何ヶ月か前から、近所に”謎の”豆腐売り集団が出没している。中年と呼ばれる世代の自分にとって、何とも懐かしいラッパを吹きながら、白Tシャツに前掛け姿の兄ちゃんが、幟立てたリヤカーを引いて売りに廻っている。それも、一箇所だけではなく何箇所で同じ様な連中を見掛けるのだ。
どんな味なのか非常に興味が有るのだが、同じ様に巡回販売をしている”さお竹売り”業者の一つが、怪しげな宗教団体だったという事も有ったので、警戒心も抱いていた。
ところが、「週刊新潮(9月30日号)」によると、実態は”普通の”豆腐屋なんだとか。幟に「ゆば・豆腐 築地 野口屋」と書かれていたのだが、野口屋というのは屋号で、「ターベルモーノ」という会社が母体なのだとか。
元々、”デパ地下”等で「門前豆腐」という商標で商売をしていたらしいのだが、そのやり方に限界を感じた社長が、商売の原点に立ち返るという事で、この”引き売り”を始めたのだとか。温故知新とも言うべき発想だが、郷愁を感じる人も少なくないのではないだろうか。
そう言えば、中国が木炭輸出を停止するという事で、木炭を使用している焼き鳥屋や鰻屋が大打撃を受けるというニュースが先日有った。木炭の代替品として、オガクズを圧縮して焼いたオガ炭の使用が増えるのではという事だったが、自分の幼少時には、風呂を焚く為にこのオガ炭を使っていた。当時は名古屋に住んでいたのだが、「オガライト」という名称だった。これ又、郷愁を感じさせる懐かしいモノが復活という感じである。
どんな味なのか非常に興味が有るのだが、同じ様に巡回販売をしている”さお竹売り”業者の一つが、怪しげな宗教団体だったという事も有ったので、警戒心も抱いていた。
ところが、「週刊新潮(9月30日号)」によると、実態は”普通の”豆腐屋なんだとか。幟に「ゆば・豆腐 築地 野口屋」と書かれていたのだが、野口屋というのは屋号で、「ターベルモーノ」という会社が母体なのだとか。
元々、”デパ地下”等で「門前豆腐」という商標で商売をしていたらしいのだが、そのやり方に限界を感じた社長が、商売の原点に立ち返るという事で、この”引き売り”を始めたのだとか。温故知新とも言うべき発想だが、郷愁を感じる人も少なくないのではないだろうか。
そう言えば、中国が木炭輸出を停止するという事で、木炭を使用している焼き鳥屋や鰻屋が大打撃を受けるというニュースが先日有った。木炭の代替品として、オガクズを圧縮して焼いたオガ炭の使用が増えるのではという事だったが、自分の幼少時には、風呂を焚く為にこのオガ炭を使っていた。当時は名古屋に住んでいたのだが、「オガライト」という名称だった。これ又、郷愁を感じさせる懐かしいモノが復活という感じである。
この記事を読んだときに思ったのは
街から昔ながらの美味しい豆腐を売っているお店が消えていくことを嘆いていた村上春樹のことでした。
ビールと豆腐と引っ越しとヤクルト・スワローズが大好きな春樹はきっと、こういうものの復活を喜んでくれるに違いありません。
僕もコクのある味の濃厚な豆腐にめがないので、そういう豆腐が簡単に買えるなら是非ともそういうノスタルジックな豆腐屋さん希望です。
追伸 自分のblogへのブックマークさせていただいていいでしょうか??
自分のblog「での」ブックマークです・・・
失礼いたしました。
最近よくコメントを頂いていたので、自分のページからたどりやすいようにさせていただきたいなと思いました。
コメントありがとうございました。
村上春樹は豆腐大好きでエッセイにも書いています。村上朝日堂」の中で「豆腐」について(1)~(4)までです。
引用してみると、
「・・・最近はおいしい豆腐がめっきりと減ってしまった。自動車輸出もいいけど、おいしい豆腐を減らすような国家構造は本質的に歪んでいると僕は思う」
「・・だから豆腐屋というのは必ず近所になくてはならないのである。遠くだといちいちこまめに買いに行くことができないからね。
ところがある日僕がいつものように散歩のついでに豆腐屋に寄ってみると、シャッターが下りていて、「貸店舗」という紙が貼ってあった。
いつもにこにこと愛想のよかった豆腐屋一家は突然店を閉めて、どこかに去ってしまったのである。これからの僕の豆腐生活はいったいどうなるのだろうか?」
ってな具合です。
実は私の家の近くにも、この豆腐屋が出現しておりまして、おなじく宗教との噂がたっていました(爆)
いや風流だなぁとおもってたら、いきなりあまりよろしくない噂が立って、危険な目で見ておりましたが、giants-55さんのブログのおかげで安心して、味見ができます。(味見かい・・・^^;)
トラックバックが初めてだったので、
仕組みがよくわかっておらず、こちらに二重に入れてしまったようです。1つ削除願えますでしょうか?
お手数おかけして申し訳ありません。
野口屋の豆腐はまだ買えておりません・・・
駅前にいる売り子さん(イケメン?)は、ラッパを吹くのが上手いのですが、家の近くに来る人は、へなちょこラッパです。