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「ネット・コメントで口論の男性に暴行 男逮捕」(7月23日、日テレNEWS24)
ネット・ニュースのコメント欄でトラブルになった相手を路上に呼び出し、暴行を加えて怪我をさせた等として、41歳の男が逮捕された。
警視庁によると、無職のA容疑者は今年5月、東京・品川区の路上で45歳の男性に殴る蹴るの暴行を加え、全治2週間の怪我をさせた上、男性の帽子を盗んだ疑いが持たれている。
A容疑者と男性は、格闘技の試合に関するネット・ニュースのコメント欄で、何方の選手が強いかを巡って、口論になっていた。
調べに対しA容疑者は「其の事に付いては、話したく在りません。」と容疑を否認していると言う。
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最初に断っておくが、実際の記事では実名が記されていたけれど、自分の判断で匿名とさせて貰った。
「一度も会った事の無い人間同士が、ネット記事のコメント欄で口論となった挙句、実際に会って暴行事件を起こす。」、インターネットが普及した時代だからこそ起こった事件とも言える。
其れにしても、「共に40代の良い大人が、格闘家の強さを巡ってネット上で口論となり、実際に会って暴行事件を起こす。」というのは、何とも情け無い話。暴行を加えたA容疑者は言語道断だが、どうでも良い様な事でネット上にて口論をした被害者の側も、正直どうかと思う。子供じゃ無いんだから。
良く覗かせて貰っているブロガーさん(其の方に迷惑が掛かる事は避けたいし、自分も書き込み者と関わりたく無いので、具体的な事は記さない。)の所で、先日、非常に不快な書き込みを目にした。「意味不明な罵詈雑言を一方的に、其れも何度か書き込む。」という感じで、“文章の癖”(誤字&脱字が非常に多い事や、脈絡の無い長文で在る事等。)から、恐らくは「彼方此方のブログに出没しては同様の事を行い、『もう来ません!』と捨て台詞を書き込むも、“名前”を変えて別人を装い、何度も“荒らし行為”を行う同一人物。」と思われる。
件のブロガーさんは人間的に出来た方なので、サラッと躱すという“大人の対応”をされていた。だから、大事には到らなかった。今回の事件の様に“同じ土俵”に立って口論してしまうというのは、本当に愚かしい事だと思う。
当ブログの冒頭に、「書き込みされる前に、御一読下さい」という記事を据えている。「記事と全く無関係な書き込みはしない事。」、「罵詈雑言だけ等、内容の全く無い書き込みはしない事。」、「此処は自身の意見や主張を他者に強いたり、白黒を付ける事を競う場では無い事。」、「白黒を付けたいが為、相手が書き込んでもいない事を、然も書き込んだかの様に記して、印象操作を図る事はしない事。」等、書き込みをする上での注意事項を記している。こんな“当たり前”の事を書かなければならなかったのは、過去に守らない方が居り、自分も覗いて下さっている方々も、非常に不快な思いをさせられたからだ。
数学の問題等は別にして、世の中には白黒を明確に付けられる事なんか、そう多くは無いだろう。なのに、意地になって白黒を付け様と、自身の意見や主張を他者に強いる人が、最近増えて来ている様に感じる。だから、今回の様な事件、又起こる事だろう。