災い多き年だった2004年も過ぎ去り、新しい年を迎えた。毎年思う事だが、今年こそはより良き年になって欲しいものだ。
ところで、昨年はプロ野球界に於いても、多くの問題が一気に噴出した年だった。球界では今年を改革元年と位置付け、低迷する野球人気の盛り上げを図るという。各チームでも、独自に新しい試みをしようという動きも出ている。それはそれで良い事だと思う。積極的に新機軸を打ち出して欲しいものだ。
唯、新たな試みが目先を逸らすだけの小手先のものであってはならない。放置され続けて来た球界の”負の遺産”に、きちんとけりを付けた上での抜本的な改革を望む。
負の遺産は多く在る。「プロ&アマの壁」や「ドラフト制度の問題点」、「悪化する一方の球団経営」、そして「球界から永久追放処分が下された人間の名誉回復問題」等もそうだ。
黒い霧事件で、野球賭博に関与したとして永久追放処分が下された池永正明氏。この事件や彼に関して書かれた文献を幾つか読んだ事が有るが、彼がクロであると断定するに足る証拠は無い。でも、当時は「疑わしきは罰する。」という判断が主流だった様で、彼は球界から永久追放され今に到っている。
今から23年前、判定を不服として、試合中に審判達に激しい暴行を加えた2人のコーチが居た。球場内のみならず、TV中継を通して、多くのファンが見つめる中で行なわれたリンチの様な暴行。公衆の面前で行なわれたこの事件はかなり衝撃的だった。当該コーチに永久追放処分が下されるのは必至と考えたファンも少なくなかったと思う。しかし、彼等には無期限の出場停止処分と罰金10万円の処分が下されたものの、翌年には改悛の情著しいという事で、球界復帰が認められた。
クロと断定するに足る証拠がない人間が永久追放され、公衆の面前でリンチの様な暴行を行なった者が永久追放を免れたという事だ。これは非常に公平性を欠く処置だったと思えてならない。
永久追放された人間への名誉回復がなされる方向で、事態は動きつつある様だが、一日も早くこの負の遺産は取り除いて欲しいと切に希望する。
ところで、昨年はプロ野球界に於いても、多くの問題が一気に噴出した年だった。球界では今年を改革元年と位置付け、低迷する野球人気の盛り上げを図るという。各チームでも、独自に新しい試みをしようという動きも出ている。それはそれで良い事だと思う。積極的に新機軸を打ち出して欲しいものだ。
唯、新たな試みが目先を逸らすだけの小手先のものであってはならない。放置され続けて来た球界の”負の遺産”に、きちんとけりを付けた上での抜本的な改革を望む。
負の遺産は多く在る。「プロ&アマの壁」や「ドラフト制度の問題点」、「悪化する一方の球団経営」、そして「球界から永久追放処分が下された人間の名誉回復問題」等もそうだ。
黒い霧事件で、野球賭博に関与したとして永久追放処分が下された池永正明氏。この事件や彼に関して書かれた文献を幾つか読んだ事が有るが、彼がクロであると断定するに足る証拠は無い。でも、当時は「疑わしきは罰する。」という判断が主流だった様で、彼は球界から永久追放され今に到っている。
今から23年前、判定を不服として、試合中に審判達に激しい暴行を加えた2人のコーチが居た。球場内のみならず、TV中継を通して、多くのファンが見つめる中で行なわれたリンチの様な暴行。公衆の面前で行なわれたこの事件はかなり衝撃的だった。当該コーチに永久追放処分が下されるのは必至と考えたファンも少なくなかったと思う。しかし、彼等には無期限の出場停止処分と罰金10万円の処分が下されたものの、翌年には改悛の情著しいという事で、球界復帰が認められた。
クロと断定するに足る証拠がない人間が永久追放され、公衆の面前でリンチの様な暴行を行なった者が永久追放を免れたという事だ。これは非常に公平性を欠く処置だったと思えてならない。
永久追放された人間への名誉回復がなされる方向で、事態は動きつつある様だが、一日も早くこの負の遺産は取り除いて欲しいと切に希望する。
さてポストナベツネになり、いろいろ動く巨人の新執行体制ですが、一番のヒットは池永氏問題への提言でしょう。
いままで何度も厚い壁に阻まれていたようですね。
どうも彼が復権すると具合の悪い御仁があるからとか聞いていましたが、事件からもう充分すぎる年月が経っています。そんな不利益ももう無いでしょうし、今更切り出せなかったという性質の問題かもしれません。
彼も追放に腐ることなくまっとうに暮らしておられるようにお聞きしましたし、子供さんの話を聞いたときには「彼が復権することで不利益を生じる人間に聞かせてやりたい」とさえ思いました。
巨人が動けば何とかなるのが現在の球界です。その強大な力を「復帰検討」という良い報告に使ってもらうことは、非常に喜ばしいことです。
ただ充分な聞き取り調査をしてもらわねばなりません。勿論そんなことは現在の池永氏には何の問題でもありませんが。
今年もよろしくお願いします。
ハムぞーさんも書かれてますが、現状では巨人のオーナーが動く方向には同意が得られやすい形ですので、巨人のオーナーが動いたのは良かったです。
最近いい動きをしているので、この形で行って欲しいんですけどね。滝鼻さん
明けましておめでとうございます。
さ、この2005年はどんな年になるんでしょうか。
今後とも、giants-55さんのBLOGは見逃せません。
そうなんですか、そんな事が過去にあったんですね。
いろいろ考える機会を与えていただきました。
寒いですので、風邪などに気を付けて
今年も冴えたコラムよろしくお願いします。
よいお正月を!(23/100)
今年もよろしくお願いします!!
黒い霧事件、当時を知るわけでは無いのであまり“知ったか”でコメントは出来ないのですが、滝鼻さんが復権に向けて働きかけたのは、いい事だと思ってよいのでしょうか。
色んな書物を読んだりするのですが、イマイチ事件の背景が分からないんですよね。
この件に関しては、今後の動向に注目していきたいと思います。
今年もよろしくお願いします!!
giants-55さんのブログはいつも楽しく
拝見させていただいています。
今年も熱のこもった記事を期待していま
す!!