「広島市に原爆が投下された日(8月6日)」、「長崎市に原爆が投下された日(8月9日)」、「終戦の日(8月15日)」、「真岡郵便電信局事件(8月20日)」等、8月は我々日本人が忘れてはならない、そして後世に語り継いでいかなければならない出来事が多く在る。
今から28年前の今日、即ち1985年8月12日に発生した「日本航空123便墜落事故」も、そういった1つだと思っている。未曾有の大惨事、そして数多くの人達が涙した事を、自分は今も忘れられない。合掌。
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「高齢者 トイレ情報で安心 ~外出時間延び消費増~」(8月11日付け東京新聞【朝刊】)
車椅子で利用出来る多機能トイレの情報が在ると、高齢者が居る世帯の外出時間が長くなり、飲食等外出中の消費が約600円増える効果が在る事が、民間団体の推計で判った。高齢化が進む中、携帯端末やパソコンを活用した地域活性化のヒントになりそうだ。
多機能トイレの位置情報を提供するNPO法人「Check(チェック)」(東京、金子健二代表理事)が三重県内約110世帯を対象にアンケートを実施。公共政策の効果分析が専門の塚本一郎明治大教授が消費増を推計した。
其れによると、買い物等家族で出掛けた場合、外出先での滞在時間は平均約4時間で、支出額は約1万円。ところが約2割の世帯は、多機能トイレの場所が事前に判れば、滞在時間を30分から2時間延ばしても良いと回答した。消費の伸びを推計すると、全世帯の平均で606円となった。
2008年設立の同法人は、全国で約10万在ると推定される多機能トイレの内、約半分の位置を特定し、ホームページで紹介している。自治体が地域の御年寄りや、旅行者向けに独自の方式で情報発信出来る様、データ提供もしている。
金子代表理事は「高齢者が外出時に最も心配なのはトイレ。場所が事前に判れば、安心して外出を楽しめ、地域経済の活性化にも繋がる。」と情報活用を呼び掛けている。
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「今回のアンケート、対象が『三重県の世帯』だったのは何故なんだろう?」という疑問は在るけれど、「高齢者が外出時に最も心配なのはトイレ。」というのは、尿漏れ対策グッズが結構売れているのを思えば、「そうだろうなあ。」と思う。
事前に車椅子で利用出来る多機能トイレの情報が判れば、外出先の滞在時間が長くなる高齢者は増えるだろうし、其の結果として「外出中の消費額増→地域経済の活性化」に結び付けば、多くの人にとって良い話では在る。
大袈裟に言ったら飲料水の自動販売機並みにお金を稼いでくれそうですね
確かに足腰が悪い人や老人に取って外出で一番困るのはトイレとテレビや雑誌でよく目にしたり耳にしました
今後はNPO任せにせず安倍ちゃんが先頭に立って多機能トイレを増やしたり何処に多機能トイレが有るか誰にでも分かる様にして欲しいです
大晦日の三重県内のほぼ全てのパチンコ店はオールナイトで営業しています
伊勢神宮に参拝に行く人達にトイレを提供する為です
参拝に行く人が伊勢神宮に行く途中にトイレに行きたいがトイレが見つからない時や見つけても混雑してる時の為に三重県のパチンコ団体がトイレ提供を申し出たらしいです
それにより地元警察もオールナイト営業を許可したらしいです
まさかとは思いますがこの事で三重県で調査されたとか・・・そんな訳無いか
健常者にとっては何でも無い事でも、身体の不自由な方にとっては、非常に困難な事って多いでしょうね。そういう方々にとって多機能トイレは重要な物でしょうし、より多く設置されて欲しいと思う一方で、多機能トイレを不埒な目的で使用する健常者も居ると聞きます。こういう輩は、以ての外ですね。
三重県のパチンコ店の話は、初めて知りました。そういう理由が在るのならば、警察が御目溢しをするのも判ります。
「3年B組金八先生シリーズ」が大好きで、第1シリーズから全て見続けて来た人間ですが、金八先生が口にした言葉で、今でも忘れられない者の1つに「子供叱るな、何時か来た道。年寄り笑うな、何時か行く道。」というのが在ります。人は誰も子供時代が在り、そして(無事に生き続けられれば)老いて行く。「御互い様。」という気持ちを持って、若い内は高齢者を慈しみ、そして自身が老いた際には、若い人達に甘える事が在っても良い。(何でも彼んでも甘えるというのでは、流石に不味いだろうけれど。)