耐震強度偽装問題で、昨日4人の関係者が証人喚問された。最早失う物の無い姉歯元建築士が、淡々と事実を述べている様な感じを受けたのに対し、残る3人はノラリクラリと追及をかわしている様に見えた。中でも奇異に思えたのが、今回の事件の黒幕と称されている総合経営研究所の内河所長の発言。姉歯元建築士に付いて聞かれると、「問題発覚迄聞いた事が無いし、会った事も無い。名刺交換もしていない。」と突っ撥ねていた彼だったが、仲間内の与太話ならいざ知らず、公の場、それも証人喚問という場で、"全く面識も無い人間”に付いて、「姉歯」等と呼び捨て連発をするだろうか?「姉歯氏」とか「姉歯さん」と呼ぶのが、”普通の人間”なのではないか?自らの指示系統の下に在り、歯車の一つとして利用し続けていた者への、"上から見下ろした”視線を其処に感じてしまうのだが・・・。
話は変わるが、新聞報道によると、今年の日本レコード大賞の審査委員長を勤めている人物が行方不明になっているそうだ。2ヶ月程前から、彼と音楽関係者の癒着を指摘する等の怪文書がレコ大関係者の間に出回っていたとも言われ、又、13日未明には彼の自宅が全焼する騒ぎが在ったのだとか。
嘗て、そう昭和の時代迄は、レコ大は歌手にとって大きな存在だった。レコード大賞や最優秀新人賞を獲得した歌手は名誉を得ると共に、レコードの売上増加が見込めるという大きなメリットが在った。だからこそ賞獲り合戦と称して、レコード会社や所属事務所等が、レコ大関係者への金銭ばら撒き&接待漬けを行なっていると噂されたものだった。近藤真彦氏の母親の遺骨盗難事件も、大賞を激しく争っていた大物歌手の関係者が関与していたのではないかと、真しやかに囁かれていた。
平成の世の中になった頃よりレコ大の権威は著しく失墜し、その打ち切りすらもここ数年言われていたので、レコ大を巡るドロドロ劇は最早過去の話と思っていた。それだけに、今回の審査委員長の行方不明騒ぎは意外な思いが強い。
話は変わるが、新聞報道によると、今年の日本レコード大賞の審査委員長を勤めている人物が行方不明になっているそうだ。2ヶ月程前から、彼と音楽関係者の癒着を指摘する等の怪文書がレコ大関係者の間に出回っていたとも言われ、又、13日未明には彼の自宅が全焼する騒ぎが在ったのだとか。
嘗て、そう昭和の時代迄は、レコ大は歌手にとって大きな存在だった。レコード大賞や最優秀新人賞を獲得した歌手は名誉を得ると共に、レコードの売上増加が見込めるという大きなメリットが在った。だからこそ賞獲り合戦と称して、レコード会社や所属事務所等が、レコ大関係者への金銭ばら撒き&接待漬けを行なっていると噂されたものだった。近藤真彦氏の母親の遺骨盗難事件も、大賞を激しく争っていた大物歌手の関係者が関与していたのではないかと、真しやかに囁かれていた。
平成の世の中になった頃よりレコ大の権威は著しく失墜し、その打ち切りすらもここ数年言われていたので、レコ大を巡るドロドロ劇は最早過去の話と思っていた。それだけに、今回の審査委員長の行方不明騒ぎは意外な思いが強い。