大日本東京野球倶楽部が創設されたのは、1934年12月26日の事。大日本東京野球倶楽部はジャイアンツの前身で在り、詰まり今年はジャイアンツにとって、「球団創設90周年」という記念の1年になる。
90年という長い歴史を持つチームという事も在り、他チームでは余り無い「歴代〇〇」というのが屡語られたり、記されたりする。有名な所で言えば「ジャイアンツの歴代4番打者」で、他チームでこういう表現がされる事は余り無い様に感じる。
球団創設90周年の年という事で、日テレジータスでは記念番組が幾つか放送され、中には「ジャイアンツの主将経験者3人の対談」というのが在った。3人とは「第18代:阿部慎之助現監督(2007年~2014年)」、「第19代:坂本勇人選手(2015年~2022年)」、そして「第20代:岡本和真選手(2023年~)」。
他チームのファンの方は全く興味無いだろうけれど、今日は「ジャイアンツの歴代主将」に付いて記す。
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「ジャイアンツの歴代主将」
初代: 二出川延明氏(1935年)
第2代: 田部武雄氏(1936年)
第3代: 津田四郎氏(1936年)
第4代: 水原茂氏(1937年)
第5代: 中島治康氏(1942年)
第6代: 沢村栄治氏(1943年)
第7代: 藤本英雄氏(1944年)
第8代: 千葉茂氏(1946年~1950年)
第9代: 中尾硯志氏(1951年~1957年)
第10代:川上哲治氏(1958年)
第11代:広岡達朗氏(1959年~1960年)
第12代:藤尾茂氏(1961年)
第13代:長嶋茂雄氏(1971年)
第14代:王貞治氏(1972年~1975年)
第15代:柴田勲氏(1976年)
第16代:吉村禎章氏(1998年)
第17代:小久保裕紀氏(2006年)
第18代:阿部慎之助氏(2007年~2014年)
第19代:坂本勇人選手(2015年~2022年)
第20代:岡本和真選手(2023年~)
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初代からで言えば、「1938年~1941年」、「1945年」、「1962年~1970年」、「1977年~1997年」、そして「1999年~2005年」の合計「42年間」、ジャイアンツには主将が存在していなかったのだ。