ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ジャイアンツ流

2018年10月24日 | スポーツ関連

昨日、原辰徳氏のジャイアンツ監督就任会見が行われた。此の会見スタイル、そして以降に発表された内容には、「何か変だなあ。」と思ってしまう事が多かった。ジャイアンツ・ファンの自分ですらそうなのだから、他チームのファンならば余計にそう思う事だろう。

 

就任会見の雛壇には、“前監督”の高橋由伸氏も並んでいた(並ばされていた?)。形の上では「自ら退任を申し入れた。」という事になっている高橋氏だが、「フロント外堀を埋められ、退任に追い込まれた。」というのが実際だと思う。そう感じている人が少なく無いからこそ、原新監督と並んで会見に応じ“させる”事で、「監督職移譲は、円満に行われた。」と対外的アピールしたかったのだろう。「“実質的に”解任された監督が、新監督と並んで会見に応じる。」というのは、過去にもジャイアンツで見られた光景。“ジャイアンツ流”と言えるが、解任された側からすると“屈辱に違い無い。

 

“特別顧問”という訳の判らない肩書を高橋氏に与えたのも、「監督職移譲は、円満に行われた。」という演出としか思えない。(指導者として結果を残し続けて来たのに、2軍監督を解任された川相昌弘氏。「原新監督と反りが合わないから。」というのが理由として言われているし、自分もそうだと思っている。そんな彼には、“読売新聞スポーツ・アドヴァイザー”という肩書が与えられた。「選手、指導者としての豊富な経歴を生かし、プロ野球を含めたスポーツ全般への取り組みに付いて、又、ジャイアンツのファーム施設整備に付いて、読売新聞に助言する。」というのが役割らしいが、肩書名も含めて良く判らない。実質的に解任された堀内恒夫元監督に続き、此の肩書保持者は2人目とか。「ジャイアンツと円満な関係に在る。」という対外的なアピールだろうが、ジャイアンツにはこういう訳の判らない肩書が本当に多い。)

 

そして、極め付け長嶋茂雄終身名誉監督(此の肩書も又、意味不明な物の1つだろう。)談話発表。要するに“原氏が新監督に就任する正当性”をミスター・ジャイアンツに主張させる事で、フロントは“錦の御旗”としたいのだろう。長嶋氏を政治利用するのは、もう止めて欲しい。

 

「“ジャイアンツ流”が、全て悪い。」とは言わないけれど、おかしな事が少なく無いとは思う。


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