世界第4位の携帯会社でも在るフランスの通信最大手・フランステレコムは元々国営企業だったが、13年前に民営化された。社員の配置換えやリストラ等、徹底した合理化が推し進められて来たと言う。そのフランステレコムで自殺者が相次いでおり、この1年半の間に24人もの職員が自殺。女性社員がオフィスの窓から飛び降りたり、男性職員が会議中に割腹自殺を図る等、地獄絵図の様な状況が社会問題化しているそうだ。
週刊現代(10月17日号)に「24人が自殺したフランスの大手通信会社 原因は『メール』」という記事が。「徹底した合理化により職場環境の激変が、相次ぐ自殺の背景に在るのではないか?」という声が出ている一方で、同社の最高財務責任者(CFO)が「携帯やパソコンの普及で、常に仕事のメールが届く様になり、(職員等が)家に帰っても仕事から離れられない事が事態を悪化させている。」と発言。自殺とメールの関係に言及したこの発言には、「経営側の責任を逸らす為の言い逃れだ。」との反発も。
唯、元記事でも記してあった様に、携帯電話を通じての職場からの電話&メールで24時間拘束状態に多くの人が在る現代では、その事で精神を蝕まれてしまうケースは少なくないと思う。メディカルケア虎ノ門院長の五十嵐良雄氏も「業務内で溜めたストレスはプライベートな時間でしか解消されない。しかし携帯やメールで24時間仕事と繋がっていれば、業務的拘束感が付き纏い、ストレスは蓄積される一方です。それが原因で休職するサラリーマンも少なく在りません。」と語っている。
社会人になった当初は、携帯電話なんぞ普及していなかった。社会ではポケベルが市民権を得ていたけれど、幸いにも勤務先で持たされる事は無かったし、「会社に24時間拘束されている。」という圧迫感は皆無。不測の事態が発生した為、自宅に電話が掛って来て休日出勤する事が全く無かった訳では無いけれど、休日は「仕事とプライベートとの切り替え」が出来ていた。それが今や・・・。
週刊現代(10月17日号)に「24人が自殺したフランスの大手通信会社 原因は『メール』」という記事が。「徹底した合理化により職場環境の激変が、相次ぐ自殺の背景に在るのではないか?」という声が出ている一方で、同社の最高財務責任者(CFO)が「携帯やパソコンの普及で、常に仕事のメールが届く様になり、(職員等が)家に帰っても仕事から離れられない事が事態を悪化させている。」と発言。自殺とメールの関係に言及したこの発言には、「経営側の責任を逸らす為の言い逃れだ。」との反発も。
唯、元記事でも記してあった様に、携帯電話を通じての職場からの電話&メールで24時間拘束状態に多くの人が在る現代では、その事で精神を蝕まれてしまうケースは少なくないと思う。メディカルケア虎ノ門院長の五十嵐良雄氏も「業務内で溜めたストレスはプライベートな時間でしか解消されない。しかし携帯やメールで24時間仕事と繋がっていれば、業務的拘束感が付き纏い、ストレスは蓄積される一方です。それが原因で休職するサラリーマンも少なく在りません。」と語っている。
社会人になった当初は、携帯電話なんぞ普及していなかった。社会ではポケベルが市民権を得ていたけれど、幸いにも勤務先で持たされる事は無かったし、「会社に24時間拘束されている。」という圧迫感は皆無。不測の事態が発生した為、自宅に電話が掛って来て休日出勤する事が全く無かった訳では無いけれど、休日は「仕事とプライベートとの切り替え」が出来ていた。それが今や・・・。
サーバーやネットワークに障害が発生すればそのログ内容が夜中であろうがPHSのメールに転送されてきます。内容によってはもちろん出社します。最初は便利だなーと思っていましたがどうでもよくなりました。うちの現場も鬱になってやめる人何人かいましたね。かといってこの時世仕事やめるわけには・・・
ふと思う事が在ります。自分の父親の世代は所謂「週休1日世代」(半ドンですら無かったかも。)だった訳ですが、「今の自分達と比べると『会社への拘束度』は低かったのではないかなあ?」と。超緊急事態が発生した際、電話で休日出勤の呼び出しが在ったたもしれませんが、それでも「オンとオフの切り替え」が普通に出来ていた様に、子供の目からは感じました。便利さを追い求める余り、それと引き換えに失う物も大きいという事なのかもしれません。
仕事を終えると、基本的には携帯電話の電源をオフにしています。緊急の用件は自宅のPCにメールとして届く様にしてありますし、少なくとも仕事の面での不具合は無いのだけれど、知人からは「電話したのに繋がらなかったけど・・・。」と最初は愚痴を言われたもの。でも、それが普通になってしまうと、PCへのメールで充分済む。「直ぐに連絡を取らなければ、とんでもない事になってしまう。」という事は、意外と無い物なんですよね。
「教職員には鬱病患者が多い。国会議員には少ないし、教職員は精神的に弱過ぎるだけ。」と暴言した政治家が居ましたね。無知が故の発言なのか、それとも判っていてわざと言っているのかは定かでは無いけれど、後者の場合には仮想敵(この場合は日教組という事になるのでしょうが。)を必死で作り上げ、全てをそのせいにして自身の主張のみこそ唯一無二に正しいとする風潮が露骨に垣間見られ、個人的には辟易としてしまいます。個人的には「~をすれば、今よりも良くなるかもしれない。」というのは未だしも、「~をすれば、何事も全て上手く行く。」的な主張には信頼を置く事が出来ない。極端な主張を繰り広げる人には、概してそういった主張をする人が少なくない様に感じます。
週休2日が当たり前になる以前は、土曜半ドン、その前は週1の休みが当たり前でしたが、確かによほどのことがない限り休日に呼び出されることは無かったと思います。会社と繋がる携帯電話は犬の首輪につながれた鎖のようなものですね。オー怖。
でも、もっと昔は1日・15日の月2回のお休みだけ、さらに昔は、薮入りといって、奉公人は盆と正月以外に休みがもらえなかったわけですよね。特に所帯を持つ前の独身者は住み込みが当たり前で、それこそ24時間身の休まるときが無かったわけで。昔の人は精神的に強かったんでしょうか。周りがみんなそうだから我慢できたのかな。
自分も就業後は携帯電話を原則的にオフにしていますので、一般的な感覚で言えば“企業人として”失格なのでしょうね。
仰る通り、時代を遡って行けば「今より拘束されていなかった時代」も在れば、「今よりもっと拘束されていた時代」も在る訳で、「もっと酷いケース」の場合はその時代に於いて「それが普通なのだ。」と諦観の念で受け入れていた面も在るのかもしれません。
現場の人間が一人でも出社して、溶接の仕事をしたら、かならず有資格者が出てタンクのバルブを開けなければなりません。会社で、高圧ガス取扱の資格を持っているのは、私、工場長、部長の3人です。よほどのことならば、彼らに頼みますが、体が動く限り私がやります。
ですから、土日休日も、午前中は必ず出勤してます。
タンクに異変があれば、夜中でも守衛室から携帯に電話があります。4トンの液化酸素が漏れ出して、何かに火がつけば大惨事ですから。
また、タンクローリーのガス充填には必ず立ち会わなければなりません。
こんな私でもストレスなく元気に暮らしています。また、今の会社に入って持病の胃潰瘍も再発してません。
気晴らしの手段を多くもつことが大切なのでは、
私の場合、ブログをやり、料理し、落語を聞き、阪神を応援し、映画を観て、本を読み、SF関係の友だちと交遊してます。