ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

知らず知らずの内に

2020年06月04日 | 時事ネタ関連

昨日、ジャイアンツ坂本勇人選手と大城卓三選手が、新型コロナウイルスに感染して“いた”。事が明らかとなった。「球団は3軍の全選手や首脳陣、スタッフ等、総勢約220人に希望を募った上、希望者全員の218人に付いて新型コロナウイルスの抗体検査を5月29~31日の間で実施した所、選手やスタッフ合計4人関し、新型コロナウイルスの感染後に回復した事を示す『IgG抗体』が確認された。此の結果を受けて球団は2日の夕方、2人に対してPCR検査を実施。其の結果、坂本&大城両選手の2名に付いて陽性判定が出た管轄の保健所に連絡した。」という経緯らしい。ジャイアンツにしては珍しく、的確迅速な対応だったと思う。

2選手共に、「体調に異常を感じる事は、全く無かった。」と言う。「新型コロナウイルスに感染したものの、無症状の状態で回復したのではないか。」という専門家の話も紹介されていた。「知らず知らずの内に感染し、あっと言う間に重症化する。」というのが新型コロナウイルスの怖さで在るけれど、一方で「知らず知らずの内に感染し、無症状の状態で回復していた。」というのも又、新型コロナウイルスの不気味な所だ。

新型コロナウイルスに関しては、不明な点が実に多い。一定濃度消毒用アルコールには、新型コロナウイルスの消毒効果が在る様だけれど、急に出て来た(様な)次亜塩素酸水なる物は、本当に消毒効果が在るのだろうか?単なる水の様で、消毒効果に疑問を感じるのだけれど・・・。」とずっと思っていたら、製品評価技術基盤機構(NITE)が先週、「現在の所、次亜塩素酸水に新型コロナウイルスに対する消毒性が在るとは確認出来ない。」という中間報告を発表し、「矢張りなあ。」という思いが。「次亜塩素酸水を噴霧して使用する事に付いての安全性も、科学的に根拠が示されていない。」というのだから、「大丈夫かよ・・・。」と思ってしまう。*1

色々検証していかないといけない事は多い。坂本選手達の様に「新型コロナウイルスに感染はしたものの、無症状の状態で回復した人。」は、結構存在すると言われている。こういう人達の感染力(他の人へ感染させた割合)が、個人的には凄く気になる。「無症状の人は、他に感染させる事は無い。」という結果が、意外に出たりするかも。何しろ“謎多き感染症”なので。

*1 20年位前、「此れで擦るだけで痩せられる。」という売り文句で“痩せる石鹸”が大流行し、自分も海外に行った際に幾つも買って帰ったけれど、其の時と同じ“騙された感”が在る。


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