう大臣が出て来る事を懸念してしまう。

 

此の考え方には当然異論反論が在るのは判っているけれど、「『清廉潔白だけれど、全く無能な政治家。』よりも『“或る程度”ブラックな部分が在っても、其れ遥かに上回る国益延いては「国民の利益」)を生み出してくれる政治家。』の方を評価する。」というのが自分のスタンス。同様に政治家は『何を言ったか?』よりも、『何を実際に遣ったか?』で評価すべき。とも思っている。「放射能を移してやる。」といった発言は絶対に許せないけれど、だからと言って「経済産業大臣として未だ具体的な仕事をしていない段階で、『大臣を辞めろ!』という流れ。」は疑問を感じる。

 

野党時代の民主党もそうだったが、今の自民党も「大臣を次々に辞めさせて、衆議院解散に追い込む事“だけ”在りき。」というスタンスしか感じられない。中には「大臣を次々に辞めさせる事が、国会議員の唯一の役割りだ。」と思い込んでるとしか思えない者も居たりする。こんな連中が与野党を問わず居るからこそ、「国会議員を大幅に減らせ!」と自分なんぞは思ってしまう訳だが、「大臣を次々に辞めさせて、衆議院解散に追い込む事“だけ”在りき。」というスタンスが今後も続いて行くならば、何処政党が政権を取ろうと、日本は駄目になって行くだけだろう。


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9 コメント

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『誰が得をしてる』? (ドロップ)
2011-09-11 03:45:50
こんばんは。
読ませて頂きました。

言いたい事は沢山、有り余る程なのに文章には上手く纏まらないのですが、概ね同意見です。

鉢呂氏と記者とのやり取りは一部新聞で確認しましたが、鵜呑みにして良いものか。
もし近い発言があったとしたら、緩みが出たのかもしれません。『記者には絶対に気を許してはならない』、この原則に忠実で無ければ否応無しに即辞任の道筋が作られるという事でしょう。
逆に記事通りで無い部分があれば反論すれば良いとは言え、鉢呂氏が自分の主張をする事で水掛け論となり、厳しい政治状況とも相俟って更なる政権へのダメージは必至。
確実に違うと証明できなければ、報道された時点で『嘘付き』の印象が付き纏う。

記者陣は言質を取るのがお仕事で、常に足元を掬う機会を狙っている。
メディア関係者が自由自在に社会を作っていると強く感じています。
マスだけで無く、ネットも含めてですが。


テレビメディアによる一部を切り出した編集手法やあらゆる演出、詳細なやり取りを紹介せず『印象付けたもの勝ち』な放送に辟易。
『嘘』では無いが全体の事実を押さえていない『一部切り出し報道』で、判断に関わる重要情報に漏れが生じ、事実が歪曲された形で放送に乗る。
内容も益々程度が悪くなっていく傾向に、問題意識を持っています。
『違うじゃないか!』とテレビの前でつい発したくなる。

・新聞より、見比べ難い
・一瞬の印象で恰も全体を把握したかのような錯覚に陥り易い
・繰り返し見る事で印象が強烈になる

メディアと接する際には多角的に判断する冷静な目と心の余裕を持ちたい。しかし、いつ何時もそれを維持するのは難しいですね。特に、緊急時等のパニックを起こしやすい時には尚更。
メディアに騙されないよう、自分を過信しない事くらいしかないのかもしれません。
一次情報を大切にしたいです。


政治を前進させて欲しい。心底願います。
ごたごたや停滞で一体『誰が得をしてる』のでしょうね…。


※鉢呂氏の辞任会見の模様
質問の仕方で記者が記者に怒っています。やり取りは現段階でテレビ放送されていません。
もし良ければご覧になって下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=sPwOyYOFfQE
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馬鹿は死んでも治らない (spade)
2011-09-11 06:14:08
この人大臣になった直後から口が軽い印象だったので、これはやばいんでないかと思ったら、出るわ出るわで案の定。
任命責任はあると思います。こういうのを選んだために支持率は下がるでしょう。上げる為に倍頑張らなければいけません。それが義務です。
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ドロップ様&spade様 (giants-55)
2011-09-11 09:55:21
書き込み有り難う御座いました。


今回の内閣が発足した際、舌禍事件を起こしそうな懸念を持つ大臣が数人居ましたが、一番危うく感じていたのは安住淳財務大臣でした。以前より其の“余りの軽さ”(山本一太氏と相通じる所が在るのですが。)に政治家として不安を感じていたし、ハッキリ言って「『門外漢』と言える財務大臣が務まるのか?」という思いも。

鉢呂前大臣に関しては、個人的に「舌禍事件を起こしそうな人物」として認識していなかったので意外では在りましたが、其の事で辞任する必要が在ったかは未だに疑問なれど、もし「放射能を移してやる。」という趣旨の発言が事実で在れば、実に愚かな発言だし、猛批判されても当然でしょうね。

唯、此方(http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002887)でも指摘されている様に、マスメディアが意図して特定の人物を葬る事が可能で在る事実も、我々は常に念頭に置いておかなければいけないと思うのです。記事にも触れましたけれど、自民党が政権与党だった頃より、「言葉狩り」の様な感じで大臣職を辞さなければならなかったケースが少なからず在った様に自分は感じていますし、「政治家は『何を言ったか?』よりも、『何を実際に遣ったか?』で評価すべき。」と考えている自分としては、「大臣として行動し始めた許りというのに、其れで辞任に追い込むというのは、果たして良い事なのだろうか?」と思ってしまう訳です。

「自民党の石原伸晃幹事長が10日、青森県弘前市での同党衆院議員主催の会合で講演し、2001年9月の米同時多発テロに付いて、『キリスト教支配に対するイスラム圏の反逆、歴史の必然として起こった出来事ではないかと(当時)強く思った。』と述べた。」との報道がされましたね。「テロを『歴史の必然』として容認した様に受け止められ兼ねない発言で、批判を呼ぶ可能性も在る。」とマスメディアは批判。(「歴史の解釈に対する持論を述べただけ。決してテロ行為を認めた訳では無い。」と石原幹事長は釈明した様ですが。)石原幹事長は個人的に嫌いな政治家の1人なれど、此の発言に関しては「批判される可き内容なのだろうか?」と個人的には疑問に思っています。

ドロップ様が紹介して下さった「辞任会見の模様」は、昨日にネットの記事等で見聞しておりましたが、「自分こそが正義で在り、何をしても許される。」的な記者の傲慢さには辟易。此れ迄にもこういった勘違い野郎は結構居ましたが、其の姿勢に異を唱えるマスメディア従事者が居る事はせめてもの救いです。

「野党時代の民主党から、散々足を引っ張られたので、野党になった今は仕返しをしてやる!」という思いが自民党に在るのだとしたら、次に民主党が野党に転落した際には意趣返しをされるだけでしょう。御互いにこんな足の引っ張り合いをするのは不毛極まりないし、国益に繋がる事は決して無いと思うのですが・・・。
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動画後で見てみます (spade)
2011-09-11 13:10:59
ドロップさんのリンクした動画見てみます。
(なんとなくやりとりが想像できますが)

なんとなく「何々を言った」という報道の中で安住よりこの鉢呂のほうが「落とせやすそうな奴ターゲット」という印象を受けたんです。あと石川県選出の一川(自衛隊に製品卸してる小松製作所と自衛隊小松基地の城下町石川県小松市が本拠地の代議士)。彼のバックは小沢だからどう作用するかなと。

メディアというと昨日のgiantsさんのエントリーにも絡むことだけど
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo34/siryo1.pdf
(福島宮城の土壌は粘土質、それが野菜の多くがセシウム不検出かせいぜい高くて50かそこらという理由の一つではないか)

こういうのって特集記事にもしないですよね。地質のことはだいぶ前に科学サイトで読んで知ってたんだけど、大メディアではお目にかからない。面白い話じゃないからかな。

延々とどこそこの茶から出た→「頭来たとか来年は作らないかもといってる70歳ぐらいの農家の記事」「不安な消費者」の繰り返しや中部大学の馬鹿みたいなのの話の記事や少数のノイジークレーマーの話より合理的な内容なのに。しまいに今は単純に東電に向かってる怒りがメディアにも向いて、農家&その縁者から所沢ダイオキシンのときの二の舞喰らうんじゃないかな。規模が規模だからおそらく倍返しを。
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Unknown (giants-55)
2011-09-11 20:06:02
書き込み有り難う御座いました。

ニュース・ヴァリューの有無だけで、マスメディアが報道したりしなかったりというのは、どうかと思いますね。特定の事柄にニュース・ヴァリューが在るか無いかの判断は、当然乍ら判断する人の思考が介在する訳で、其処には一定のバイアスが掛かってしまう。判断者が極力第三者的な立場をキープしようとしているのなら未だしも、そうじゃなかったら「意図的に曲げられた報道」という可能性も出て来てしまう訳で、出来るだけ色んな方向からの「ニュース素材」を流して欲しい。
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Unknown (マヌケ)
2011-09-12 12:50:11
マスコミの連中は自分達をバカだと思ってない様子ですが、世の中は十分バカだと思っていますよね。 気づかないからバカなんでしょうけど。 こういう連中に権利とか社会的に影響のある大きなものを簡単に与えてよいのでしょうか? 許認可事業で国から免許をもらっていることのお墨付きみたいなところに彼らの勘違いがありはしないでしょうか。 勘違い甚だしい。 なんの許可?権利があって偉そうに振舞うの? 勝手にカメラ向けたり、マイク向けたり、そんな資格があるの?単なる人事異動で記者になったばかりの、つい昨日まで就カツしてたような青二才に。 もまれてりっぱな記者になっていくのかもしれないけど、それまでの道のりでどれほど誤った、間違った、悪影響を世の中に及ぼすことはないの? それでいいと思って、自分の頭で考えているの? サラリーマン的に上から言われたことを締め切り時間の中で修めているだけじゃないの? それで本当によいのですか? あなたが、あなたの会社がよくても、国民はよくないと思うよ。
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>マヌケ様 (giants-55)
2011-09-12 14:00:16
書き込み有り難う御座いました。

「鉢呂前大臣は震災に対して強い関心を持ち続けていた政治家の1人だったし、放射能汚染の件でも真摯に重要性を口にしていた。そういった事は全く知らされない儘、又はそういった事迄もが全て否定されてしまうのだとしたら、其れは残念な事。言い方は不適切だったかもしれないけれど、『死の町』というのは現地の惨状を良く知っているからこそ出た表現だろうし、意図して『政変』を作り上げようとしている様なマスメディアの在り方はどうかと思う。」。昨夜、或る情報番組に出演していたコメンテーターが、そんな趣旨の発言をしていました。此れが事実だとすると、益々今回の辞任劇には疑問を感じてしまう。


「放射能を移してやる。」という発言が事実ならば、実に許し難い。でも“不思議な事に”「此の発言を実際に何処の記者に対してしたのかが判っていない。」という報道も在る。「『鉢呂大臣が、とんでもない事を言ったらしい。→記事にする。→『誰に対して言ったのか、良く判らない。此れは拙いぞ。』→記者達が口裏を合わせる。」なんて事が絶対に無いとは言い切れないのが、オフレコ発言の怖さ。「大阪地検特捜部主任検事証拠改竄事件」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%9C%B0%E6%A4%9C%E7%89%B9%E6%8D%9C%E9%83%A8%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E6%94%B9%E3%81%96%E3%82%93%E4%BA%8B%E4%BB%B6)の例も在るし、強大な権力を有する人物や組織は、必要以上に“謙虚さ”(と言って、特定の対象に阿る必要は全く無いけれど。)を持たなければいけない。

「政争許りしていないで、好い加減国民の為の政治をして欲しい。」等としたり顔で報道する連中が、実際にはやれ「主流派だ。」やれ「反主流派だ。」と、嬉々として「政変を作り上げる。」事に夢中になっている様な現実。
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パラダイムシフト (ドロップ)
2011-09-16 08:33:00
giants-55さん、spadeさんこんにちは。
人様のブログで吐き出すかの様に言葉を書き連ねて申し訳ないのですが、大変長いですがコメントさせて頂きます。

楽観と悲観、取り上げ方が難しいですね。
受け手が楽観するようなニュースを増やすと全体的には悲観報道は減ります。しかし、後になって報道が無かったが為に問題が生じたり、悪化が食い止められず大事になってから発覚する場合があります。
逆に、悲観するようなニュースを増やせば全体的には楽観報道は減りますが、大混乱の誘発やみだりに動揺させて疲弊させる等、場合によっては命に関わる最悪の事態を招く恐れも考えられます。


今後報道姿勢が「極端に『酷く』」なったり、逆に「あれ?『まとも』になった」と思うことがあるかもしれません。しかし、それは『宗旨替え』したに過ぎず、誘導を止めたわけではありません。
多くの人を誘導する便利なツールであるのに、倫理的な観点から真っ正面に向き合い、誘導を止めると考えることは全く出来ません。

単に『新たな洗脳』に移行しただけ。
洗脳手法に多くの人が気付いてデモを起こして抵抗した結果、改善したとします。それを人は『正しい』、『正義』と考える。

しかし、自ら判断選択したと強く強く信じている程、実は新たな洗脳による判断にも関わらず「『前より』も『次こそ』は『まとも』である」と無意識のうちに捉えてしまうのです。

無意識に『自分の判断は正しい』または『偏らないよう注意を払い、バランスを考えている』と思ってしまうのは人間の心理。そこに付け入る。


私はマスコミの人達が馬鹿だという論には懐疑的で、偏向や『おバカ』な発言も『誰かが描いた』遠い先の大目標を見据えて意図を持って誘導や洗脳したい方向へと導く為の手段としていると考えています。
勿論、単なるミスや間違いもあるでしょうが。

本当の『おバカ』が、その世界で伸し上がっていけるでしょうか。
彼らはマーケティング、洗脳に長けたその道の『プロ』です。


「時代の要請」「偶然」と思えることも、実は『必然』ではないか。
「ブームの『仕掛け人』」がいるように…。
マスコミが妙に持ち上げたり、批判するにも理由がある。二重三重の仕掛けが成されていれば、裏事情をいくら想像しても一般国民に真実は分かりません。
前後の文脈を切られて伝えられ、ミスリードされたら黒白自在に出来る。以前にこちらのブログで『プロレス』とコメントしたことがありますが、コメンテーターが示し合わせて各々の役に徹して芝居を打たれたら、まんまと騙せてしまう。又、敢えて白々しく演じる事で逆の印象を植え付ける。『繰り返し』たり『メディアが横並びで一斉に』すれば可能です。
本心を述べてるとは限りません。

メディアに限ったことではありませんが真実とは一体何でしょうね…。


激動の時代、世界的に選挙やトップの交代もあり、パワーバランスの変化で善人が悪人だと言われるような誘導に次々と入れ代わっていく時期。

今であれば民主党の野田政権を批判または擁護していると受け取れる報道も、長い時間をかけて政界再編や国民投票・道州制・首相公選制等の橋下大阪府知事の考えに誘導されていく『過程』に過ぎないのではないかと邪推しています。

要はいつの世も、広告代理店やネットを含めたメディアの匙加減。それらがどんなに新しいシステムに変化しても、止めることはないのです。
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>ドロップ様 (giants-55)
2011-09-17 12:32:59
書き込み有り難う御座いました。

記事「『部分』でしか、物事を取り上げられない人達」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/9b39bd110f4bde05c613eda0ac4d41ba)でも触れたのですが、意図的で在るにせよそうでないにせよ、「全体」ででは無く「部分」でしか物事を取り上げられない人というのが世の中には居ます。此れは此れで困った事では在るのですが、もっと問題なのはマスメディアが“意図的に”部分だけを取り上げて世論誘導を図る事。近年、報道番組にコメントを寄せた有識者が、「自分が発言した内容をTV局が勝手に“加工”し、自分の意思とは違う方向に話を持って行っている。」と不満を口にするケースが増えている様に感じられ、「こういう事をマスメディアがしていると、結局は時の権力者の報道への介入を許してしまうだけなのに・・・。」と危惧の念を抱きます。
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