ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

温泉の基準が甘いのでは?

2004年08月13日 | 時事ネタ関連
白骨温泉で入浴剤を入れていたニュース以降、各地で”偽温泉”が続々と告発されている。温泉が好きで、循環式ではなく、かけ流しを選んで渡り歩いている自分にとっては、全く許せない話である。特に今回の伊香保温泉の様に、水道水を沸かした湯を温泉と称していたのは言語道断。水道水を沸かしただけならば、わざわざ遠出などせずに、近所の健康ランドで事足りる。ましてや、「入湯税」を取っていたというのだから、これは詐欺行為。

そもそも、温泉の定義自体が、甘いと言うか”ヌルイ”のである。地中から湧出した温水の温度が”25℃以上”であれば、無条件で温泉とみなされる。含有物質の有無を問わないのである。又、25℃以下であっても、水素イオンを始めとする規定された19種類の物質のいずれか”一つ以上”が規定量を満たしていれば、これ又温泉とみなされるのである。温泉大国を謳っている国の割には規定が甘く、それが今回の様ないい加減さに繋がっているのかもしれない。良い温泉も少なくないのに、こういったいい加減な温泉の存在で、温泉自体のイメージが悪くなるのは寂しい話である。

ちなみに、自分がお薦めする温泉を2つ挙げると、北海道(定山渓=じょうざんけい)の豊平峡温泉と熊本(阿蘇)の地獄温泉。共に知る人ぞ知る最高級な温泉であり、料理が美味いのもお薦めの所以。他の温泉とは全く違う湯質を堪能出来る事、請け合いである。
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