昨夜行われた「ジャイアンツvs.スワローズ」戦は、「2対1」でジャイアンツが勝利した。此の勝利により原辰徳監督の通算勝利数は「1,067勝」となり、ジャイアンツの歴代監督の通算勝利数では1位だった川上哲治氏の「1,066勝」を抜き去り、単独1位となった。原監督、おめでとう!!!
当ブログでは過去に何度も、原采配を批判して来た。でも、「ジャイアンツの歴代監督の通算勝利数で1位。」という結果を出されたからには、彼が名将の1人で在る事を素直に認めざるを得ない。(「『ジャイアンツの人間は、紳士でなければならない。』と言い放ち、身綺麗で在る事を人には求めていたのに、自身は“子分”に女性を手配して貰っていた結果、美人局に遭って金を払っていた事が明らかになったり、高額な賭けをしていた疑惑が出たりと、言っている事としている事が違う。」事や、「“悪い意味で”安倍晋三首相と共通点が多い。」事から、「付き合いたいタイプの人間で無い。」のは変わり無いけれど。)
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川上哲治氏(1,866試合‐通算14年):1,066勝739敗61引き分け(勝率:.591)
原辰徳監督(1,927試合‐通算14年目):1,067勝798敗62引き分け(勝率:.554)
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通算14年で「リーグ優勝:11回、日本一達成:11回」の川上氏に対し、過去13年で「リーグ優勝:8回、日本一達成:3回」の原監督。「時代が違う。」とはいえ、“V9”という空前絶後の大記録を打ち立てた事からも、川上氏の凄さに目が行ってしまい勝ちだが、「『投打共に、総合力は昨季より落ちている。特に投手陣に、大きな不安在り。』と思われるのに、補強らしき補強をせず、開幕前の予想では『3位が良い所だろう。』としていた。」事を考えると、ジャイアンツが大独走状態に在る現状を作り上げた原采配は凄い。
「日本プロ野球監督の通算勝利数ランキング」では11位となった原監督。10位の星野仙一氏は「1,181勝」なので、単独10位になるには、残り「115勝」だ。後2年監督を続ければ、達成可能な数字で在る。