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「高校生のネット利用が6時間超え 10歳の65%が自分専用スマホ」(3月31日、共同通信)
1日当たりのインターネット利用時間(平日)は高校生が6時間超、中学生が4時間半超、小学生が3時間半超で、目的は動画の視聴がトップ。こども家庭庁の2023年度調査で、こんな実態が浮かんだ。小学4~5年の10歳で、自分専用のスマホを持つ人は約65%。ネット利用時間は全体的に伸びており、低年齢層への浸透が窺える。
調査は昨年11~12月に実施。無作為抽出した0~9歳の保護者(2,160人)、10~17歳の子供(3,279人)と其の保護者(3,322人)の回答を集計した。
平日のネット利用時間は1日平均で、高校生が6時間14分、中学生が4時間42分、小学生(10歳以上)が3時間46分だった。
目的は略全ての年齢で、動画視聴が90%超と最多。音楽、ゲーム、検索も上位を占めた。此の他に「勉強をする。」が小学校入学後の7歳で50%を超え、国が1人1台のパソコンやタブレット端末を配備する「GIGAスクール構想」が背景に在ると見られる。
10歳以上の保護者で、「スマホの利用を制限している。」と答えたのは83.4%だった。
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インターネットなんて影も形も無かった時代に幼少期を過ごした自分にとって、「インターネットを勉強の為に利用する。」という7歳児が5割を超えているというのは隔世の感が在る。そういう有益な形でのインターネット利用時間が長いのは良いと思うのだけれど、暇潰しの為だけにダラダラと利用し続けているのはどうかと思う。
どういう形にせよ、「平日のネット利用時間は1日平均で、高校生が6時間14分。」というのは度が過ぎている。「家でも外でも四六時中、スマホを弄ってインターネットを利用している。」というのは、申し訳無いけれど不気味さしか無いし、「読書するなり何なりと、もっと有益な事に時間を使えば良いのに・・・。」と思う。