ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

絶対的なエースの存在

2013年08月25日 | スポーツ関連

創設されたのは2005年なので、今季は9年目を迎えた事になるゴールデンイーグルス。「6位→6位→4位→5位→2位→6位→5位→4位」と、過去9年間では2009年に1度Aクラス入りした以外、残り8年間は全てBクラス留まっていた。

 

今季の順位予想では、「昨年『10勝4敗』と不本意な成績に終わった田中将大投手は相当上積みをする一方、昨年活躍した若手投手達が軒並み成績を落とすだろうから、順位は最下位。」とした自分。「田中投手は相当な上積みをする。」及び「昨年活躍した若手投手達が軒並み成績を落とす。」という予想は当たったけれど、大きく外れたのは「順位は最下位。」という点だ。

 

大きく外れた原因は言うも無いだろうが、田中投手の「相当な上積み」が「超人的な上積み」な事に尽きる昨日(8月24日)の時点開幕から負け無しの18連勝を記録している投手。昨日迄の同チームの成績は「62勝45敗1引き分け」と、貯金は「17」で在る事を考えると、田中投手1人で全ての貯金を作り上げたと言って良い。逆に言えば、“計算上では”、田中投手がなければ同チームは借金「1」という事になる。「エース」という呼称が在るが、今季の同投手は「絶対的なエース」だ。

 

九分九厘、ゴールデンイーグルスはリーグ優勝を果たすだろう。5ヶ月近くも勝ち星を上げ続けている事を考えれば、田中投手が今後大崩れをする事は考え辛く彼を第1戦の先発投手据えたならば、セ・リーグ何処のチームが対戦相手になったとしても、日本シリーズでゴールデンイーグルスが勝ち抜く可能性は非常に高そう。

 

こうなって来ると、気になるのは来季の同チーム。「今季以上の上がり目は無い。ジャイアンツの監督就任は先ず不可能になってしまったが、コミッショナー政治家になるには、今季で辞めた方が得。」と、“再び”退任しそうな彼の御仁の事はどうでも良いが「絶対的エース」となった田中投手への依存度が余りに高くなってしまった事で、彼が少しでも不調になった場合、チームが大転けしてしまう可能性を懸念する。

 

流石に「オフ」という事は無いだろうが、「来季オフ」以降には、ダルビッシュ有投手と同じ理由でメジャー移籍をしそうな田中投手だけに、“次の投手”を育成する事が、ゴールデンイーグルスにとって急務となるだろう。


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