ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

不思議な国・中国

2018年12月04日 | 時事ネタ関連

自分が幼かった頃、日本では公害が問題になっていた。大気汚染酷かったし、異臭漂う溝川なんて普通に見られる光景だった。健康に悪影響を与えそうな飲食物や、「此れって、紛い品じゃないか。」という物も売られていた。今からウン十年前の話だが、そういう事実が日本にも在った事は確か。

 

だから、当時の事を考えたら、今の中国の事を大上段から批判するのは気が引ける所も在るのだけれど、其れにしても目に余る事が中国には多過ぎる。「段ボール肉まん人毛醤油等の製造&販売。」、「生きた牛の鼻から60リットルの水を飲ませ、牛肉の重さを水増しし、高く売り付ける。」、「有名なキャラクターの紛い品を、次々と作り出す。」等々。「全ての中国人がしている。」とは思わないけれど、概して“中国人のメンタリティー”には我々日本人、、他の多くの国の人達からしても理解出来ない部分が多いだろう。

 

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特許出願、中国が7年連続首位=世界全体の約4割」(12月4日、時事通信

 

世界知的所有権機関(WIPO)が3日公表した報告によると、2017年に各国・地域の当局が受け付けた特許出願件数は、中国が138万1,594件と全体の約4割を占め、7年連続の首位となった。

 

世界全体の特許出願件数は、316万8,900件。2位は米国の60万6,956件で、3位は日本の31万8,479件だった。

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世界の人口は約75億1,141万人(推計)。」との事。一方、「昨年時点での中国の人口は約13億9千万人、アメリカは約3億2千5百万人、そして日本は約1億2千6百万人。」と言う。人口比で言えば、中国は世界の約18.5%を占め、其れからすると「特許出願数が、世界全体の約4割。」というのは非常に多い。

 

「アメリカの人口は、中国の人口の約4.27分の1。」という事を考えると、アメリカが中国並みの人口の場合、出願件数は「259万5,904件」という事になるし、「日本の人口は、中国の人口の約59.61分の1」という事を考えると、同様の仮定では「1,898万5,923件」という事になろう。そうなると、人口比から考えた出願件数は、アメリカは中国よりも約18.1%少ないが、日本は逆に約6倍多いという結果に。

 

兎にも角にも、「他者の諸権利平然踏み躙る中国が、自分達の権利は必死で主張する。」という現実が、今回のニュースからは垣間見られる。中国は、本当に不思議なだ。


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