ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

動物虐待?

2006年04月30日 | 動物関連
新聞のテレビ欄には「徳光、生き別れ親子の再会に大泣き!」とか「フリーターに細木が大激怒!」等の文字が踊っている。しかし、当該番組は生放送。「何で事前に、大泣きや大激怒するって判るのだ?」と白けた気持ちになる事が多々在る。まあこの手の番組は、台本通りに進められていてもおかしくはないとも思うが・・・。

27日夜、東京拘置所から保釈されたライブドア前社長の堀江貴文被告。門を出た直後に何やら喋りながら頭を下げていたが、離れた距離で在った事と、大勢集まった取材陣&野次馬の喧騒に掻き消され、その内容を聞き取る事は全く出来なかった。

しかし生中継していた番組ではアナウンサーが、「世間を御騒がせし申し訳ございませんでした。株主、従業員、関係者の皆様、御心配を御掛けしました。大勢の方に励ましを戴き、有難うございました。」と即座に説明していたので、「これは読唇術の専門家を待機させていたんだろうな。でも、こんな直ぐに”翻訳”出来るなんて流石プロだ。」と妙な所で感心した。でも昨日の新聞によると、どうやら堀江容疑者の弁護団が用意した文案を事前にマスメディアに配っていたとの事。堀江容疑者はそれを諳んじ、マスメディアは然も臨場感たっぷりに報じていたというのが事実だとすると、これ又台本通りの演出という気がしないではない。5年以上も小泉劇場という”演出”を共に盛り上げて来たマスメディアでは、ニュースすらもバラエティーと同一に思えてしまっているのかもしれない。

話は全く変わるが、イタリアで、生きたロブスターを氷の上に陳列したレストランの経営者が、罰金688ユーロ(約9万9千円)を科されたというニュースが報じられていた。ロブスターが苦しんでいる。という事で、主にペットを対象としている法律の虐待行為に当該しているという事らしい。

この経営者は早速控訴したというが、そもそもイタリアは動物愛護に厳格な国で、ローマでは”残酷”として金魚鉢が禁じられ(狭い環境が金魚には残酷という事か?)、トリノでは犬の散歩を一日最低三回しなければ、罰金500ユーロ(約7万2千円)が飼い主に科せられるという。

何を以ってして残酷とするかは、個々の判断で異なるだろう。動物愛護を声高に叫びながら、同じ人間が毛皮を喜んで買ったり、牛肉を貪り食っている事も在るのだから、線引きは難しいとも言えなくはないのだが、それにしてもロブスターを氷の上に陳列したから虐待だというのは行き過ぎではないか?これでは、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉が制定した「生類憐れみの令」の様だ。流石に、この愚法の様に蚊や貝類を殺傷しただけでも処罰という事に迄は到らないとは思うが・・・。

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8 コメント

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新聞に書いてあるのは・・・ (HM-LINE)
2006-05-04 01:16:41
ほとんど事前に録画しているからですね。

生番組ならそこまでは書けないと思いますね(^^;。

メディアってすごく強い権力がありますね。

それは白いものを黒と言ったらみんな黒になってしまうほど信頼感があるわけで、特に週刊誌などは売り上げを伸ばすために面白おかしくがせねたを平気で載せたりしています。

まあ俺はそんなのは買おうとは思いませんがね。

ニュースも視聴率稼がないといけないので、それなりのものになっていますね。

まあさすがにガセまではないけど、一番興味のあるネタを後回しにするのだけは気に入らないですね。

ニュースに限らず、K-1なんかそうなんだけど、「この後すぐ」とか言いながら実際は2時間後の最後の辺にちょっとだけやって終わりなのでそれほど腹立たしいものはないですね。

なので、この場合録画して後でそこだけ見るという方法をとっています。

まあメディアってそんなもんですね、きっと。

金魚ばちの話は聞いたことがあります。

もしこれを罰するなら、捨てペットの罰則を入れて欲しいと思いますね・・・(^^;。

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TBコメントありがとうございました。 (破壊王子)
2006-05-02 22:38:46
出典をわすれましたが定番のジョーク。

ある酒場で日本人とドイツ人が相席になった。酒も進んで意気投合。散々飲んで別れ際、

「今度はイタリア抜きでやろうや」



これ思い出してしまいました。(談志だったかな?)







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>久保課長様 (giants-55)
2006-05-02 20:59:37
書き込み有難うございました。



兵庫県だったと思いますが、アスファルトを突き破って成長を続けていた大根がニュースでしばしば取り上げられていました。「ど根性大根」なる呼称も付けられていましたが、或る日、誰かによって真ん中からポッキリ折られてしまいました。その事に対して、インタビューに答えていたおばちゃんが、「こんな残酷な事をするなんて、絶対に許せない行為です!」と真顔で怒っていました。確かにこういった愉快犯的な行為には不快さを感じるものの、でも「残酷」って一寸違うのでは?とも思いました。だって、大根なんて普通に切ったりして食している訳ですよね。だったら、大根下ろしは身を削る事で、ふろふき大根は釜茹でする事で残酷過ぎるというのでしょうか(笑)。生在る物を愛しむ気持は大事ですが、何事も行き過ぎるとおかしなものですね。



金魚鉢が禁止された理由はそういう事でしたか。なるほど、大きな顔が迫って来たらそりゃあ怖いかもしれませんが、でも・・・(苦笑)。
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どうなのかなぁ (久保課長)
2006-05-02 16:28:37
うーん、ロブスターが既に死んでいれば問題ないのでしょうが、それもまた変な話で・・・。

金魚鉢はたしか丸い形状のものがダメじゃなかったでしたっけ。なぜなら人間が顔を近づけた際に、その姿が拡大されて金魚を怯えさせてしまうからだったような・・・。

イタリアって国は変なことで規則が厳しいようですけど、何か訴えられても知らぬ存ぜぬで結局うやむやになる「ゴネたもん勝ち」だと聞いたことがありますが・・・。
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面白いニュースでした (shoegirl)
2006-05-01 12:03:01
shoeもロブスターのニュース見ました。

甲殻類の気持ちまで推し量るなんて、

なんだかすごいことです。

活け作りや踊り食いなんていうのはもっての他でしょうね。

それにあゆの友釣りや、またはそもそも生餌での釣りなんていうのはどうなんでしょうか・・。

程ほどにしてもらわないと、

人類は皆ヴェジタリアンになるしかないってことに・・。



堀江社長保釈の際に、そんなことがあったと知りませんでした。

もともとそんな文書を手に入れていたのなら

それを手に入れた時点で報道すべきですよね。

どんなことでもニュースに“演出”は不要だと強く思います。
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追伸 (syuu)
2006-05-01 09:20:23
 すみません。送信してから、書き忘れに気がつきました。・・・といっても、大した事ではないのですが(苦笑)今度のスキン、ちょっとHっぽく感じてしまったのは私だけでしょうか?giants-55さんの所にくると、しばらくドキドキしそうです(笑)私はアホか・・・。
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海老 (syuu)
2006-05-01 09:18:45
 確か、どこかの国では「生きている海老をそのまま切ってはいけない。頭を殴ってから、切る」とか言う法律もあるそうですね。生のものはダメだとか・・・。

 私も今回、我が家の猫を食べる夢を見たネタを書いたのですが、これも見る人によっては「虐待よっ!」て騒ぐ人もいるかも知れません。ちょっと怖いです。

 テレビの件に関して言えば、確かに事前に「大泣き」だのと分かっているのは不自然ですよね。なんだかニュースでもふざけている?と思うものもありますね。メディア自体がなんだか少し「おふざけモード」のような感じがするのは、私だけでしょうか?
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プルートはペット、グーフィは友達 (まなぶ)
2006-04-30 22:05:20
こんばんわ♪

いつもありがとうございます!



犬、猫、兎・・動物って可愛くて大好きなのですが、

が、

人間くらいおかしな行動、規則わ作る生き物もいませんネ。

矢カモの騒動の時も、記念碑のような物を作り出したり。

簡単に「捕鯨禁止」と騒いでみたり・・。

知能が高いから殺すな、という意見にも矛盾を感じます。

同じ犬で、ミッキーの仲間の筈のキャラクターなのに、

グーフィは友達、プルートはペット

子供の頃には納得できなかったけれど、大人になってみると、

「鯨は賢いから殺すな、牛や豚を食べろ(馬鹿だから)」

という理屈が透けて見えるようで、不愉快でした。

日本人をみていると、目に見える事には敏感でも、目に見えない事柄には鈍感だということを感じます。

肉体的な事柄には卑屈なほどデリケートに扱い、

精神的な事柄には目を背け、見過ごしがちです。

「残酷の定義」

宗教、文化、歴史の認識もなしに、他国の事柄に口出しする姿勢も考えものですネ。

自由を奨励している訳でもありませんし、ゴミ、騒音などの隣人トラブルを見過ごせとも言いませんが、モラル、ルール、常識などという言葉もあてにならないし、簡単にくるくる変わるものですから厄介です・・。



コメントして戴いた映画のお話ですが、

以前、私は女性が大半を占める職場に勤務していたのですが、

パートのおば様方に映画の話題を振ると、

「風と共に去りぬ」「ひまわり」

が圧倒的に人気が高く、しかも観ている確率が高くかったのですが、

「ひまわり」のソフィア・ローレンの役は大好き♪

という意見が多いのに、

「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーの役は大嫌いッ!

という意見も多くて驚きました(笑)

1職場の少数意見なのですが、私が思うのに、スカーレットという女性に対する女性の反発は、羨望の裏返しのようにも感じられますネ。

日本の女性のあるイメージ、理想像ということも反映しているのかも知れませんネ。

「本当はスカーレットのように生きてみたい」

それが本音の女性も多いことでしょうネ♪
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