「嗚呼、一つの時代が終わったのだなあ・・・。」*1そんな感慨を、誰しも一度は抱いた事が在るだろう。自分の場合は何度か在る。
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【スポーツ界】
スポーツで言えば、幼少時からのヒーローだった王貞治選手(動画)が引退した時に尽きるだろう。左打席にバット、そして一塁ベース上にファーストミットを置いた引退セレモニーを、泣きながら見守っていた。「これでもう、あの一本足打法が見られないのか。」と思うと、堪らなく哀しかった。
【芸能界】
山口百恵さんの引退(動画)。他のアイドル達とは、別格の存在だった彼女。引退コンサートで、静かにマイクを床に置く姿が今でも忘れられない。自分の中では「確実に一つの時代が終わった。」と感じたものだった。
【御笑い界】
ツービート、正確に言えばビートたけし氏の登場は衝撃的だった。それ迄に主流だった笑いが、彼の出現と共に終わりを告げた様に思う。
【政界】
物心がついた頃より、政界の中心にずっと君臨していたのが田中角栄氏。功罪で言えば罪の方が大きかったのだろうが、自分の中では最も魅力的な首相だった。そんな彼が1993年に亡くなった時、一つの時代の終わりを痛烈に感じた。
【経済界】
山一證券の自主廃業。野村、大和、日興、そしてこの山一が我が国の四大証券会社と呼ばれており、自分が社会人になった頃は「就職したい企業」の上位だった様に記憶している。頭の何処かで「四大証券会社が潰れるなんて、絶対に在り得ない。」と信じ切っていたので、最後の社長となった野澤正平氏が号泣し乍ら「皆、私達(経営陣)が悪いんで在って、社員は悪く在りませんからありませんから!どうか社員に応援をしてやって下さい。優秀な社員が沢山居ます。御願いします、私達が悪いんです。社員は悪く御座いません!」と会見する姿がショックだった。「大きな企業が倒産しないというのは、もう過去の話になったのだなあ。これからは、何処の企業が倒産してもおかしくない。」と思ったもの。
【犯罪】
それ迄にも残酷な事件は幾つも在ったのだろうが、「これ程迄に残酷な事件が、我が国でも発生する様になったのか・・・。」と自分が最初に思ったのは「金属バット殺人事件」。子供が両親を殺害、それも金属バットで滅多打ちした上で・・・というのは衝撃的だった。「曲り形にも平和な国に暮らしている。」という思いが、この事件によってガラガラと崩れ去った気がする。
【海外】
「絶対的強者のアメリカ」という思いが揺らいだ「アメリカ同時多発テロ事件」。ワールドトレードセンターに旅客機が突っ込むシーンを目にした時は、何が起こったのか直ぐには理解出来なかった。アメリカがその権威を誇示し続けて来た時代が、この事件によって変わって行くのではないかと感じたもの。
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そして最も強く「一つの時代が終わったのだなあ・・・。」と感じたのは、「昭和」という時代が終わった時(動画)。文字通り「一つの時代が終わった」訳だが、自分がこの世に生を受けてからずっと続いていた昭和という時代が終わるのは、やはり独特の感慨が在った。
そこで皆様にズバリ聞きます!「皆様が『嗚呼、一つの時代が終わったのだなあ・・・。』と感じた出来事は何ですか?」
*1 「一つの時代が終わったのだなあ・・・。」では無く、「これから新しい時代が始まるのだなあ・・・。」と感じたのは、インターネットを初めて体験した時。「情報伝達のスピードが格段と速まり、世界が狭く感じられる様になるだろうな。」と思ったもの。
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【スポーツ界】
スポーツで言えば、幼少時からのヒーローだった王貞治選手(動画)が引退した時に尽きるだろう。左打席にバット、そして一塁ベース上にファーストミットを置いた引退セレモニーを、泣きながら見守っていた。「これでもう、あの一本足打法が見られないのか。」と思うと、堪らなく哀しかった。
【芸能界】
山口百恵さんの引退(動画)。他のアイドル達とは、別格の存在だった彼女。引退コンサートで、静かにマイクを床に置く姿が今でも忘れられない。自分の中では「確実に一つの時代が終わった。」と感じたものだった。
【御笑い界】
ツービート、正確に言えばビートたけし氏の登場は衝撃的だった。それ迄に主流だった笑いが、彼の出現と共に終わりを告げた様に思う。
【政界】
物心がついた頃より、政界の中心にずっと君臨していたのが田中角栄氏。功罪で言えば罪の方が大きかったのだろうが、自分の中では最も魅力的な首相だった。そんな彼が1993年に亡くなった時、一つの時代の終わりを痛烈に感じた。
【経済界】
山一證券の自主廃業。野村、大和、日興、そしてこの山一が我が国の四大証券会社と呼ばれており、自分が社会人になった頃は「就職したい企業」の上位だった様に記憶している。頭の何処かで「四大証券会社が潰れるなんて、絶対に在り得ない。」と信じ切っていたので、最後の社長となった野澤正平氏が号泣し乍ら「皆、私達(経営陣)が悪いんで在って、社員は悪く在りませんからありませんから!どうか社員に応援をしてやって下さい。優秀な社員が沢山居ます。御願いします、私達が悪いんです。社員は悪く御座いません!」と会見する姿がショックだった。「大きな企業が倒産しないというのは、もう過去の話になったのだなあ。これからは、何処の企業が倒産してもおかしくない。」と思ったもの。
【犯罪】
それ迄にも残酷な事件は幾つも在ったのだろうが、「これ程迄に残酷な事件が、我が国でも発生する様になったのか・・・。」と自分が最初に思ったのは「金属バット殺人事件」。子供が両親を殺害、それも金属バットで滅多打ちした上で・・・というのは衝撃的だった。「曲り形にも平和な国に暮らしている。」という思いが、この事件によってガラガラと崩れ去った気がする。
【海外】
「絶対的強者のアメリカ」という思いが揺らいだ「アメリカ同時多発テロ事件」。ワールドトレードセンターに旅客機が突っ込むシーンを目にした時は、何が起こったのか直ぐには理解出来なかった。アメリカがその権威を誇示し続けて来た時代が、この事件によって変わって行くのではないかと感じたもの。
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そして最も強く「一つの時代が終わったのだなあ・・・。」と感じたのは、「昭和」という時代が終わった時(動画)。文字通り「一つの時代が終わった」訳だが、自分がこの世に生を受けてからずっと続いていた昭和という時代が終わるのは、やはり独特の感慨が在った。
そこで皆様にズバリ聞きます!「皆様が『嗚呼、一つの時代が終わったのだなあ・・・。』と感じた出来事は何ですか?」
*1 「一つの時代が終わったのだなあ・・・。」では無く、「これから新しい時代が始まるのだなあ・・・。」と感じたのは、インターネットを初めて体験した時。「情報伝達のスピードが格段と速まり、世界が狭く感じられる様になるだろうな。」と思ったもの。
卒論みたいでなかなかいい議題ですね。
今は東京に住んでいますが、以前は神戸に住んでいました。そうです。阪神大震災を体験しました。未だにその恐怖がTVの地震速報等で思い出すことがあります。あの大きな冷蔵庫が寝ている私の方に近づいてくる映像が頭に残っています。時代といいますか、人生自体終わったと思いました。被災地での生活、馬鹿な野次馬、こういうときに本当の人間の本性が現れるのです。幸い住居は無事でしたが、無法地帯になってました。時間は嫌なことも忘れさせてくれますね。
学んだことは、被災地でどこぞのオッサンが泣いている息子さんに対して言っていたのですが「人の別れは心を強くし、人との出会いは、心を豊かにする」と言ってました。当たり前かも知れませんがこの言葉には勇気付けられましたよ。
政治不信、株価暴落、偽装問題、いやなニュースばかりですが、落ち込んでばかりいられませんね・・・
以前、「あの日自分は・・・」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/fd5cc9507239c8128c9908ad93ea73e5)という記事を書きましたが、阪神大震災で火の海となった現場の映像を見た時には愕然としました。とても日本で起こっている事とは思えなかったからですが、それから続報に触れるにつれ、未曾有の大惨事が起こってしまった事を痛感。
知り合いの縁者が被災され、その時の様子をネットで詳細に書かれているのですが、TV画面を通して見聞していたよりも遥かに悲惨な現実を知りました。人間の温かさに触れる一方で、人間のおぞましさを思い知らされたとも。どちらも同じ人間なんですけどね・・・。
この震災で痛切に感じた事は、「国は個人に対して何もしてくれない。結局は自分で自分の身を守らなければならないのだ。」という事。それ迄にも漠然とそういう思いは持っていましたが、この震災によってそれが確信になりました。
江夏豊さんではないでしょうか
最後は西武であの管理野球の申し子広岡氏と対立で飼い殺し状態でメジャー挑戦し敗れ去った男が有志だけでおこなわれた引退式が印象深いです…
阪神を追われる形で南海へ世紀のトレードされたときも驚きでしたが野村監督のスキャンダル発覚
※サッチーとの不倫
でのトレード直訴を行い広島への金銭トレード
後に江夏の21球と言われた1984年の日本シリーズも印象深いシーンでした
優勝請負人と呼ばれたが常にローンウルフとして体制に対立し決して持論を曲げなかった江夏豊氏
幾多の記録記憶を残した江夏氏にあまりに寂しい引退式での球界引退には昭和の野球も終ったなぁと感じたシーンでした
もう1人は
自称日本一の漫才師
破天荒な言動で芸人として生きた横山やすし氏の寂しすぎる最後です…
破天荒な漫才師という世間の評価をどこかで演じてた様な横山やすし氏
関西の漫才師からまさに日本一の漫才師やすきよで頂点を極めながらも…流転し自らの言動で転落していった横山やすし氏
吉本興業解雇後の生き様死去後にしれば知るほど※暴漢に襲われ後遺症害言語障害等に苦しんだ等
物悲しい気持ちになって昭和の漫才の終わりだなと感慨深くなったことを思い出します
以前、「名球会に名が無い男」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/4dd37fb0b8846108bd60025a424a3164)という記事を書きました。名球会への入会資格を持ち乍ら入会していない人物が3人居り、その1人を取り上げた記事なのですが、残り2人の内の1人が江夏豊氏です。日本プロ野球の歴史を語る上で、彼の存在は絶対に外せない。長嶋茂雄選手に村山実という好敵手が居た様に、王貞治選手の好敵手の一人は間違い無く江夏投手だったと思います。心臓の持病が在ったと言われていますが、もっともっと節制されていたならば、より多くの記録が積み上げられていたのではないかと思うと残念です。(”江夏の21球”もそうですが、オールスターゲーム初の9者連続奪三振も凄いですよね。)
御笑い大好き人間の自分には、愛して止まない芸人達が幾人か居ます。ドリフターズ(厳密に言えば芸人では無いのですが、自分にとっては”御笑いの教科書”と言える存在でした。)やビートたけし、ケーシー高峰、伊東四朗、正司敏江・玲二、レツゴー三匹、そして横山やすし・きよしもそうです。やすし氏の破天荒な言動を愛していましたが、昔は「芸人だから。」で許された破天荒さも、時代と共にそれが許容されなくなってしまった。それに気付かないまま(或いは気付いていて、敢えて突っ走ってしまったのかもしれません。)芸能界から追放されてしまったのが残念でした。
最晩年、老人ホームを訪れ、たどたどしい言葉で漫談”もどき”をしていた彼の姿が今でも忘れられない。稀代の天才にしては余りに哀れな姿でした・・・。
この流れが心なしか歌謡曲の終焉を意味しているような。光GENJIの大ブームは最後の打ち上げ花火だったかな??
「ザ・ベストテン」は一番好きな歌謡番組でした。久米宏氏が司会を担当されている間は、殆ど見逃さずに見ていましたね。放送開始から或る期間迄、VHSのビデオデッキで録画&保管していたのですが、如何せん電波状況が極めて良くない地域ですので、途中で画面にゴースト現象が出る等した為、「こりゃあ保管用には向かない。」と全て廃棄してしまったんです。今は「勿体無い事をしたなあ・・・。」と後悔してるのですが。
うろ覚えですが、「ザ・ベストテン」が開始となった頃はたのきんトリオの人気が出始めた頃だったと。そして終焉の頃は光GENJIが大人気の頃と、この番組はジャニーズ事務所の再興から絶頂に到る迄の時代をカバーしていたと言えましょうね。光GENJIのバックダンサーとして中居正広氏等は出演していた様ですが、SMAPとしては出演していない筈。(番組の終了後、何度か放送された特番は別にして。)人気の息の長さを考えると、もしSMAPがあの番組に出ていたら、光GENJIが同番組で作り上げた記録を殆ど塗り替えていたのではないでしょうか。
まさかソ連がなくなるなんて思ってもみませんでしたから。
そしてまたロシアが大国として復権しつつある。
人間の想像力なんてしれてますね。
ベルリンの壁崩壊とソ連の解体は、非常に大きな出来事でしたね。自分も子供の頃より「東ドイツと西ドイツが一つになる。」とか「ソ連が解体される。」なんて事は夢想だにしていませんでしたから。「物事に絶対は無い。」と言いますが、歴史に於いてもそれは例外では無いという事なのでしょう。そうなると中国の解体も・・・。
破壊王子様ならば、恐らく「格闘技系」か「落語系」の切り口から書いて戴けるのではないかと予想しておりました。
自分はどちらかと言えば”馬場派”でしたので、彼が亡くなられた時に「プロレスに於ける一時代が終わったなあ。」と感じました。あのゆっくり上げた足に相手が“ぶつかって行く”シーンは、最早様式美と言えましたね。