2012年3月11日には「彼の日から1年」、そして昨年の3月11日には「忘却の彼方へ追い遣ってはならない」という記事を書いた。そして・・・。
今年も「3月11日」を迎えた。とても現実に起こっている事とは信じられなかった、否、信じたくなかったと言った方が正しいのかもしれないが、そんな光景を目にした「2011年3月11日」から3年。
「光陰矢の如し」と言うが、「もう3年も経ったのか・・・。」という思いが在る。でも、被災者の方々にとったら、昨日の出来事の様に感じられるに違い無い。
近しい人達や故郷を失い、未だに深い哀しみ&苦しみを抱えている人々が居られる一方で、他の人々からは大震災の記憶が薄れて行ってしまっている感じが在る。「当事者以外は、そうなってしまうのも止むを得ない。」という面が在るのは理解出来るし、自分もそんな1人なのかもしれない。
でも、「せめて『毎年の3月11日』だけでも、東日本大震災の事を思い返し、そして亡くなられた人々を悼む。」のが、彼の悲惨な光景を目にした人間の責務だと思うのだ。
合掌。