ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

消しゴムは美味しくなかった

2007年05月07日 | 其の他
大好きな作家・東野圭吾氏のエッセー集に「あの頃ぼくらはアホでしたというのが在る。東野氏が自らの過去を振り返り、思わず吹き出してしまう様な”アホな思い出”を書き綴ったものだが、このタイトルを拝借するならば「あの頃のぼくはもっとアホでした」という事になるだろう。小学校低学年時代の自分は、消しゴムを食べた事が在るからだ。

コクヨの子会社で人材派遣業等を行っているコクヨビジネスサービスが、今年4月に小学1年生を迎える子供の両親1,032人に対し「小学校の思い出に関する調査」を3月14~25日にかけてインターネットで行ない、この度「思い出の文房具」に関しての結果発表が為された。恐らく親御さん達の年齢は30代が中心と思われ、自分よりは下の世代という事になろう。

この結果によると、思い出の文房具のトップは「匂い付き消しゴム」(32.4%)。そして「多面式筆箱」(26.8%)、「ねり消し」(22.6%)、「ロケットペンシル」(20.4%)、「写真等が入れられる下敷き」(18.2%)が上位を占めたそうだ。個人的には「アーム筆入れ」や「スーパーカー消しゴム及びそれを弾く為のBOXYのボールペン」、「粘土消しゴム」等を推したい所。

思い出の文具に「匂い付き消しゴム」と回答した理由には、「友達と交換したり、コレクションしていた。」(30代女性)、「カレーやクッキーの香り等、御腹が減ると匂いを嗅いでいた。」(20代女性)等が挙げれらていたが、後者の理由は自分も納得。コーヒーやバナナの匂いがする消しゴムを何度も授業中に嗅ぎ、挙句に「この消しゴムは美味しいのではないだろうか?」と思ってガブリと噛んだ小学校低学年時代の自分。全く美味しい代物では無く、直ぐに吐き出したのは言う迄も無い。



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8 コメント

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Unknown (tak_123)
2007-05-07 16:52:58
こんにちは
自分も匂い付き消しゴムをかじり、スーパーカー消しゴムをゴールペンでパッチンとはじいてレースに興じ、タモリ氏のBOXYのCMを観て鉛筆1ダースをそろえて買った世代です。スイカの香りの消しゴムが出た時はスイカ好きの我が意を得たりで飛びついて買いました。一回だけでしたが。。。w 懐かしいです。

ps
阿知波信介さん(ソガ隊員)がお亡くなりになりましたね。
ご冥福をお祈りいたします。
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今でいいますとナタデココみたいな (マヌケ)
2007-05-07 17:54:22
鉛筆の芯が10個くらい入っていていちばん先端を使ったらそれを抜いてオシリから差し込んで次の芯を押し出すという筆記用具、商品名は知りませんが好んで使用していました。 クラスで一時期とても流行って鉛筆のように削る必要がなくて便利でした。 ところでビンボウな友達が多くて鉛筆を歯でかじって削る?子もいましたし、掃除の時間に必ず鉛筆や消しゴムが床に落ちていてそれを拾って自分のものにする子もいました。 あと砂消しゴムは消すというよりも紙やすりと同じで削ってはがすという感じでしたので嫌いでした。 プラスチック消しゴムは確かに甘くてカルピスのような匂いのするものがあり、歯ごたえといい、かんでみたくなる子供心を誘惑するものがありました。 まず、においをかいで、それで前歯でサクッとやったあとペッ!と吐き出しました。 高価な学用品を自慢する転校生がいて彼の家に遊びに行き、立体的な起伏のある地球儀を見てうらやましくなりました。 しかもスイッチを押すと各国の首都が光るというシロモノで自分も親にねだったところが地図が印刷されたツルツルテンの安物をサンタクロースが届けてくれました。 がっかりして掌で何度もパンパンやって回転させているうちにネジがゆるみ地球がコロコロところがってしまいには広場でのサッカーボールと化し母からビンタをくらったことがあります。 バカな子供でした。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-05-07 23:52:01
書き込み有難う御座いました。

鉛筆の両方を削るのが「泥棒削り」と呼ばれている(た)のを、つい先日初めて知りました。自分が子供の頃は確か「貧乏削り」と呼んでいた様な。我が家も決して裕福では無かったので、短くなった鉛筆の御尻に金属のジョイント棒みたいな文房具をくっ付けて、更に使用していました^^;。

地球儀の地球の部分をサッカーボールにして蹴っておられたとの事ですが、似た様な話では小学校で使用する算盤の上に乗り、ローラースケートごっこをした事が在りましたねえ(笑)。
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スマイリーの文具セット (kihara)
2007-05-08 01:03:45
リンクされてあるページを見て「あっ」と過去の記憶の蘇る品々が、次から次へと出てくる。

http://sskkyy81.blog4.fc2.com/blog-entry-98.html

*マニカラーペンシル

覚えています。横の溝にある小さな芯を取り出して先に嵌めるのですよね。

*ポケットメイト

合宿や修学旅行のバスの中では友達から借りてこれをよく遊んだもの。

*ママ・レンジ

姉か姉のお友達がもっていて、これで調理されたホットケーキを食べたことがありますね。
これ本当に焼けるんです。凄い玩具ですよ。

*ダイヤモンドゲーム

見覚えがある。

*ホッピング

持ってました。すぐに飽きましたが。

*ゲイラカイト

70年代後半、大阪にある代理店(今でもあるみたい)が広めたアメリカ製凧。どこかのロックンローラーが「飛べー、飛べー、天まで飛べー」と唄うCMが記憶に新しい。この時から数年間、正月には必ず何機か上っているのが家の窓から見られましたね。

*多段変速自転車

これ、憧れでした。駐輪場へ行って、年長の子のこれのサドルにこっそり跨いでみたり。


http://homepage1.nifty.com/nekocame/60s70s/bunbogu/bunbogu2.htm

*ロケットペンシル

ありましたね。マヌケ様の仰っておられるのはこれかな?私もロケットペンシルという呼称を今初めて知った次第。

*マジソンバッグ

「あっ」と一番驚いたのがこれ。とにかく小学生の間でやたらと流行っていた。私も緑色の奴を持っていたような記憶が...。

*肥後の守2 

これで鉛筆を削ったりw。


http://homepage1.nifty.com/nekocame/60s70s/bunbogu/bunbogu1.htm#arm

*「象が踏んでも壊れない」アーム筆入れ

ありましたね。持っていたような記憶が。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/20/news071.html

*BOXY

私は鉛筆の4本セット(艶消しの黒の地に4色それぞれの色でBOXYとロゴの刻印されたもの)を持っていました。艶消しの黒がカッコよかったですね。

......

私の「思い出の文房具」としては「スマイリー(ニコちゃん)」の鉛筆箱、鉛筆、下敷き、定規等々を挙げたいです。とにかく小学2年の始めにほとんど全部の文具をこれで統一した。どれも黄色で学校ではちょっと目立っていましたかw。

今でも机上に在って現役バリバリの文具があります。竹の30cm定規です。小学1年から使っています。名前と学年・クラス名が黒のマジックで数箇所に書き込まれています。竹定規は手触り抜群で重宝しますよ。
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ロケットペンシルですか、ありがとうございます。 (マヌケ)
2007-05-08 01:28:28
そろばん塾に通っておりました頃、読み上げ算の試験中、筆箱を家に忘れ困っているところ隣りの席の優しい女の子が鉛筆を貸してくれました。 その時、ほんのり甘い恋心というのでしょうかその女の子に好意を抱いた記憶は今でも忘れません。 鉛筆や消しゴムの貸し借りで好きになったり友達になったりした小学生の頃がなんだかふと思い出されました。 そろばん塾は近所の公民館で行われていたのですが、長い板張りの廊下がありまして、確かにローラースケート代わりにしてやってました。 体重に耐え切れず壊れたそろばんの珠が廊下中に「シャー」っという音とともに飛び散り転がってました。 東京ボンバーズが流行っていたこともあります。 
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-05-08 01:52:19
「ウルトラセブン」でソガ隊員役を演じておられた阿知波信介氏が御亡くなりになっていたというニュースが昨日報じられました。「ウルトラセブン」が登場して今年は40周年という記念の年。それも、こちら(関東圏)では「ウルトラセブン」が再放送されている曜日(月曜日)に、この哀しい報に触れるとは思ってもいませんでした。御病気で御亡くなりになられたというのならば未だ諦めが付きますが、自ら命を絶たれたとしたら本当に残念です。合掌。

で、昨日はソガ隊員を偲びながら「ウルトラセブン」の再放送を見ていたのですが、昨日は「第四惑星の悪夢」(第43話)の回でした。詳細はこちら(http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page43.htm)に記されていますが、偉才・実相寺昭雄監督の名作の一つです。機械(ロボット)に頼り過ぎたが故に、機械によって支配されてしまった人間達の姿を描いた実に皮肉な内容で、猿によって人間が支配された「猿の惑星」や「猿の軍団」を何処か思わせる話。

かなり話が逸れてしまいましたが、機械への依存度が非常に高い現代に在って、算盤という或る意味アナログな存在に復権の動きが出ているという話をふと思い出しました。

東京ボンバーズ、懐かしいですね。そう言えば何年か前に、東京ボンバーズが復活したというニュースを目にしましたが、今はどうなんでしょうね。(http://showmans.tv/rg.html
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危ない子供 (Spa supernova)
2007-05-13 14:14:21
子どもの頃、ある手工芸の大産地に育ったので、シンナー等は身近にありました。そのせいか石油的な臭いに違和感がなく、むしろ好きで、(フルーツの香りではない)ゴムの臭いも大好きで富山の薬売りの置いていった風船や親類の伯父さんがくれた高くてよく消える砂消しゴム(ありましたよね?)の臭いが大好きで親の目を忍んで舐めたりしていました。冷静に考えなくても怖い子供でした。ただ100人に3人ぐらいは分かってくれる人がいるもので、「石油ストーブをつけたときと消したときの臭いはたまらん」とか「靴屋の臭いが好きだ」とか「ディーゼル車の臭いが好きだ」とかいうと圧倒的少数ながらもたまにうなずく人がいます(笑)。
しかしながら思春期にはシンナー狂いにはなぜかなりませんでした。そういうのが流行っていた時代だったのに。そういうのとはちょっと違う嗜好だったようです。

>多段変速自転車

懐かしいですね(笑)。

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>Spa supernova様 (giants-55)
2007-05-13 20:15:28
書き込み有難う御座いました。

以前、深夜帯に放送されていた番組で「変わった趣味を持つ人達の集まり」というのを特集していました。その中に、頭のてっぺんから爪先迄の全身をラバー・タイツで包み、御互いにその状態で身体を摺り寄せて快感を得ている人達の姿が在りました。見た瞬間は笑ってしまったのですが、唯ゴムの匂いが好きというのは自分も判るんです。ラバー・タイツを着用したいとは思いませんでしたが(笑)。

又、本の匂い(新しいのも古いのもどっちもですが。)も好きです。あの匂いを嗅ぐと、心が何故か落ち着くんですよ。人が十人居れば十様の趣味が在るでしょうし、時には他者にとって理解し難い趣味も在るでしょうね。

多段変則自転車も欲しかったですが、当時何よりも欲しかったのはTVドラマ「少年探偵団」(BD7)で使用されていたローラースルーGOGOでした。

P.S. 小学生の頃、油性ペンで書いた文字を消す為にベンジンを使っていたのですが、閉め切った部屋で行っていた為、急に目の前の光景がクルクルと回り出し、「キュルキュルキュル」と本来聞こえる筈の無い音が聞こえ始めた事が。所謂”トリップ”した状態だったのでしょうね(笑)。勿論それ以降は怖くて、閉め切った部屋でベンジンを使用する事は無くなりましたが。
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