「映画を見るなら1000円がはっきりした「釣りバカ」の証明」とういう記事が載っていた。公開中の「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」がヒットしているのを受けて、全ての映画入場料金を、一律1,000円にしては?という声が上がっているのだとか。何でも、このシリーズは、2002年公開時から一律1,000円の入場料金を実施しており、それが功を奏してか、観客動員数を伸ばしているらしい。
以前より、日本の映画入場料金の高さを指摘する声は多かった。海外諸国に比べると、2~3倍もするという。物価や市場規模の違いもあるので、金額だけの単純比較ではいけないのかもしれないが、自分も”感覚的に”高いと思ってしまう。
そもそも、原則的に一律同金額というのも妙な気がする。これ又良く言われる話だが、製作費が数億円の作品と、数百億円を投じたいわゆる超大作が、同じ料金設定でなければならないとする事自体が、無理が有る。(勿論、大金を注ぎ込めば、良い作品が出来る訳ではないが。)
又、映画館の有り様も問題。これは、野球場等の施設にも言える事だが、”客本位”の設備とは言えない所がまだまだ多い。椅子の狭さや、座り心地の悪さ等もそうだが、飲食費の馬鹿高さは客をなめているとしか思えない。”閉じられた空間”である事を、悪用しているとも言える。そもそも、映画館であれば、「映画を見せる事が本業で、飲食等に関しては副業。」といった考えをして貰わないと、本末転倒だと思う。
確かに、慌てて見なくても良いのであれば、時間を置いて、当該作品のビデオをレンタルすれば数百円で済む。でも、映画館で鑑賞する際の”臨場感”は捨て難いのも事実。一律1,000円は無理にしても、値段設定の細分化や、「映画の日」以外に安く鑑賞出来る日をもっと増やす等を検討して貰いたいものだ。
以前より、日本の映画入場料金の高さを指摘する声は多かった。海外諸国に比べると、2~3倍もするという。物価や市場規模の違いもあるので、金額だけの単純比較ではいけないのかもしれないが、自分も”感覚的に”高いと思ってしまう。
そもそも、原則的に一律同金額というのも妙な気がする。これ又良く言われる話だが、製作費が数億円の作品と、数百億円を投じたいわゆる超大作が、同じ料金設定でなければならないとする事自体が、無理が有る。(勿論、大金を注ぎ込めば、良い作品が出来る訳ではないが。)
又、映画館の有り様も問題。これは、野球場等の施設にも言える事だが、”客本位”の設備とは言えない所がまだまだ多い。椅子の狭さや、座り心地の悪さ等もそうだが、飲食費の馬鹿高さは客をなめているとしか思えない。”閉じられた空間”である事を、悪用しているとも言える。そもそも、映画館であれば、「映画を見せる事が本業で、飲食等に関しては副業。」といった考えをして貰わないと、本末転倒だと思う。
確かに、慌てて見なくても良いのであれば、時間を置いて、当該作品のビデオをレンタルすれば数百円で済む。でも、映画館で鑑賞する際の”臨場感”は捨て難いのも事実。一律1,000円は無理にしても、値段設定の細分化や、「映画の日」以外に安く鑑賞出来る日をもっと増やす等を検討して貰いたいものだ。
どこかで読んだ話なんですが、映画館側が独自に割引やったりすると、配給会社の圧力が結構凄いらしいです。だからどこもポイントカードとか使って、網の目かいくぐるようにして割引やってたりするんですが…これだと、自分のような映画館通い詰めの人間はいいけど、年に2,3回しか映画見ない人にとっては、全然恩恵にならないんですよね。1800円+バカ高い飲食代で、一人一回数千円もの出費を強いられちゃう。
どこかの映画欠席裁判の話ではありませんが、日本の映画会社は、映画館同士の競争を認めるべきです。そうすれば、釣りバカ日誌のように配給側がいちいち価格に気を使わなくても、各映画館の設備投資と作品によって、柔軟な価格設定も可能になっていくのではないかと。オトナの事情も諸々あるでしょうけど、でも音楽のコンサートにしても、下は2000円、上は1万円超と、アーティストの格によってチケット代は大幅に変わってくるわけですしねぇ。
ということは、普通の料金が高いと思っているわけですな。
ただし、これは都会の場合だと思うのですよ。確かに関東や関西などの都会の集客力があれば、値下げは可能でしょう。しかし、地方の映画館はどうでしょう?実情を知らず創造になってしまいますが、きっと採算採れずにぼこぼこ潰れてしまうでしょう。現に、僕の街でも市街地の映画館(かつては6館もあった)が郊外のシネコン2つができて息の根を止められてしまいました(もともと死に掛かってはいたけど)。
こういうことも考慮する必要があるんじゃないですかね。街に住んでいると時たま忘れますから。
価格も高いですよね。釣りバカが1000円に価格を統一して観客も増えていて、それを継続しているということは採算が採れているわけですから、他の作品でも出来ないことはないのでは?と考えてしまいます。
自分はロンドン近郊に住んだことがあるのですが、中心部では15~1600円ぐらいした映画代も、郊外なら、比較的新しいシネコンで観ても6~700円くらいでした。地方都市なら、中心部でも安く観れます。ロンドン中心部での値段は、日本の値段とあまり変わらないように思われるかもしれませんが、イギリスの物価は日本のそれの1.5倍以上はすると思うので、その辺を考えるとむしろ安いです。訳知り顔に「イギリスの物価は高くない」という方もいますが、それは絶対ウソです。都市間の物価統計比較は、品目の選考に問題がありすぎです。どういうクラスの人たち向けの物価なのかということが言われなさ過ぎてます。(ロンドンはお金持ちにはやさしい街なんです。)通信費など日本より安いものもあるけど、地下鉄の初乗りは300円以上するし、とにかく高い国です。パンやデイリー、食肉加工品などの値段をあげつらうのはアンフェアだし(ただ日本、主食のくせして米高いが…)家賃、宿泊費だって向こうが断然上です(これも礼金敷金とか訳わかんないシステム入れると?だが…)。
ちょっとそれましたが、田舎へ行けばむしろ安くなるんですよ。ニュージーランドの田舎町のシネコンで昼間観て3~400円ぐらいだったかな~。LAでも郊外ならそんなもんでしたよ。
東欧や、アジアの「後進国」での値段もその辺(3~400円)が相場かと思いますが、そっちの方は、むしろ現地の人たちには高いです。
で、日本の値段設定は後進国型なんですね。先進国ではスナック買うような感覚で観る物なんですよ、映画って。
基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。
仕事柄、訪問する機会が多かったので、アジア圏の状況は凡そ理解しておりましたが、ヨーロッパ圏は全く判りませんでした。ですので、イギリスの話は参考になりました。イギリスの物価は概して高いというのも、勉強不足で知りませんでした。確かに、対比する品目で、捉え方は違って来ますね。
それでも、地方に行けば映画も”ローカル・プライス”がきちんと存在する訳で、日本でもそういったローカル・プライスが無くはないものの、広く一般化していない事を考えると、まともな感じがします。
又、アジア圏でも、日本の感覚で「安い!」と思うものも、現地の物価と比べたら安くはないというのもついつい忘れがちな要素ですね。自分は、良くそう思ってしまうので、留意しないと(^o^;;;。勉強になりました。
これからも宜しく御願い致します。
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ヒントで判りました(笑)。あの制度は非常に良いと思います。ずっと社会貢献されてきた方々ですので、そういった特典が在ってしかるべきかと。レディース・デイの様な逆差別的なシステムには正直疑問を覚えますが、或る一定の条件を兼ね備えたら皆が等しく享受出来る御得料金というのは在りだと思います。
御得料金の適用が無い自分ですので、最近は専ら前売り券購入(格安チケットにて。)で映画を鑑賞しています。
これからも宜しく御願い致します。