ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

新札PRの虚しさ

2004年09月13日 | 時事ネタ関連
日銀が11月1日に発行される新札のPR強化を図るらしい。大枚を投入して、新札の認知度を上げるという事だが、これの意味合いってどうなのだろうか?新札の認知度上がったからといって、消費者の財布の紐が緩み、景気回復が進む・・・というのは幻想だと思うのだが。

新札切り替えの度に、「(切り替えに伴う)経済効果は、こんなに凄い!」というデータが勇ましく出されるが、それを事後に検証したという話は聞かない。自動販売機等のリニューアル等で、確かに一部のマーケットは活況を呈すのかもしれないが、それが経済を根本的に揺り動かす程のパワーが有るかと言えば、過去を見る限り甚だ疑問。

社会保険庁が、江角マキコを起用したCMで「国民年金納付」を訴えていたが、あれに投じられた6億2千万円の経費は全て国民年金保険料から賄われていた。あのCMに依って納付率が上がったという話も聞かず、アホな金の使い方とは思ったが、あれはあれでまだ「納付率アップの為」という大義名分はあった。でも、今回の新札のPRには、どんな大義名分があると言うのだろうか?まあ、小賢しい官僚達の事だから、”細木数子”ばりの逃げ口上は用意してあるとは思うが(^o^;;;。
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2 コメント

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同感 (王大人)
2004-09-14 00:13:47
PRの費用対効果について疑問を持っている日銀職員も多いのでは?

この案を考えた人は誰でしょう?

PR作戦なんて・・・、常人の理解を超えている。

事後的に効果の認識・測定ができるキャンペーンでないことは確かですね。



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理解に苦しみますねぇ… (まなりん)
2004-09-14 00:25:56
 僕もこのニュースを読んだ時に「はぁ!?」と

思いました。giants-55さんの仰るとおり、

大金を使ってPRをして、認知度が上がったからと

いって、どんな効果があると言うんでしょうね。



 どうしても、2千円札のことを思い出してしまいますね。

2千円札があることの便利さ、みたいなのを

アメリカのドル紙幣を例にPRしてた記憶があります。

 でも、僕ら庶民は「別に必要ないでしょ」って

最初からわかってましたからねぇ(苦笑)。
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