「炎天下、海で泳ぐ人々。」といえば、夏のニュース番組では屡々流される映像。猛暑が続く今夏も、例外では無かった。
子供の頃、夏に家族で海に何度か行った。一番印象に残っているのは、小学校の低学年の時だったと思うが、夢中になって泳いでいる内に、海岸から結構離れた場所に流されてしまった事。浮き輪を付けてバタ足で泳いでいたのだが、ふっと気付いたら周りに誰も居らず、遠くに見える海岸に向かって必死でバタ足するも、波に流されてどんどん海岸から遠ざかって行く。流石に焦り、「助けてーっ!!」と何度か叫んだ所、気付いた人が泳いで助けに来てくれた。今でも強烈に覚えている怖い思い出だ。
其の事で、海が嫌いになった訳では無い。実際、其れ以降にも海に行き、泳いだ事も在るし。でも、海に行かなくなって、もう35年は軽く経つ。正確に言えば、海外では2度(モルディヴとホワイト・ヘヴン・ビーチ)泳いでいるので、「国内の海に行かなくなって、もう35年は軽く経つ。」という事になる。
沖縄とかは別にして、自分が泳ぎに行っていた頃の日本の海と言えば、「水質が余り綺麗じゃ無く、海岸も塵が散乱していた。」というイメージが在る。飽く迄も35年以上前のイメージだが、今は改善されたのだろうか。