「今季、セ・リーグの優勝チームはタイガースで決まりだな。」という思いが、日に日に自分の中で強まっている。ジャイアンツ・ファンなので「ジャイアンツに優勝して欲しい。」という気持ちは当然在るけれど、此れだけ投手陣が壊滅状態だと、連勝は極めて厳しいと言わざるを得ない。先発投手陣が強固で、且つ試合巧者のドラゴンズを最も警戒していたのだけれど、今季はどうにも攻撃陣に“強烈な粘り”が感じられず、「優勝」という点では厳しい気がする。先発陣に不安は在るものの、シーズン終盤に入って破壊力を増して来たタイガースの攻撃陣は侮れず、今週位からジャイアンツ及びドラゴンズを突き放しに掛るのではないだろうか。
其れにしても、ジャイアンツの「投壊」振りには目を覆いたくなる。一時良くなった時期が無い訳では無いけれど、開幕からずっと投手陣の不調が続いている様な感じすら在る。不調の投手達自身が悪いのは言う迄も無いけれど、投手陣立て直しの兆しすら見せられないままに此処迄来てしまった責任を、1軍の投手コーチが負わない訳にはいかないだろう。原辰徳監督の性格からすると、シーズン・オフに1軍投手コーチの交代を自ら求める事は無いだろうけれど、「子分可愛さの余りに交代を求めず。」というので在れば、来季も今季と同じ結果になるだろう。
閑話休題。
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「代表選、首相と小沢氏一騎打ちに 対立回避の協議決裂」(8月31日、共同通信)
民主党代表選を巡り菅首相と小沢前幹事長が31日夕、党本部で会談。全面対立の回避に向けた協議は決裂し、9月1日告示の代表選は首相と小沢氏の一騎打ちの構図となる。両氏は会談後、立候補を表明。14日の投開票に向けて党を二分する激しい選挙戦に突入する。小沢氏は会見で「正々と御互いに頑張って、如何なる場合でも力を合わせて遣る。」と出馬の決意と選挙後の挙党体制作りを強調した。
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「菅首相と小沢前幹事長が共に代表選に出馬する事で、民主党が大分裂を起こすのではないか?」という懸念から鳩山由紀夫前首相が仲介役となり*1、一昨日夜の段階では「小沢前幹事長が出馬を断念する。」との雲行きだっただけに、小沢前幹事長の出馬は意外でも在った。「国民不在の意固地合戦」という感じがしてならいし、「首相が短期間にコロコロ変わるなんて世界に対して恥ずかしいし、日本の信頼度を下げるだけ。」という思いが在るので、「もう暫く菅首相に政権を任せるべき。」と自分は考える。でも「密室でコソコソ取り決めをするよりは、此処に到ったら共に出馬して正々堂々と闘った方が良いだろう。」という思いも在る。両氏が出馬する以上、下種な中傷合戦はせず、中身の在る政策をぶつけ合って欲しい。
其れにしても今回の対立、「菅首相と小沢前幹事長との対立」と言うよりも、「菅首相の側近と小沢前幹事長の側近の対立」という感じがしてならない。「国民の為」というのでは無く、「自分達の存在意義をアピールしたいが為の煽り立て」に見えてしまうのは自分だけだろうか?両氏の対立構図を嬉々として報じている様なマスメディアにも強い違和感を覚える。1年前に「政権交代」を選択した多くの国民は、こんな内輪のゴタゴタを見たかった訳では無い。
代表選で菅首相が勝利を収めた際には、「小沢前幹事長及び小沢派の議員は全て駄目。」といった十把一絡げ的な思考では無く、適材適所に人材を配するという“懐の深さ”を見せて貰いたい。又、小沢前幹事長が勝利を収めた際には、他者を首相に据えて“院政”を敷くのでは無く、自分自身が首相になって国政を動かさなければ駄目だ。「今の様に言葉足らずな説明は許されない。」のは言う迄も無い。
そしてどういう結果になろうとも、其の結果を両者は厳粛に受け止め、真の挙党体制構築に向けて取り組むべし。代表選を終えても「相手がどうだこうだ。」とグダグダ言っている余裕は、此の国に無いからだ。
「角福戦争」を始めとして、嘗ての自民党には熾烈な権力闘争(内部抗争)が幾つも在ったけれど、一旦決着が付いたならば、挙党体制で臨める強かさが在った。「与党で在り続ける事の旨みを知り尽くしており、故に党の大分裂を避ける思考が支配していた。」と思うが、此れは良くも悪くも「大人の政党」と言えるだろう。唯、自民党も発足当初から「大人の政党」だった訳では無いだろうけれど。
代表選を終えた後、民主党が「大人の政党」になれるのか?将又、不毛な内部抗争を続けた挙句に党分裂という、「子供の政党」のままで突き進むのか?我々国民は下種な対立構図に気を向ける事無く、冷静に其の動向を注視する必要が在る。
*1 「菅首相支持。」から、一転して「小沢前幹事長支持。」に切り替えた鳩山前首相。「菅首相の政策に疑問を感じている。」という理由も在る様だが、「(自分は)小沢前幹事長に首相に迄導いて貰ったので、御恩返しをすべきだと思った。」という理由にはガッカリ。「政策面で同意出来るから。」というのなら判るが、どれだけ世話になろうとも、其れは鳩山前首相個人の問題で在り、其の事で一国のトップに推すというのは、単なる公私混同に過ぎないと思うから。
其れにしても、ジャイアンツの「投壊」振りには目を覆いたくなる。一時良くなった時期が無い訳では無いけれど、開幕からずっと投手陣の不調が続いている様な感じすら在る。不調の投手達自身が悪いのは言う迄も無いけれど、投手陣立て直しの兆しすら見せられないままに此処迄来てしまった責任を、1軍の投手コーチが負わない訳にはいかないだろう。原辰徳監督の性格からすると、シーズン・オフに1軍投手コーチの交代を自ら求める事は無いだろうけれど、「子分可愛さの余りに交代を求めず。」というので在れば、来季も今季と同じ結果になるだろう。
閑話休題。
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「代表選、首相と小沢氏一騎打ちに 対立回避の協議決裂」(8月31日、共同通信)
民主党代表選を巡り菅首相と小沢前幹事長が31日夕、党本部で会談。全面対立の回避に向けた協議は決裂し、9月1日告示の代表選は首相と小沢氏の一騎打ちの構図となる。両氏は会談後、立候補を表明。14日の投開票に向けて党を二分する激しい選挙戦に突入する。小沢氏は会見で「正々と御互いに頑張って、如何なる場合でも力を合わせて遣る。」と出馬の決意と選挙後の挙党体制作りを強調した。
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「菅首相と小沢前幹事長が共に代表選に出馬する事で、民主党が大分裂を起こすのではないか?」という懸念から鳩山由紀夫前首相が仲介役となり*1、一昨日夜の段階では「小沢前幹事長が出馬を断念する。」との雲行きだっただけに、小沢前幹事長の出馬は意外でも在った。「国民不在の意固地合戦」という感じがしてならいし、「首相が短期間にコロコロ変わるなんて世界に対して恥ずかしいし、日本の信頼度を下げるだけ。」という思いが在るので、「もう暫く菅首相に政権を任せるべき。」と自分は考える。でも「密室でコソコソ取り決めをするよりは、此処に到ったら共に出馬して正々堂々と闘った方が良いだろう。」という思いも在る。両氏が出馬する以上、下種な中傷合戦はせず、中身の在る政策をぶつけ合って欲しい。
其れにしても今回の対立、「菅首相と小沢前幹事長との対立」と言うよりも、「菅首相の側近と小沢前幹事長の側近の対立」という感じがしてならない。「国民の為」というのでは無く、「自分達の存在意義をアピールしたいが為の煽り立て」に見えてしまうのは自分だけだろうか?両氏の対立構図を嬉々として報じている様なマスメディアにも強い違和感を覚える。1年前に「政権交代」を選択した多くの国民は、こんな内輪のゴタゴタを見たかった訳では無い。
代表選で菅首相が勝利を収めた際には、「小沢前幹事長及び小沢派の議員は全て駄目。」といった十把一絡げ的な思考では無く、適材適所に人材を配するという“懐の深さ”を見せて貰いたい。又、小沢前幹事長が勝利を収めた際には、他者を首相に据えて“院政”を敷くのでは無く、自分自身が首相になって国政を動かさなければ駄目だ。「今の様に言葉足らずな説明は許されない。」のは言う迄も無い。
そしてどういう結果になろうとも、其の結果を両者は厳粛に受け止め、真の挙党体制構築に向けて取り組むべし。代表選を終えても「相手がどうだこうだ。」とグダグダ言っている余裕は、此の国に無いからだ。
「角福戦争」を始めとして、嘗ての自民党には熾烈な権力闘争(内部抗争)が幾つも在ったけれど、一旦決着が付いたならば、挙党体制で臨める強かさが在った。「与党で在り続ける事の旨みを知り尽くしており、故に党の大分裂を避ける思考が支配していた。」と思うが、此れは良くも悪くも「大人の政党」と言えるだろう。唯、自民党も発足当初から「大人の政党」だった訳では無いだろうけれど。
代表選を終えた後、民主党が「大人の政党」になれるのか?将又、不毛な内部抗争を続けた挙句に党分裂という、「子供の政党」のままで突き進むのか?我々国民は下種な対立構図に気を向ける事無く、冷静に其の動向を注視する必要が在る。
*1 「菅首相支持。」から、一転して「小沢前幹事長支持。」に切り替えた鳩山前首相。「菅首相の政策に疑問を感じている。」という理由も在る様だが、「(自分は)小沢前幹事長に首相に迄導いて貰ったので、御恩返しをすべきだと思った。」という理由にはガッカリ。「政策面で同意出来るから。」というのなら判るが、どれだけ世話になろうとも、其れは鳩山前首相個人の問題で在り、其の事で一国のトップに推すというのは、単なる公私混同に過ぎないと思うから。
ただ、不安材料が一つあります。藤川球児です。
このところ阪神の試合は、負けるか、勝つ時は大差で勝って、なかなか藤川にセーブがつきません。というか出番がありません。セーブがつかない勝っている試合で投げても、調子が狂うのか点をとられます。
優勝はするとしても、クライマックスシリーズの緊迫した状況で、藤川が普段の力が出せるのか不安です。クルーンも岩瀬も万全ではなさそうですけど。
「国民はこの難局に立ち向かって欲しいと思っている。党首選で争っている場合で無い」
と長老が調整に出てきそうですが、
残念ながら今日の民主党では、そんな「浪花節」的な発言の出来そうな人物がなさそうです。
(別にどちら支持でもありません。約4年間(そう簡単に解散しないでしょうから)下駄を
預ける結果になっているのだから、党首をコロコロ変えずにやるべきでは、と思うだけです)
とても鳩山さんは、
そんなタイプに見えませんし・・
嘗ての自民党も所謂「右派」や「左派」が混在していましたが、党が危機に直面すると「当座のいざこざ」をさて置いて、一致団結出来る強みが在りました。記事でも書いた様に、其の“接着剤”が「与党で在り続ける事での利権享受」だったとは思うのですが、真に仲介役足りえる実力者も居ましたね。鳩山前首相は「ああ見えて、結構強かな面を持っている。」とは言われているけれど、多くを纏め切れる力には欠ける。と言うか、昔に比べると今の政治家は“小粒”な人が多くなりましたね。