正月三が日を終えて（２０２１年）

今年の年賀状を読んでいて感じた事。（他のブログにも書かせて貰った事だが）「『新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を望む記述。』が、頂戴した年賀状の略全てに在った。」事には、「矢張りなあ。」という思いが。自分も同様の事を書いたのだけれど、恐らくは全国に届いた年賀状の殆どが、そんな感じだったのではなかろうか。「年賀状で同じ様な内容が、こんなにも多く記された。」というのは、間違い無く初めての事だろう。「其れだけ我々は、未曽有の事態に見舞われている。」という証左だ。

又、「昨年、私もテレワークさせられる事になりました。」という文章も、少なからず在った。中には「自分が属している業界で、テレワークなんか導入されるとは思ってもいなかった。２年前には、全く考えられなかった事だ。」という記述も。一時的にせよ、テレワーク導入が結構進んでいる事を痛感。

「元日は初詣に訪れる人達の車で大混雑している、近所の神社に続く道。」が在る。普段ならば１分も掛からずに通り抜けられる距離なのに、元日の午前中は１０数分掛かるのが常。元日に墓参りをする事にしている我が家としては、避ける様にしている道なのだが、「今年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で、そんなに混んでいないのでは？」と思って向かった所、信号待ちしている車は１台のみ。でも、件の神社の横を通ると、境内には結構な人が集まっていた。「境内に入る人が列を作っている。」という例年程の混み具合では無かったものの、「こんな状況だからこそ、神頼みに走る人が少なく無い。」という事か。

「“巣籠り”し続けているのもストレスが溜まるし、歩かないと体力が落ちてしまうので、人で混み合っていない場所に行こう。」と、昨日、近場の大きな公園に車で向かった。道路は結構混んでいたし、ショッピング・センターに入って行く家族連れの姿も多く見掛けられた。国民に対して「不要不急の外出や大勢での会食は避けて欲しい。」等と強く訴えた所で、「首相を始めとした政治家達が、大人数での忘年会を行っていた。」という事実が次々と明らかになるのでは、「何で私達だけが、我慢し続けなければいけないのか！もう外出するぞ！！」という人達が出てしまうのは、（決して好ましい事では無いけれど）理解出来なくも無い。