国民新党代表代行の静香ちゃんが、同党の参議院選挙用CM撮影に臨んでいる姿をマスメディアが取り上げていた。”平成の黄忠”こと川内康範大先生の作詞&作曲した「おかあさん」が、同党のテーマソングに選ばれたという事で、静香ちゃんがあの濁声で同曲を熱唱。これがまあジャイアンも真っ青になる程の音程外しまくりで、撮影に立ち会っていた川内大先生は終始ムッとしている状態。「亀ちゃん、メロディーに乗ってやってよ。」、「それじゃあ歌になっていない!もっと心を込めろ!!」等と熱血指導する川内大先生に対し、「ちゃんと歌っているつもりなんですが・・・。」、「先生、俺は音痴だから難しいですよ・・・。」と妙に殊勝静香ちゃんのコントラストが何とも言えなかった。余りの酷さに途中で離席した川内大先生を見て、まるで飼い主に怒られた子犬の様にシュンとした表情で立ち尽くす静香ちゃんの姿が愛おしくも在り、又とてつも無く間抜けでも在り、最後に「もうこれが限界でしょ。」と投げ槍にOKサインを川内大先生が出した瞬間には、ベンジャミン伊東と小松の親分さんの絶妙なコントを見ている様で爆笑してしまった。「こんな面白いネタを当ブログで紹介しない訳にはいかないだろう。」と思い、早速You Tubeにて「川内康範」氏の名前で検索したのだが、その結果予想だにしていなかった動画を発見する事に。
此処で何度も書いている事だが、自分はTV番組をディープに見て育って来た所謂”TVっ子世代”。特に幼少期は特撮番組やアニメ番組を片っ端から見まくっており、同世代でも余り見ていなかった様な”ニッチ番組”も結構見ていた。特撮番組という範疇には入らないが、公開録画スタイルのヒーロー物という稀有な番組「突撃!ヒューマン!!」等、我ながら「良くこんな番組を見ていたなあ。」と呆れてしまう番組も幾つか在る。You Tubeで発見した「光の戦士 ダイヤモンド・アイ」(動画)もそんな番組の一つだ。非常にインパクトを与えてくれた番組では在ったが、同時に今回You Tubeでたまたまその動画を発見しなければ、恐らく死ぬ迄この番組を思い出す事は無かったろう。
テルテル坊主や一休さんを思わせる、極限迄シンプルなヒーローの姿形も然る事乍ら、この番組の世界観がとても子供向けとは思えない”社会派な匂い”を漂わせていた事が実に印象的だった。敵の怪物達のネーミングが「”前世”魔人」というのも、「御仏壇のはせがわ」や「スピリチュアルのおっさん」じゃないと思い浮かばない設定だろう。
そしてOP曲の「見たか見えたか ダイヤが走る キラキラキラキラ ダイヤが光る 神の心のダイヤが走る 暗いこの世に光を当てて 前世魔人の正体見たり あれは正義のダイヤモンドアイ あれは正義のダイヤモンドアイ♪」や、ED曲の「ペンが俺の刀だ 其処に悪が在るから 俺は行く 愛と正義の為だもの 死にはしない 負けはしない 勝つ為に 俺は戦う 何処迄も 勝つ為に 勝つ為に♪」と、独特の節回しに乗せたアジ演説の様な詩が、幼かった脳味噌にも強烈に訴える何かが在った。
今回の検索で初めて、あの番組の原作&曲の作詞を担当していたのが川内大先生と知り、「道理で。」と納得。彼が手掛けた「愛の戦士レインボーマン」(動画)の世界観と相通じる所が在るし、何と言っても川内大先生が作詞した名曲(迷曲?)「死ね死ね団のテーマ」(動画)と同じ”危うい香り”が漂っていたからだ。
Wikipediaの情報によると、この「光の戦士 ダイヤモンド・アイ」は「愛の戦士レインボーマン」及び「正義のシンボル コンドールマン」(動画)と合せて、「川内ヒーロー三部作」と呼ばれているのだとか。いやあ全く知らなかった。「川内ワールドは実に奥が深い。」と思い知らされた次第。
此処で何度も書いている事だが、自分はTV番組をディープに見て育って来た所謂”TVっ子世代”。特に幼少期は特撮番組やアニメ番組を片っ端から見まくっており、同世代でも余り見ていなかった様な”ニッチ番組”も結構見ていた。特撮番組という範疇には入らないが、公開録画スタイルのヒーロー物という稀有な番組「突撃!ヒューマン!!」等、我ながら「良くこんな番組を見ていたなあ。」と呆れてしまう番組も幾つか在る。You Tubeで発見した「光の戦士 ダイヤモンド・アイ」(動画)もそんな番組の一つだ。非常にインパクトを与えてくれた番組では在ったが、同時に今回You Tubeでたまたまその動画を発見しなければ、恐らく死ぬ迄この番組を思い出す事は無かったろう。
テルテル坊主や一休さんを思わせる、極限迄シンプルなヒーローの姿形も然る事乍ら、この番組の世界観がとても子供向けとは思えない”社会派な匂い”を漂わせていた事が実に印象的だった。敵の怪物達のネーミングが「”前世”魔人」というのも、「御仏壇のはせがわ」や「スピリチュアルのおっさん」じゃないと思い浮かばない設定だろう。
そしてOP曲の「見たか見えたか ダイヤが走る キラキラキラキラ ダイヤが光る 神の心のダイヤが走る 暗いこの世に光を当てて 前世魔人の正体見たり あれは正義のダイヤモンドアイ あれは正義のダイヤモンドアイ♪」や、ED曲の「ペンが俺の刀だ 其処に悪が在るから 俺は行く 愛と正義の為だもの 死にはしない 負けはしない 勝つ為に 俺は戦う 何処迄も 勝つ為に 勝つ為に♪」と、独特の節回しに乗せたアジ演説の様な詩が、幼かった脳味噌にも強烈に訴える何かが在った。
今回の検索で初めて、あの番組の原作&曲の作詞を担当していたのが川内大先生と知り、「道理で。」と納得。彼が手掛けた「愛の戦士レインボーマン」(動画)の世界観と相通じる所が在るし、何と言っても川内大先生が作詞した名曲(迷曲?)「死ね死ね団のテーマ」(動画)と同じ”危うい香り”が漂っていたからだ。
Wikipediaの情報によると、この「光の戦士 ダイヤモンド・アイ」は「愛の戦士レインボーマン」及び「正義のシンボル コンドールマン」(動画)と合せて、「川内ヒーロー三部作」と呼ばれているのだとか。いやあ全く知らなかった。「川内ワールドは実に奥が深い。」と思い知らされた次第。
朝から大笑いしてしまいました(スミマセン!)
私も同じく、「突撃ヒューマン」「ダイヤモンドアイ」を観ていたものですから・・・(ハハハ♪)
しかし、川内氏の独特の世界観には感服してしまいます。
「愛の戦士レインボーマン」の死ね死ね団をみていても、
「仮面ライダー」のショッカーなどとは決定的に違っていましたネ。
妙にリアルなこだわりと云うのか、なんなのか(笑)
組織の結成・存在目的からして決定的に違っていましたし(笑)
“日本を侵略する”
でなく、
“日本人を抹殺する”
と云う物騒、且つ逃げ道も命乞いも許さぬスタンス。
死神博士やショッカー怪人の(怖い、不気味)と異質なものを、
アマゾンの魔女イグアナ、殺人プロフェッショナル軍団に感じてしまいます。
「正義のシンボル コンドールマン」
私も観ていました♪
敵の公害をモチーフにした怪人たちにも、
「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪たちに通じる後ろめたさを感じました(笑)
まるで我々人間が顧みる事をやめた世界からやって来たようでした。
コンドールマンの主役を演じた佐藤仁哉さん!
今や時代劇で悪代官などを演じていらっしゃいますが、
未だに私の目にはコンドールマンにしか映りません!
川内さんの作品は、ヒーロー以上に悪人が魅力的です♪
私は「レンボーマン」を観ていた年代なので「死ね死ね団のテーマ」は「うわぁこんなに酷い人たちとレインボーマンは戦っているんだ」と子ども心に思ったものです、今では書けない歌詞ですよね(笑)
私は「愛の戦士レインボーマン」は見たのですが、「ダイヤモンド・アイ」「コンドールマン」は残念ながら放映されていなかったのです。しかし、ようつべで見る限りまさに川内先生’sワールド全開ですな。以前にもコメントしたと思いますが、「死ね死ね団のテーマ」は本当にすごい内容です。もちろん大好きであります。「月光仮面」をはじめとする川内先生のヒーローものはちょっと独特ですね。
>「突撃!ヒューマン!!」
仲間ですね。見てましたよ。確かスーちゃんこと田中好子さんが出演してましたね。確か主演は夏夕介氏だったかと・・たしか、危機に陥ると会場の子供たちに「みんな!エネルギーをくれ!」と主人公が叫ぶと子供たちが何かをまわしてエネルギーを与えてました。今思い出すとしょぼかったです・・
川内大先生の作品は勧善懲悪物で在りながら、悪の側にも何故か思い入れをしたくなる様な不思議な魅力を感じてしまうというのが特徴の様に思います。上でまなぶ様も書かれておりますが、「正義のシンボル コンドルーマン」なぞは敵で在りながらも、その敵を生み出したのが実は人間の欲望や身勝手さという、実に”捩れた背景”が在り、それが故に心から憎み切れない複雑さが在るんですよね。
Wikipediaの情報によると「突撃!ヒューマン!!」の裏番組は「仮面ライダー」だったとか。自分は欠かさずに「仮面ライダー」を見ておりましたが、同時に「突撃!ヒューマン!」も殆どを見ていた記憶が在りますので、もしかしたら当時は名古屋の田舎に住んでいた為に番組編成が関東圏とは違っていたのかもしれません。主役は夏夕介氏が務めておられましたが途中で敵に倒され(何等かのトラブルで降板?)、その弟と称するヒューマン2号が登場したと思います。スーちゃんも出ていましたね^^。
そして何より印象深いのは、番組全体に漂っていた”安っぽさ”(苦笑)。ヒューマンや怪獣達のデザインを、ウルトラ・シリーズも手掛けた成田亨氏が担当していたというのに。
(こちらのブログとも通じる話題を今後取上げていきたいと思いますので。)
「ダイヤモンド・アイ」と言えば、彼の目から発せられた光を浴びた悪人が
「ば~れ~たかあああ」
などと言いつつ、「前世魔人」としての正体を表わすシーンが毎回の見せ場だったと記憶していますが、見ようによっては、わざわざ、ただの人間を魔人に変貌させてから戦う、という回りくどいことをしているようにも見えました。人間の姿のままで倒せば楽なのに(笑)。
川内先生と言えば、鈴木ヒロミツさんのバンド、ザ・モップスがメチャクチャなアレンジで「月光仮面」をカバーしたのは許したのに、「おふくろさん」の改作にはなんであそこまで怒ったのだろうかと不思議に思います。ヒロミツさんたちは、事務所(ホリプロ)がきちんと筋を通していたのかな?