ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“年齢”を感じる時

2021年12月14日 | 其の他

四捨五入をすると、還暦になる年齢だ。子供の頃、還暦と言えば“物凄い高齢者”というイメージが在ったが、いざ自分が還暦に近付くと、滅茶苦茶違和感覚える図々しいのは判っているけれど、我が身を思うと、体力面では“30代”、精神面では“20代”の感覚なので。

そんな自分も、が“年齢”を感じさせられる時が在る。一番感じるのは、アンケート結果を目にした時。昔、例えば20年位前だと、色んなアンケート結果を目にしても、「“自分の回答”が、“上位の回答”と同じ。」という事が多かった。でも、近年は“上位の回答”では無く、“少数派の回答”と一緒だったりする事が結構在る「上位の回答と同じでは無くなったという事は、世の中の主流では無いんだな。と言う事は、自分の世代は、もう社会の中心では無いって事か。」と慨嘆してしまう。

1971年4月に「仮面ライダー」【動画】が放送開始されてから、今年で50周年を迎えた。其れを記念して先月、NHKで「発表!全仮面ライダー大投票」という番組が放送され、昭和仮面ライダー・シリーズから平成仮面ライダー・シリーズ、そして令和仮面ライダー・シリーズ
の全作品を対象とした「作品部門」、「仮面ライダー部門」、「音楽部門」の3部門に関する投票結果が発表された。

過去に何度も書いているけれど、子供の頃は「仮面ライダー・シリーズ」を夢中になって見ていた。勿論、昭和仮面ライダー・シリーズで、「仮面ライダー」と「仮面ライダーV3」【動画】がメイン。特に「仮面ライダーV3」が大好きで、自分の年代では「仮面ライダー」よりも「仮面ライダーV3」の方が人気度は高かった様に思う。

で、「発表!全仮面ライダー大投票」を見たのだが、「作品部門」で言えば、9位に「仮面ライダー」が入ったものの、「仮面ライダーV3」は25位。発表された25位の内、残り23作品は全て平成仮面ライダー・シリーズという結果に。「仮面ライダー部門」では10位の中に、「仮面ライダー1号」が8位で入っただけ。「音楽部門」に到っては、10位迄に昭和仮面ライダー・シリーズ関連の曲はだった。

何の部門でも、
平成仮面ライダー・シリーズ及び令和仮面ライダー・シリーズ関連がメインで選ばれるだろうな。」とは思っていたけれど、こんなにも埋め尽くされるとは・・・「例えば20年前に同じアンケートを行ったら、昭和仮面ライダー・シリーズ関連がもっともっと多く選ばれただろうな。」という思いが。

「未来に伝えたい名曲は?」みたいなアンケートを取れば、つい最近流行った、申し訳無いけれど個人的には「数年経ったら、頭の片隅追い遣られてしまうんじゃないかなあ。」と思ってしまう様な曲が、上位にずらりと並んだりする。聞いた事すら無い曲も少なからず在ったりで、「本当に未来に伝えたい名曲と考えて、選んだのだろうか?」と疑問に思ってしまうのだが、選んだ若い人達からすれば、真剣に考えての投票なのだろう。昔は「自分がリアル・タイムで聞いていない曲でも、此の“昔の曲”は未来に伝えたいなあ。」という感覚で選ばれたりしていた様に思うが、「時代が違うんだなあ。」と痛感


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2021-12-16 16:00:40
引き続きこんにちは(笑)
テレビで時代劇が少なくなった理由に、
テレビをよく見る世代は高齢者で、時代劇が視聴率を取れるが、スポンサーの商品への購買につながりにくい。
購買力のある世代に向けた現代もののドラマを作らないとスポンサーがつかない。
というのが現実だそうで。
しかし、若い世代ほどテレビを見ないので、テレビドラマの視聴率はどこも軒並み1桁台か精々10数パーセントどまり。
業界としては悩ましいようですね。
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>悠々遊様 (giants-55)
2021-12-16 21:20:30
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

悠々遊様が書かれている“スポンサーのジレンマ”は、良く見聞しますね。「爆発的な購買力を発揮する若い層は、TV番組よりもネットとの親和性が高い。」と言われますし。

早朝の時間帯、高齢者が魅了される時代劇を矢鱈と再放送する様になったのも、TV局側の苦肉の策なのでしょう。
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