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じゃマール:1995年11月から2000年6月迄、リクルートフロムエー(現:リクルートジョブズ)が日本で発行していた“個人による告知”を集めた月刊雑誌。
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インターネット・オークション・サーヴィスやマッチング・アプリ等、インターネットを介在させたサーヴィスが“百花繚乱状態”の昨今だが、インターネットが普及し始めた頃(インターネットが日本で広く一般に普及し始めた年として、1995年は「日本のインターネット元年」とされている。)、「じゃマール」という情報誌が出版されていた。「個人間商取引情報や、不特定人物との出会い(友達、サークル仲間、交際相手等)情報等、“個人情報”で構成されており、“日本初の個人情報マガジン”と言われていた。」っけ。
「自身の名前や住所、電話番号、顔写真等、個人が晒している個人情報は、今じゃあ考えられないレヴェル。」許りで、結局「個人情報を悪用した犯罪が多発した。」事に加え、其の役割がインターネットに取って代わられたという面も大きい様だ。
此方に記されている様に、「こんな募集を、“公の場”で良くするなあ。」と当時、苦笑し乍ら読んでいたっけ。例えば「ボードの欲しい、可愛い女の子」、「虎柄の水着が似合う女の子募集!!」、「大金持ちの人待ってます」、「人生のパートナーに成って下さい!」、「芸能界に通な人!!私に貴方の力を!!」、「イタリア人の方御友達になって!!」といった具合にだ。くどい様だが、自身の個人情報を目一杯載せた上で。
自分はじゃマールを読んではいたが、投稿した事は無い。でも、学生時代の友人が「彼女募集」を載せた事が在る。2人から連絡が在った様だが、結局は何の進展も無かったとか。